こんにちは。渡邉利咲です。
曼殊沙華が咲いているのをあちこちで見かけますね。
日本一の曼殊沙華が咲き誇る巾着田曼珠沙華公園には500万本もの曼殊沙華の深紅の絨毯が広がっており、それは見事。
今年はコロナのこともあり、曼殊沙華は開花前に刈り込まれているということ。
残念ながら、曼殊沙華まつりは中止になったのですね。
そこでふと思いました。
通常、植物は葉を伸ばしてから花を咲かせます。
葉を広げて光合成をおこない、花を咲かせる養分をつくります。
でも、曼殊沙華は花が咲き、枯れたあとに葉っぱが出てくる。
プロセスが逆。
曼殊沙華が葉っぱを広げて光合成を行うのは、養分をいっぱいつくって球根に蓄えるため。
来年の花を咲かせるための栄養分を今年のうちに蓄えているのですね。
じゃあ、開花前に曼殊沙華を刈り取ったら、昨年の球根の養分は使われないのに、さらに今年分の養分も蓄えられるから、来年は見事な曼殊沙華畑が見れるのかしら。
そんなことを考えていたのですが、植物というのはそんなに単純じゃないような気もします。
でも、来年の開花が興味深いな、なんて思いました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。