こんにちは。渡邉利咲です。
先日、お店で偶然、ヤシの実を見かけたので、家族に買って帰りました。
小さい頃、ヤシの実にストローをさしてジュースを飲んでいたのを懐かしく思います。
最初は、青臭い甘さが好きではなかったのですが、慣れてくると青臭さもまた美味しいと思えるようになりました。
ヤシの実といえば、思い出すのが「奇跡のヤシ」。
靖国神社の遊就館に展示されているヤシの実ですが、島根県出身の山之内辰四郎氏はフィリピンのマニラにいましたが戦況が悪化して退避するにあたって、先に帰還した友人の飯塚氏の名前をヤシの実に記して海に流しました。
そのヤシの実が31年間海を漂流し、同郷の友人の飯塚氏に届いたそうで、その後、山之内氏の妻に届けられました。
ヤシの実に墨で友人の名を書き、30年以上も漂流すれば荒波にもまれ、岩に打ちつけられて墨で書いた文字は完全に消えそうですし、何よりもマニラ湾に流したヤシの実が日本の友人の手元に届くのは奇跡だと思います。
ヤシの木の花言葉は「家族愛」
ヤシの実に込められた愛が、友人に、家族に届けられたのかもしれませんね。
さて、液状胚乳はジュースとして飲めますし、固形胚乳は料理などにつかえます。
ココナッツファイバーと呼ばれる天然繊維はロープやマットなどに加工され、葉は編んでかごなどを作ることができます。
とても役立つ木なんですね。
幼い頃、ココナッツが好きだった私は、ヤシの木に似た植物を見ては実はないかチェックしていました。
その一つがソテツ。
当時、小学校にソテツがあったのですが、それが育ちきれてないヤシの木に見えて、ヤシの実がついていないかいつも見ていました。
でも、大人になって知ったのですが、ソテツの実って猛毒なんですよね。
チャモロ族の方々はソテツの毒性について熟知しているらしく、手際よく毒を抜いてソテツの実を食べるそう。
チャモロ族の方々にお会いしたとき、人々はとても陽気な感じで健康的な小麦色の肌に、男性は力強く、女性は豊満な印象があり(太っているという意味ではないですよ。)、とても魅力的な部族でした。
人って自分にないものに魅力を感じることがある。
オープンで野性的な感じが素敵だなと魅力を感じました^^
そんなことも思い出しながら、幼い頃にソテツの実を探しても見つからなかったのは幸いだったと思います(笑)
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。