こんにちは。渡邉です。
もう随分昔の話ですが、
ある模擬裁判で
私は裁判官の役をしたことがありました。
事件は安楽死。
内縁の妻が癌で、
夫は妻やご自分の家族からの援助は一切なく、
献身的に妻の介護をしていました。
経済的問題、妻の介護、仕事など
大変な状況の中、
夫は妻を心から愛し、
孤独な介護を続けていました。
妻の癌はどんどん悪化し、
夫に「私を殺してください」と
お願いするようになりました。
夫は最初は妻をはげましていましたが、
あまりに泣いてすがるので、
何度も首を絞めようとし、
「できない」と2人で何度も涙したといいます。
ついに夫は妻のために決意し、
力をこめて首を絞めました。
そのとき妻の最後の言葉は
「ありがとう」でした。
模擬裁判は実際の判決記録に従って
あらかじめ用意された原稿を
読んでいきます。
そして、裁判官、検察官、弁護士、被告人役などがいて
訴状や答弁書などを勘案し、
判決文を作成します。
裁判がすすむにつれて、
役を演じていた人や
その場にいた人たちが
涙で鼻をすする音が聞こえていました。
みんなが被告人に同情しているのがわかりました。
裁判では、被告人の罪の重さと、
社会が納得するような判決の
両方が考慮されていると思います。
当時の私が思ったことは、
私たち一人一人の意識が拡がり、
新聞やニュースに書いてある文章を
鵜呑みにするのではなく、
実際に「ここに至るまでに何が起きたのか?」
ということを考えたとき
それは私たちの日常生活で
反省する点もあるかもしれません。
他者を批判するのではなく
自分自身が善く生きようと努めるとき
裁判などで人を裁くことは
あまり必要がなくなるのではないかと
思いました。
スピリチュアルは、
狭い分野のことを指すように言われておりますが、
裁判だってスピリチュアルであり、
スピリチュアルとは
善く生きるための道であり、
その根底にあるのは
愛なのだと思います。
裁判は全体の調和を考え、
現実世界との折り合いをつけながら、
どのようにしたらバランスが保たれるかを
常に考えていきます。
争わなくていいことでしたら、
争わない道を探る。
これは日常生活でも同じ。
一人一人が自己の中にある
愛を拡大していくのなら、
次のステップの
より高次の愛へと進むように
なるのだと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。
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◆ 引用元:裁判とスピリチュアル

