こんにちは。渡邉利咲です。
愛する人を失ったとき、
人の心は深い海の底へと沈んでいくことがあります。
昨日まで当たり前に笑っていた人が、
ある日突然、事故や予期せぬ出来事でこの世を去ってしまったなら、
その痛みは言葉にならないほど強く、鋭いものになるでしょう。
そんなとき、周囲の人は心配して、
少しでも力になれたらと
フラワーエッセンスやヒーリングを勧めてくれることがあります。
友人たちが声をかけ、お茶に誘い、
話を聞こうとしてくれることもあるでしょう。
それらが慰めとなり、
支えになる場合も、
もちろんあります。
けれど私は、
静かに、そっとしておく時間もまた、とても大切なのではないかと思うのです。
一人で深く悲しみ、涙を流し、
胸の奥に溜まった思いをそのまま感じ切ること。
そうして少しずつ、
心は自分の速度で整理されていきます。
フラワーエッセンスやヒーリングは、
確かに心の負担を軽くしてくれる助けになります。
それでも時には、
癒されることよりも、
その重さと静かに寄り添っていたいと感じる瞬間があるのです。
「もっと何かできたのではないか」と自分を責めたり、
「もしかしたら帰ってくるかもしれない」と、
死を現実として受け取れなかったり。
やがて「まだそばにいる気がする」という感覚を経て、
生と死の境界があいまいになり、
そこからゆっくりと、現実の死を受け入れていく――。
この過程には、どうしても時間がかかります。
周囲にできることは、
答えを急がせず、
忍耐強く待つことだけなのかもしれません。
その一連の癒しの道のりは、
本人にとって必要なものであり、
苦しさの中にあっても、
大切な学びの時間でもあります。
どんな理由があっても、
他人の学びを奪ってはいけない。
私はそう感じています。
だからこそ、ただ見守り、寄り添いながら、
時が満ちたときに、
「こんな癒しの方法もあるよ」と、
そっと差し出す――
それくらいの距離感が、
本当の優しさなのかもしれません。
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