早くも立秋が過ぎて幾分猛暑も和らいだ感じの週末、先月の体育会バドミントン部創立70周年祝賀式典に続いてて三週間ぶりの母校訪問だ。
五日市街道から繋がる懐かしい欅並木の奥に本館。
既に大学は夏季休暇に入った為かキャンパス内に人は少ない。
講演会の会場となっている大講堂は本館の2階。
学園には卒業以来よく来ているのだが、大講堂に入ったのは卒業式以来かな?
1969年入学の頃の本館欅並木の幹が随分細く感じられる。
因みに、大学時代のアルバムにあった当時の航空写真
同じアングルからの航空写真は無いが、Googleで探した現在の敷地全体の写真を比べて見ると、半世紀で本館、トラスコン、中高以外は殆ど建て替えられている。
(Google Map)
今日の講義の運営主体である大学附設の「Society 5.0研究所」は、学園の経営母体である三菱の創業150年の記念事業委員会からの支援により2020年4月に開設されたもので、技術革新によって急激な変化の時代を経て新しい社会を「Society 5.0」と位置付け技術革新の推進と制御の両方から将来の人々の幸福の実現を目指し、産官学のリーダと共に文明史の新たなステージを切り拓くためにそのニーズ発掘とプロジェクトの推進、そしてその成果を社会へ還元することによってSociety 5.0を生き抜き、それを支える老壮青の人材を育成するために教材開発、講座運営、教員研修などを行う「人材育成活動」を3つの柱として活動している。
そして今日は、その第17回講演会で、講堂(2階部分)がほぼ埋まるほどの200名以上の主にシニア世代の参加だった。
講師の竹内昌義先生は1995年東京工業大学工学部(建築科)、1989年同大学院を卒業し、日本と海外における脱炭素社会(再生可能エネルギー)の目標達成状況の比較を行いながら、今や地球は温暖化を超えて沸騰していると訴え、分かりやすいユーモアも交えながら、身近な主に建物の断熱についてのそれこそ熱い講義で質疑も沸騰した有意義な1時間半のT大統領にも聴かせたいような講義だった。
◾️再生可能エネルギー率
・日本(20%)→100%(2050年)
・デンマーク・コペンハーゲン市(70%)→100%(2030年)
※ごみ焼却場熱エネルギーの市内配管
※風力発電
※建物解体の再生材活用=高価でも環境優先
◾️日本は建物の断熱後進国
◾️東京の都市熱は世界一(空調室外機)
◾️家庭の消費電力(暖房、給湯、家電)は低下している
◾️家庭断熱(窓リノベ、隙間テープ、断熱ブラインド)
◾️外壁断熱(コストと耐久性の問題)
「これからは断熱の世代へ」
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帰りは、駅近くのお馴染みのBaird Beer(BB)へ。
この店に最初に来たのは4年前の11月
今日も「のんべえハシゴ券」(2代目)を使って定番のRising Sun Pale Aleを。
改めてショップリストをもらう。
BBは店ごとにテーマ(料理)が違うのが特徴。
関西でも箕面ビールBeer Belly天満の近くにあるBBベースステーション関西店があったがまだ未開拓。
箕面ビールはまだ東京には出店していないので、天満まで行けば、BBと箕面との夢のハシゴが楽しめるな。
お土産にいただいた2種類の団扇の裏には関西(天満)を含むBBの全9店舗。
おっと、三島駅のビールステーション三島も未開拓。
次回、沼津、修善寺に行った時は立ち寄ってみよう。
飲み終えて電車に乗る前に、夕暮れの店の前で一枚。
駅に向かう途中の夕陽はだいぶ傾いてきた。
渋谷駅での乗り換え途中にご無沙汰している馴染みにご挨拶。
たまプラーザ駅で見た今月の満月はチョウザメ満月だとか。
次回の学習は、これを予定している。
元会社と非常に関係の深い渋沢栄一が母校とも繋がっていたとは勉強不足だった。



















