目白台散策 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

早稲田大学のキャンパス近くでの所用のついでにひさしぶりに目白台まで散策してみた。

 

 

キャンパス内のカフェで朝の☕️のついでに一枚。

 

 

去年もここでコーヒー

 

 

スケッチは、6年前だったかな?

 

 

用事も終わったので、以前から見てみたかったこの近くの目白台にある丹下健三設計の有名な教会「東京カテドラル聖マリア聖堂」(1964年竣工)を訪問してみた。

 

走る人

 

 

神田川に架かる一休橋では、川なりに水面に映った首都高5号池袋線の出口高架の曲線が何気に良かった。

 

一休橋の石碑の前でハトが一休み中。

 

江戸川橋公園は武蔵野台地のハケ(崖線)にあるので、標高差20mの上りはジジイには結構キツイ。

 

走る人

 

道幅の狭い住宅街の旧目白坂は広い目白坂(目白通り)に合流すると、椿山荘の向かいに目的の教会が見えてきた。

 

 

内部の写真撮影は不可だったので絵葉書の写真で。

 

上空からの写真では建物が十字架になっているのがよく分かる。

 

この建物の3ヶ月前(1964年9月)に竣工した国立代々木屋内総合競技場第一体育館と同じで、意匠は丹下健三、構造は坪井善勝の設計だった。なるほど。十字架部分は明かり取りにもなっているところも同じだ。

 

そして、次の目的地は向かいにある椿山荘。

 

バンケット棟は1983年、ホテル棟は1992年開業

 

ホテル敷地内の2万坪の高低差のある回遊式庭園は素晴らしい。

丁度1時間に2回、池の上を覆う雲海「東京雲海」が、スケールの大きいライブ墨画の世界を作り出していた。

 

 

西端の丘にある三重塔(広島県竹林寺から移設)は国の登録有形文化財。

 

ここから眺める宴会棟とホテル棟に渡された鯉のぼりも圧巻。

 

林に点在してひっそりと佇む和風料亭を眺めながら(見るだけ)さらに下れば、東京大空襲の大火も生き抜いた樹齢500年の御神木があった。

 

 

 

夏は、蛍の名所でもあるようだ。

 

メトロ有楽町線江戸川橋から永田町駅までは乗り換え無しで、座学のためお馴染みの国会図書館へ。

 

地下鉄

 

国会通りにはマレーシアとタイの国境が掛かっていた。

 

 

今日の学習は、満州国の建築。

元会社の大先輩OBが、ご自身の当時の経験や記録写真に加え、最近の旅行での写真と会社保存資料をもとに出版されたということを、先日会社OB会のHPで知ったので国会図書館で検索したら、国会図書館に蔵本されていた。豊富な資料収集と追憶、紀行文の構成は読み応えがあった。

 

日本の占領時代の建物がそのまま新生中国の体制下でもしっかり保存されていることを知って嬉しく思った。確かに、上海などでも戦前の建物はよく保存されているのは驚いたし、4000年以上も歴史の渦の中で揉まれた中国の強かさと寛大さには頭が下がった。

 

最後の学習は、メトロ有楽町線で銀座に出て、高校後輩の新進気鋭の洋画家の個展鑑賞。

 

前回は2年前だった。

🖼️

 

そして、インバウンドで埋まった中央通りの広い歩道を銀座一丁目から新橋駅まで歩く。

 

走る人

 

新橋駅手前の裏通りで見つけたビルの谷間で頑張っているレトロ感満載の鰻屋さんにアッパレ!の声なし声援だけ。

 

そして、〆は二週間ぶりのガード下で。

 

 

 

 

今日は朝から盛りだくさんの一日だったので、歩数は軽く2万歩を超えた。

 

NO WALK, NO LIFE!!走る人

NO BEER, NO LIFE!!生ビール