一気に陽気がよくなって、予想日よりも前に桜の開花宣言も出た水曜日、一週間ぶりに新宿御苑まで出掛けた。
前回は寒桜だけだったが、いよいよ昨年同様の「桜を観るかい?」となった。
おそらく12年前の東日本大震災で傾いていた門柱の修復だろうな、と思って覗いてみた。
傾いていた時の門柱の写真
(2022年7月撮影)
3月21日(春分の日)から4月9日までの三週間は事前予約
でも、年間パスポートは予約不要なので、混む前の申請となった次第。一般入場の列の横の専用窓口で手続きして即発行されたパスで入場。
今日は、順路を少し変えて公園の西端北エリアでも最もマイナーなエリアから反時計まわりで歩いてみた。
東方向に見える日本一の超高層ビル「森ビル麻布台ヒルズ」は外装工事も終わってタワークレーンはすでに解体されで後な最終完成を待つばかり。名物のソメイヨシノはまだ蕾だが樹全体はピンクかかっているのがよくわかる。
桜の周りに人だかりに釣られて近づいてみた。
桜も少なくこの時期には別世界の「母と子の森」の向こうには、ダイナミックなドコモタワーと目下建設中のビル。
見慣れたロゴと足場のネットだ。
丁度、鉄骨の建て方中で、高くて極端に狭い鉄骨の梁の上を軽い足取りで鳶さんたちが動いている。
草と笹が茂った南向きの斜面に腰を下ろして、背景にライヴ中継の工事現場を入れて、スケッチ。
通りかかった外人のお母さんに連れられた3歳くらいの可愛い娘さんから微笑みかけられたので、ペンもスムーズに(^^)
日本庭園に向かう日当たりのいい道にソメイヨシノ発見。
まだ本来の桜景色には早いが、日本庭園「上の池」から代々木方向のアングルで観れる和と洋のコントラストが好きだ。
少し進むと、ここにもソメイヨシノが。
中央広場のソメイヨシノはまだまだなのにここだけ咲いていたということは、染井ヨシノさんは人見知りなのかな?
3時から開店なので、御苑に来る前に予約しておいた、先週に続いて二度目の伊勢丹デパ地下のISETAN CRAFT BEER BARへ。
SHIMBASHI CLASSIC LAGER
(Alc.5% IBU35)
今日のマイスターは、中野にある「麦酒大学」の林さん。
ビールのつぎ方についてまるで大学の先生のような素晴らしい講義に納得しながらゴックン。
酔い覚ましに、昨年出来たばかりの御苑正門前にあるその名も「PARKER」
支払いは、Cashlessなので、PayPayで。
新宿御苑の年間パスポート提示で20円引き、とは。
パーカーさん、やるね!
せっかくだから、伊勢丹のバーのマイスターから勧められた、ビールつぎのプロの店「ビアライゼ'98」へ向かう。
地下鉄丸の内線で赤坂見附駅、銀座線虎ノ門駅から新橋仲通りを新橋駅方向へ進む。
あれっ!
あの廃屋が無くなっている。
新橋駅の手前で目的地「ビアライゼ’98」に到着。
堂々とマスクも取れたので、勤め帰りのサラリーマンや同期会帰りの同世代で溢れている思いの外広い、ビヤホール仕様の店内の6名ほどだけのカウンターに。
創業は1998年のこの店はレトロな食器棚と年季の入った色紙が象徴している。良き昭和の香がする。
判読できた色紙は中央の「柳原良平」だけ。
メニューは極めてシンプル。
最初は定番のペールエールは「隅田川ペールエール」
目の前のサインに釣られて「ブリュードッグパンクIPA」
最後はこの店おすすめの名物らしい「アサヒ樽生マルエフ」
なんと、手洗い所にはあの広島の重富さんとのPRチラシがラミネートされていたではないか!
「ビールスタンド重富」の重富マイスター
(2019年12月、広島駅内店訪問時に撮影)
マスターの松尾さんは、カウンターの中で忙しいながらも実にキビキビと動かれていたのでお話するチャンスは無かった。
次回は忙しくない時間(ないだろうけど)に来よう。
その前に、中野の麦酒大学に出かけて弟子の林教授に報告方々、夜学補習だ。
外堀通りから見えた東京タワーのライトアップ。
東日本大震災メモリアルライトアップかな?
今日は新宿と新橋でのダブルの
NO BEER, NO LIFE
きっと長生きできるぞ。