桜木町駅近くの「紅葉坂」にあるこの図書館へ行くには様々なルートがあるが、今までは:
①桜木町駅から歩く、
②横浜駅からバス(103系統)で山側の「戸部一丁目」下車、
③横浜駅からバス(多系統)で海側の「紅葉坂」下車だったが、
今日は、その前にお昼は戸部の蕎麦屋「そば処あんどう」
(2022年10月撮影)
と、決めていたので、山(丘)越えの最短距離を狙って、「紅葉坂」の二つ手前のバス停「雪見橋」で下車してみた。
新しい路は発見の宝庫だから。
桜木町駅からの東急東横線の高架跡の下の直線で500mほどの長い歩道は店も何もないので、非常に珍しい風景。
国道16号の「雪見橋国道側交差点」を渡る。
もう一つの「新横浜通り」と「桜川新道」が並行する「雪見橋交差点」は、すぐ先の丘側にある。
「紅葉坂」と違ってしばらくは平坦な路地(岩亀横丁)だ。
歴史的に外国人の街だった関内や山手と違って、この辺りは古い民家、商家が残っている。
この先の緩い狭い坂道をしばらく登ったら「御所山町」だ。
名前の通り、周囲の住宅とは全く違う立派な和風建築があった。
「御所山寮」は、戦後の横浜を支えた日系の代表企業(現みなとみらいの旧地主)の迎賓館だったらしいが、今は閉館しているようだ。もし一般公開されたなら、是非中を観てみたい。
お腹が空いてきたので、例の蕎麦屋へ。
さて、ここからが想定外。
脳内コンパスで蕎麦屋を目指したのだが、ニアミスで全然遠いところまで行って路地に迷いこんでしまった。
古い昭和のレトロなアナログなハンコ屋さんの招き猫が、「どうしたにゃ?」の眼。猫に聞いても分からない。
一面に蔦の絡まった古い民家をよく見てみんか?
結局、京急線(トンネル)の超えて路地から路地へと歩くこと約1時間。やっと蕎麦屋に辿り着いたらもうお昼の部閉店の2時直前。先月の「鉄道の日」の四谷大京町同様、今回もGoogle Mapで混乱した。
蕎麦屋は昼の部が終わっていて、夕方の貸切用にテーブルがセットアップされていたので、入り口に一番近い席に案内された。
この蕎麦屋は地域の公民館的な場所で、前回は囲碁同好会が4卓使用中。SNSも利用しているしアイデア豊富だ。
創業95年の蕎麦屋の手洗い所で見つけた格言に、「確かに!」
注文したのは、前回と同じ「カツ丼ミニざるセット」
この蕎麦屋は「アド街」(2020年11月)でも紹介されたされたらしい。
蕎麦屋の後は、戸部通りの坂を上って、ようやく図書館の近くまで来た。
「横浜道」は開港直前(1859年)に急遽作られた道で、「保土ヶ谷道」は開港前からあった東海道と結ぶ生活道路ったそうだ。
なるほどね。街のカラー、雰囲気が全く違うはずだ。
今日は「前川」建築の建物の「後かわ」から。
赤く色付いた葉は、サツキの一種かな?
と思って前の立札を見たら「ヤマモモ」
これは後ろの木だとは、読むまでキが付かなかった。
「ヤマモモ」は、中国では「楊梅」(ヤンメイ)と呼ばれていて、甘酸っぱい実は食べたこともある。
そして、図書館玄関でのアルコール消毒
両足で乗るのかな?(笑)
足マークは一つではおかしいのかな?
今日は、しっかり2時間学習。
流石に自由に閲覧出来る開架分だけでも、前川國男、ル・コルビュジエなどのモダニズム建築関係の本は充実している。
そして、前川國男設計の「神奈川県立青少年センター」「音楽堂」(後方)を横目に野毛の街へ坂を下る。
小腹が空いた時の立ち飲みには、ここが気に入っている。
(2021年12月)
前回は中で「ナカ」だったが、今回は満立なので「ソト」席。
日本酒もいいけど悪酔いしそうなので、ハッピーアワー駆け込みでいつものビール。黄昏の「動物園通り」はいい感じの時間。
2階はハッピーアワー無しの着席飲みのようだ。
久しぶりの、NO BEER, NO LIFE!!
この店と「横浜市立中央図書館」とを一緒に散策したのは一年前だった。