黄昏の図書館 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

まさに秋晴れの早朝の富士がよく見えた水曜日。

 

朝の電チャリ散歩は少し寒いがそれ以上に気持ちいい。

 

地下鉄


お昼は、最近ハマっている地下鉄で二駅先の「えだきん商店街」のパン屋さん「パリジェンヌ」で美味しいサンドウィッチランチ。

 

 

方向音痴の相方は一人頑張って電チャリということで少し不安な現地集合ということに。吾輩は、午後は桜木町紅葉坂の県立図書館での学習の予定があるので、市営地下鉄センター南駅からの遊歩道をぶらぶら20分ほど歩いた。

 

走る人

 

区役所(左)と郵便局(右)の間のメタセコイヤの並木道。完全な紅葉にはもう少し。

 

区役所裏の楓は落葉中。

 

「かきのき広場」は相変わらず静か。

 

右にある小学校からの子供達の声を聴きながら遊歩道を進む。

 

今までは、電チャリでの訪問だったが、歩くのも良いな。

 

(2022年11月10日撮影)

 

先日のアド街の効果なのか、奥様方でにぎやかなパン屋さんの前の陽だまりのベンチでのいつものサンドウィッチランチのあとは、桜木町での学習へ向かう。

 

地下鉄

 

神奈川県立図書館に着いたのは3時頃。

 

今回で3回目かな?

 

 

 

今日は、初めて使った4階の個人ブース(キャレット)なので、途中のデッキでの息抜きを入れてながら約1時間、集中してしっかり学習ができました。ハイ。

 

紅葉坂からみなとみらいのランドマーク方向。

 

西方向のパノラマ。生憎富士山は見えなかった。

 

さて、本日の学習のテーマは、前川國男関係の書架にあった吉田鋼市著「日本のモダニズム建築像」(2019年、王国社刊)について。※黄色網掛けは、実際に訪問したことがある建物。

 

著者は、横浜国大建築科卒業で同額の教授。「鋼市」さんとは、建築家になるべくしてなったような名前で、親御さんの願い通りになったようだ。

 

鉛筆

広島平和記念資料館(2019年11月)

 

鉛筆

国立西洋美術館(2022年5月)

 

鉛筆

国立代々木競技場(2016年5月)

 

 

 

鉛筆

パレスサイドビル(2016年10月)

 

 

鉛筆

 
カメラ

 

まだまだ開拓の余地アリで楽しみだ。

 

 

日が暮れる前に一枚と思って外に出たら、陽は沈みかけていた。

 

歩道で塀に寄りかかって急いで描いていると、後ろから覗きこむ若い学生さん二人。聞けば、茨城から来た建築系の院生だとか。

 

専門家の前で恥ずかしさでペンが乱れる。

 

帰りがけに、紅葉坂から特徴あるホローブロックがデザインされた本棚裏の目隠しのある建物南面を見上げる。

 
やはり、学習する場所は静かな図書館が良いが、街歩きに勝るものは無い、かな。