川和は変わったがカワハ変わらず | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

一年前から、始めた「横浜市営地下鉄シリーズ」(ブルーライン)だが、先週は、2008年3月に開業したグリーンライン(中山ー日吉)の「G03都筑ふれあいの丘駅」

 

 

G10日吉駅から始まって、今回は、起点「G01中山駅」(緑区)の一駅手前にある「G02川和町駅」(都筑区)だ。

 

 

この駅は、ブルーラインでは唯一の高架駅となっている。

 

(横浜市交通局HP)

 

改めてグリーンラインの起伏ある断面図を確認。

 

(「徹底解剖! 横浜市営地下鉄」(2017年:鉄道法規研究会)

 

 

(都筑ふれあいの丘駅方向)

 

標高60mにある前駅の「都筑ふれあいの丘駅」から、30mの高低差の丘を一気に下って、さらにこの先の海抜−15mにある中山駅に向かっては、鶴見川と恩田川の下をくぐるなんとも凄まじい高低差だ。

 

(3、4番線ホーム中山駅方向)

 

開放的な駅舎上屋の断面は、特徴のある左右非対称。

左の2線上屋は、川和車両基地への留置線で、乗務員専用の2つの簡易乗場があるので、この旅客用ホームが3、4番線になっている由。

 

この先で、中山駅の手前の鶴見川と恩田川を潜るための最大勾配は60‰とのこと。つまり1000mで60m下がるという急勾配。通常の鉄道では、58‰が勾配の限度らしいのだが、グリーンラインはリニアモーター方式なので、楽々に問題ないそうだ。

 

(中山駅方向)

 

北方向の川和小学校の向こうには巨大な東名高速/首都高K7(横浜北西線)の横浜青葉ICが見える。

 

 

この駅のシンボルカラーは、鶴見川沿いの伸びやかな地勢と高架駅の空をイメージした露草色。

露草色

 

今月24日から、グリーンラインは段階的に4両編成から6両編成に移行する予定。

 

 

 

改札口へ降りる。

 

 

見事なほどに、周辺案内図にアトラクションは何も無い!

(開発途上の証拠)

 

 

ここで、日本一的なアトラクションの掲示物発見!

 

 

富士山が日本一綺麗に見える地下鉄の駅」として認定されているようだ。

 

nippo-1.netなんてものがあることを知らなかった。申請すれば認定される仕組み。

 

走る人

 

外に出て駅を下の陸橋から眺めてみた。

「地上にある日本一美しい地下鉄駅舎」で申請してはどうだろうか?(笑)

 

 

斜向かいには最近開店した大型SC。

 

 

 

更に探検して見た。

凄い立体交差だ。

 

 

鶴見川を渡って緑区側からみると、線路が急勾配なのがよく分かる。

 

 

駅を入れたパノラマ写真では更によく分かる。

 

 

 

走る人

 

下流に向かって歩いてみた。

 

 

精進橋下の歩行者専用道から4本の橋を見上げる。

 

 

車両基地の裏手には新しいマンションが建設中。

 

更に下流には大きなクローラー(自走式キャタピラー)クレーンのある建設現場が見える。

 

 

駅方向を振り返ると、車両基地引込線の後方に、先週描いた都筑工場の煙突が見える。

 

 

 

 

ここが、河口から21km地点。

 

 

因みに、鶴見川河口はすでに到達済み。

 

(2011年9月)

 

 

上流の町田にも行った。

 

(2020年9月)

 

 

スケッチポイントを探しながら先に進む。

 

走る人

 

クローラークレーンをバックに、風に揺られるコスモスに秋を感じる。

 

 

この建物は、ロジスティックセンター(大型物流倉庫)だったが、工場地帯だとは知っていたが、他にもこんない大きなビルがあるとは、十年一昔。

 

 

 

幸いいい木陰と支柱があったので、ここで一枚。

 

 

走る人

 

更に川下にある「千代橋」辺りは古い街道の雰囲気。

 

町田(昔神奈川県今は東京都)へ続いている県道140号線(川崎町田線)のようだ。

 

 

このまま右岸を歩けば「恩田川」と合流するのだが、「千代橋」の直ぐ下手にあった「やま喜フィッシングセンター」で釣り堀を覗いてみたが、休業日なので引き返す。

 

走る人

 

千代橋を渡って都筑区へ戻る。

 

新しく出来ていたOKストアの前にはレトロなバス停。

 

 

ふむふむ、これは親切なバス停留所案内図。

更新も終わった市の敬老パスでまたまた行動範囲が広がったな。

 

走る人

 

県道12号は道が狭く歩道がないので、貝の坂手前から、工場エリアの中を抜けて「川和町駅」方向へ。

 

 

東神奈川方向の佐江戸には、大型ショッピングセンター「ららぽーと横浜」がある。

 

走る人

 

前職でよく来たエリアだが、見違えるような変わり様。

 

ここは、東名高速、第三京浜にもアクセスがいいので、真新しい大型ロジスティックセンターが二つも。

 

向こうが、楽天が使っている三井不動産系(15,000坪)、手前が、東京建物系(5,000坪)の大型物流センターだ。

 

 

昔町工場があった路地にはロジビルが。

 

走る人

 

駅の東南側では区画整理による大規模開発工事が進行中。

 

 

川和町駅が出来た2008年からの10年間で開発が進んだおかげで、乗降客数は倍増している。都心、川崎、横浜への接続も更に便利になって、ますます人気が出るのだろうな。

 

 

生憎、日本一の富士山は雲に隠れて見れなかった。

 

 

市営地下鉄はワンマン運転なので、後部運転室はブラインドを上げて得るので、去っていく眺めを楽しめる。

 

次回の「G01中山駅」では、ここからのレアショットをカメラ

 

 

 

 

<おまけ>

 

タイミング良く今日のタウン誌に川和町駅が登場していたので。

 

(「タウンニュース」都筑区版)