敬老の日で始まったシルバーウィーク(死語?)は、台風14号接近の影響で今まで経験した事のない暴風雨で始まった。
敬老の日の翌日、朝からの大雨の中、旅行や出迎や見送りでもない駅前での所用があったので、いつもの敬老特別乗車証(無料パス)を利用し、遠回りのバスと地下鉄の通勤通学客に混じって、完全に「時は金なり」に逆らって、3倍の時間を掛けて新横浜へ出かけた。
幸い、新横浜に着いた時には雨は上がっていた。
(横浜市交通局のHPを加工)
現在、JR新横浜駅前では、2010年3月に着工した相鉄線「羽沢横浜国大駅」と東急東横線「日吉駅」とを結ぶ大プロジェクト「相鉄東急接続線(ST線)」が、2023年3月完成予定でその最終段階を迎えている。
(鉄道運輸機構・相模鉄道・東急電鉄のプロジェクトHP)
今は、地下での駅舎関連工事に加え、新出口(青いネットシート)の工事も行われていて、開削部だった部分の復旧、舗装も終わっているようだ。
(2021年5月撮影)
この新線では、相鉄本線・いずみ野線、東急東横線・目黒線に接続し、東京メトロ南北線・副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線まで直通運転を行い、7社局14路線を結ぶ広大な鉄道ネットワークを形成されることで、首都圏からの新幹線の利便性も大幅に向上される。
(以下の画像は、全て鉄道運輸機構・相模鉄道・東急電鉄のプロジェクトのHPから借用)
(JRTT鉄道・運輸機構)
(新横浜駅での脱線事故でブログが長くなったが)その翌日も天気予報が嬉しく大きく外れての気持ちのいい秋晴れの青空だったので、ランチを兼ねて駅ビル(キュービックプラザ)の最上階(10階)に上がってみた。
眼下には新横浜駅に出入りする新幹線が見える。
ランチは、以前来たことがある中華レストランにしたが、ここまで省力化が進んでいることに驚愕。
スマホからオーダーした料理は、意外に早くロボットが運んでくれた。静かにテーブルの横でピタッと停止して、到着のアナウンス。
料理を取って、横の「もどる」ボタンを押すと、同じ道を一人で厨房へ戻っていく。隣の団体個室でも、ドアの外で停止、お客さんが取り終えると戻って行く。
ランチが終わるとスタッフがテーブルの片付けをして、ロボットの下の段に乗せ、背中のパネルでGO HOMEの指示で、淡々と厨房へ。
概算で最低でも3人分の人件費が節約できているように思った。
お勘定は、スマホでのPayPay払いなので、スタッフの人との会話はほとんどないという、スマートレストランに感心しきりのランチだった。
食後のコーヒーは、日産スタジアムに続く「F・マリノス通り」の馴染みの店で。
まるで、カリフォルニアの青い空と風だ。
例によって、ここで一枚。
月の綺麗だった6月の夕方にも来たな。
その前の4月にも。