猛暑日の中で二週間ぶりに再開した市営地下鉄グリーンライン未下車駅シリーズ。
今日は、「G07東山田(ひがしやまた)駅」だ。
今までの3駅(日吉〜高田)は港北区だったが、いよいよここから港北ニュータウンの都筑区内を潜ることになる。
「徹底解剖! 横浜市営地下鉄」(2017年:鉄道法規研究会)
(横浜市交通局HP)
駅のシンボルカラーは、「駅周辺の畑や果樹園等の豊かな“自然・大地”をイメージした」黄櫨染(こうろぜん)だそうだ。
この駅のホームは、グリーンライン10駅の中で最も浅い地下1階(-10m)だ。
ホームから地上改札口へは直結のエスカレーターで30秒程度。
(測ってはいないが)
極めてシンプルなガラス張り駅舎。
天井にも🐯ボードがない。
改札を出て、例によって、周辺案内図を確認。
見事にアトラクションが無いことで、逆に期待が膨らむ。
ブルーラインの「B02下飯田駅」と同じ平屋の駅舎。
駅舎の北側には綱島へ向かう幹線道路が走っていて、第三京浜の高架の向こうのG06高田駅から日吉駅にかけての丘は住宅で埋まってがいるが、この駅の南側には空き地が多く開発途上の様相。
車の少ない駅裏で、早めの一枚。
ローソンでよく冷えたアクエリアスを買って、周辺案内図には無かったので、Googleで探した「山田神社」を目指す。
この先の信号で「中原街道」(バイパス)を左折。
あまりにも暑いので、途中から日陰の多い旧中原街道に入ってみた。
古そうな気になる酒屋さんがあったが、帰りに寄ってみることにして、先を急ぐ。
5分ほどで目的地に到着。
この地図が駅にあって欲しかった(笑)
アップルウオッチでは、標高25m。
センター南駅方向がよく望める。
第三京浜、高田、日吉方向
強風の吹く涼しい林の中の一直線の参道で汗は飛んでいく。
いくつもの鳥居をくぐる。
丘の頂上(標高35m)に鎮座する本殿は、小さいながらも風格がある。
境内には、歴史を感じさせる名木古木も多い。
ほとんど人は見かけなかったが、元気な子供達を連れたママ友組
と、汗びっしょりのお百度参り?兼自主清掃の男性だけだった。
帰りは最初から旧中原街道を。
そして、先ほどの酒屋さん立ち寄って水分補給兼休憩。
このお店は、この旧街道に残っている商店(中川商店連合会)の一つのようだ。
ここで、2本目のアクエリアスを購入したついで、厚かましく椅子に座らせていただき、水分補給休憩で生き返る。
しばらくして、汗だくで葬式から帰ってこられた私と同年輩?と思われるご主人と交代。さらに話が続く。
「山田」と言えば、笑点でお馴染みの「山田隆夫でございます!」
彼のお宅は、山田神社の西側にあるそうだ。
すっかり生き返ったし、長居もいけないので失礼して、東山田駅へ戻る。
振り返ると先ほどの山田神社の丘が見えた。
日吉駅から目黒線で目黒駅に出て、久しぶりの古巣「Another8」へ。
そして、いつものバーカウンターへ。
ほとんど飲んだことのある品揃え抜群なビールメニューから選んだのは、馴染みのBrimmer Brewingのペールエール(5.5%)
No Beer, No Life!!
勤め帰りのお客さんも増えてきたので、勤めなしシニアは失礼することに。
酔い覚ましを兼ねて、「権之助坂」から東急目黒線「不動前駅」まで歩いてみた。
この橋は何度か来たことがあ流。
「目黒新橋」から眺める、桜も提灯も無い黄昏の目黒川もなかなかいいな。
以前、上流の中目黒からも目黒川をスケッチしたことがある。
山手通りへ出ると週の柳通りにある、だいぶ前に来たことのある有形文化財ものの超レトロなバーは、生憎閉店中。
不動前駅で電車に乗る前にブレーク
自宅近くの駅からの歩道の植栽に、可憐に咲く一本の白百合を発見。
「おい、リリー、一人ぽっちでもがんばるんだぞ!」
寅さんのセリフを思い出した。