たまたま、昨年11月の「B01湘南台駅」から始まった横浜市営地下鉄未下車駅シリーズ。
週末は天気が悪そうなので、予定を早めて、「B23片倉町駅」(神奈川区)へ。
駅番号に反比例して、家の最寄駅からはだんだん近くなって、20分弱で到着。因みに、「B01湘南台駅」までは、1時間近くもかかった。
前の駅(B23三ツ沢上町駅)に比べ特徴のない一般的な構造で、地下4階(深度20m)のホームもいたってシンプル。
例によって、改札外の「駅周辺案内図」を確認したが、土木建築的なアトラクションが殆ど無い。
図の下部(北側)にある帯状になった緑地が気になったので、一番近い4番出口から地上へ。
(横浜市交通局HP)
「新横浜通り」の反対(東)側は平坦な住宅地のようだ。
ここの標高は約20mで、我が家の近くを流れる川と同じ。
西側の緑の丘を目指して、やや急な坂道を登る。
坂の途中にあった温室を覗いてみた。
冬は「シクラメンのかほり」、今は可愛いミニポット。
さらに登ったところからは、新横浜方向の「日産スタジアム」と「新横浜プリンスホテル」がよく見えた。
ここは「片倉3丁目」(新住居表示)の大きな畑。
標高47mの「三丁目の夕陽」は富士山に?
スケッチポイントを探しながら、唯一の道(尾根道)を南に向かって歩くと、横浜方向の「ランドマークタワー」が見えた。
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軽トラックで農作業中の方と犬の散歩中の方との立ち話が、心地よい春風に乗って聞こえてくる。
そんな中で立ち止まって、早めに一枚。
折りしも、近くにある高校の下校時。
殆どの生徒は、駅方向へ向かって、左手の急な坂を下っていたが、この中の良さそうな男子3人組の後を、ジイジはスローペースで南へ進む。
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住宅は、東側の狭い斜面に集中しているが、何とも素晴らしい自然が残っている「2丁目」の風景だ。
二丁目のこの辺りが、標高55mで最高地点かな?
我が家最寄駅とほぼ同じ高さ。
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「一丁目」には、かなり大きなゴルフ練習場。
平日の満車の駐車場を眺めながら、クラブハウスで休憩。
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「オーガスタ」の歴史には60年ほど負けるけど、この練習場(トピックゴルフクラブ)は丁度30年の4月に開場したそうだ。
1992年4月といえば、奇しくもゴルフのメッカ米国アリゾナ州スコッツデールに移動した頃だ。
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若かったアメリカ、上海、シンガポール時代は公私共々ゴルフを楽しんだが、日本での直近のゴルフラウンドはコロナ前の2019年の秋だった。
元々、練習嫌いでぶっつけ本番だったので、ゴルフ練習場の記憶はさらに遥か遠い昔。
「練習無くして上達なし」は全てに当てはまる。
と、反省しながら、反対側に回ってみた。
聞こえるのは、さまざまな打球音とボールを集めて戻す機械とベルトコンベアの音。

人通りの無い木陰の道を進むと、空気は冷たく爽やかに。
狭い谷戸の先に突然現れたのは、JR東海道貨物線(相鉄・JR直通線)が、部分的に地上に出た50mほどの高架橋。
標高37mから先に下ってもよかったのだが、遭難しても困るので、引き返して急な坂道を登る。
この坂、かなり急に見えたが、スマホでの計測値は斜度12度。
坂の途中、桜とチューリップの方向から、元気の良いウグイスの鳴き声が聞こえる。
先ほどの尾根道に戻り、改めてゴルフ練習場を眺める。
ネットが無ければ、まるでゴルフ場で打っているような贅沢な練習環境。
それにしても農園が多い。
この畑の野菜が「ハマっ子直売所へ」!
”見える農業”、分かりやすい。
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駅へは、来た時とは違う西にある坂を下りてみた。
見晴らしのいい草地があったので腰を下ろして、もう一枚。
この真下を先ほどのJR貨物線(相鉄・JR直通線)が通っていた。
時折谷戸の方向から列車の音が聴こえた。
気持ちいい夏日の午後散歩だったけど、残念ながら、
「No, "No Beer No Life!!"」
次回は、「B24岸根公園」の予定。































