社会人インターン生の山口と申します。

 

今回は、個人的に興味がある内容を話します。

第一弾は終身雇用と年金制度について、話します。

 

終身雇用と年金制度

終身雇用について

終身雇用の制度が生まれたのは、高度経済成長期にさかのぼります。

1950年代ごろは、企業側は、生産力を維持するために、労働力の確保が必要でした。

労働者は、長期的な仕事(定年)、収入の安定化とスキルアップの需要がありました。

 

終身雇用は、高度経済成長期の間、企業と労働者の双方にメリットのある仕組みでした。

バブル崩壊や景気の変動で企業の業績が悪くなると、負担になったのが人件費でした。

また、労働者の考え方も多様化し、キャリアアップやワークライフバランスなどへの関心が高まり、若手の昇進や賃金のアップを阻害する要因にもなりました。

戦後の設計では、企業が60歳まで労働者を雇用し、国が60歳以上の方を年金という形でサポートすることがベースになっていました。

しかし、2024年現在、法律が改正され、年金受給が65歳に上がりました。

次は、年金制度について話します。

 

年金制度について

年金制度は、現在働いている世代が、保険料を支払い、仕送りのように高齢者などの受給者に、年金給付に当てるという「世代と世代の支え合い」という考え方を元に設計されています。

年金には、大きく3種類あります。細かく言うと更に細分化できるので、興味がある方は調べてみて下さい。

1つ目は、国民年金です。20歳〜60歳までの全国民が入ります。

2つ目は、厚生年金です。公務員と会社員が入り、国民年金とは別になります。

3つ目は、私的年金です。公的年金とは別に、保険料を払い、公的年金に上乗せできます。

 

まとめ

2024年現在では、定年退職は60歳ですが2025年4月からは全ての企業で65歳になることが法律で決まっています。

定年が伸びている要因に、労働人口の低下と平均寿命が伸びていることや年金受給される年齢が上がったことなどがあげられます。

平均寿命は平成2年(1990年)と令和4年(2022年)を比べると30年で約6年伸びています。

また、平均寿命と健康寿命にも乖離が発生しており、男性9.13年、女性12.68年の差が発生しています。

健康で長く働ける会社を選ぶこと、起業や早期退職(FIRE)など選択肢を広げていく必要があります。

 

【株式会社インターンのビジネス】

https://www.intern-inc.jp/

・エシカルクラフトショップ Chou Chou(東日本橋)

・人材

・ずんだ専門店 ずんだらぼ(馬喰町)

・東京から地方を元気にするご当地グルメフェス ふるさとグルメてらす(上野御徒町)

・酒好き女子コミュニティ PON酒女子(女性向け日本酒開発)

 

社会人インターン生の山口と申します。

 

今回は、株式会社インターンの代表、半澤洋の「おすすめの映画」シリーズ第一弾をご紹介します。

先日、映画鑑賞会で、代表の半澤と一緒に『浅草キッド』という映画を見ました。

ネタバレを含むので、まだ見ていない方は、映画を観てから記事を読んで頂きたいです。

1.『浅草キッド』の作成背景や監督について

『浅草キッド』はビートたけしさんの師匠の深見さんとの出会い、師弟関係や下積み時代からテレビデビューまでを描いた作品です。

私は映画を見た後に、気になって『浅草キッド』について調べました。

ビートたけしさんの自伝を元に作られた映画で、監督、脚本は劇団ひとりさんです。

劇団ひとりさんが作ろうと思ったきっかけはビートたけしさんへの強い憧れだそうです。

ご本人にも許可を取り、制作に取り組んだそうですが、特にキャスティングが難しかったそうです。

劇団ひとりさんは偉大なビートたけしさんへの人生を再現するために、ビートたけしさんの自伝に沿ったキャスティングと構成にしたく、キャスティングにこだわっていました。

深見さん役の大泉洋さんは私個人が見ていても合っている配役だと思いました。

ビートたけしさん役の柳楽優弥さんの笑い方がとても似ていて、若い時はこんな感じだったのかなと想像できるほどでした。

 

2.映画を見た感想

当時のことを知らない人でも、当時の芸人がどういう風に舞台からテレビに切り替わっていったのかが分かりやすく表現され、また、人間関係や師弟関係も描かれていました。

コロナがあけて人間関係や人との出会い方、仕事の仕方もかなり変わってきた現代を見ると、当時のように泥臭い人付き合いの良さを感じる映画です。

 

中でも、私は特にビートたけしの師匠である深見さんが印象に残りました。

深見さんの芸に対するこだわり、人への気遣いや厳しさを見て、プロとはこうだと感じたのです。

映画『浅草キッド』は、ビートたけしさんが師匠の深見さんのタップダンスを真似することから始まります。

深見さんの真似をしていく中で、ビートたけしさんの芸人として能力が上がっていく下積み時代は本当に面白いです。

そして、師匠の反対を押し切って、漫才で、テレビに出る決断をしました。舞台から人が離れはじめていく中で、深見さんが経営している演芸場「フランス座」のお金周りもだんだん悪くなっていきます。しかし、深見さんは後輩に奢るなど、変わらずプロとして振る舞っていました。このプロ意識がとても私には魅力的に感じました。

テレビに出始め、人気が出てきたビートたけしさんを影で応援していたところもまたかっこいいです。

また、深見さんの最期が寝タバコで、それが原因で火事が起き、亡くなったのも衝撃でした。

 

3.まとめ

監督の劇団ひとりさんの使命感と作品へのこだわりをとても感じる作品でした。

キャスティングから、細かい演技の指導など背景を聞けば聞くほどもう一度見たくなります。

私の感じたことは、舞台からテレビに移り変わる時に、どういう選択をするかによって、その人の人生が変わっていくということです。

深見さんとビートたけしさんの2人が同じ時代で、同じ芸人で、同じ場所に生きたにも関わらず違う結果になっているのは、時代の変化にうまく対応できたかそうでなかったかの違いだなと感じました。

成功している人の下積み時代は面白いなと思います。

私自身、中学から高校時代の部活で世界クラスの選手の基礎練習やプレーを見て、たくさん真似をしていきました。花がひらいたのは、大学時代でしたが、当時があったからうまく行ったんだなと思います。

深見さんのプロ意識や人間関係は本当に羨ましく、仕事へのプロ意識や人との繋がり、どういう関係を築きたいかを考えさせられる作品になりました。

 

社会人インターン生の山口と申します。

前回は「ふるさとグルメてらす」について紹介しました。

 

今回は、株式会社インターンの「社会人インターン」についてインターン生の目線で、話そうと思います。

私自身、学生インターンも経験しているので、その経験に基づく、学生インターンと社会人インターンについて、お話します。

0.インターン(インターンシップ)とは

本来は、就業体験(実務)を行い、会社の文化を知り、能力を磨くことで、学生がスムーズに会社に就労するための制度です。

アメリカでは、インターン生を募集し、インターン期間中に成果を出した人を採用することがほとんどです。

日本でもアメリカと同様、インターン生をそのまま採用することもあります。ただし内容はアメリカよりも幅広く、実務だけでなくグループワークや会社見学、社員との交流会など様々な形で行われています。

学生に対して、企業が自社のイメージや業界を知ってもらう目的でおこなうことが多いようです。

 

1.学生インターンの魅力

学生インターンの魅力と自分の体験を紹介します。

・仕事のイメージが持てる

学生インターンは、1day、短期インターンと長期インターンの大きく3つに分類されます。またそれぞれに、セミナー・会社説明、プロジェクト、就労の3種類があります。

どのインターンもその業種、業界、インターン先の会社の文化を知るために行われています。

インターン先の会社をよく知ることができるのは、長期インターン、短期インターン、1dayの順番です。

実務をイメージしやすくなるのは、就労、プロジェクト、セミナー・会社説明の順番です。

学生は自分の得たい情報を考え、インターンの種類を選択するのがおすすめです。

1dayは幅広い会社を受けることができます。

そのため、興味を持った業界や会社からプロジェクト型や就労型のインターンに参画することでよりその会社で働くイメージが湧きやすくなります。

 

・インターンの経験

私は大学時代、某大手IT企業のインターンに参加する機会がありました。

グループワーク形式で、各チームに分かれて、プレゼンを行うという内容でした。

実務に近いグループワークを経験して、就職時の軸の一つにもなりました。

それは、お客様に喜ばれる仕事をするということです。

インターンの内容は3日間で、5名1組のチームが1つの提案をするというものでした。

3日間ずっと5名で色々な角度で提案の内容を検討し、発表しました。

10チーム以上のプレゼンがありましたが、発表後、実際にビジネスに採用されるか、検討される提案は一つもありませんでした。

プレゼン後、社員の方からフィードバックの時間がありました。

そのフィードバックの時間が、とても私の中では価値のあるものでした。

 

「自分が顧客なら、あなたはお金をかけて買いますか。」

 

短い一言でしたが、目が覚めるような一言でした。

社員になったつもりで、提案できることが嬉しくて、その製品のすごさや自分たちの提案の独自性を語っていました。

しかし、肝心のお客様のことを考えれておらず、自分たち本意の提案だったことに気づきました。

この時に、相手に喜ばれる仕事をしようと思うようになりました。

また、社員の方とも会話ができるため、会社でこういう人たちと仕事出来るんだというイメージも持てました。

2.社会人インターンの魅力

社会人インターンの魅力や報酬などを紹介します。

2-1.社会人インターンを経験するメリット3つ

・実務を伴う経験ができる

私は現在、株式会社インターンの社会人インターン生として働いています。

元々、IT系の仕事をしていたので、最初はIT系の仕事をお手伝いしていました。

ECサイトの構築や管理の方法を学び、今はIT系の開発支援などを行っています。

私が社会人インターンの中で、興味を持ったものが、入り口であるECサイトがどうやって調べられるのか、というブランディングに関わることでした。

そこで未経験ではありましたが、ブランディングやSEOの仕事をさせて頂きました。

今は、ブログの運営などを主にしております。

最初は文章の構成、文章のチェック方法、表現方法などの基礎から始めました。

 

私は文章を書くのが本当に苦手でした。

最近は、少しずつ書く頻度も上げているので、どんなネタを書くか楽しみになりました。

スキルがない中で、興味ややる気だけで経験し、成長できたのはこの株式会社インターンだからだと思います。

 

普通であれば、興味があるな、実務を行ってみたいとか、試してみたいなと思ったら、部署を移動したり、転職するのが一般的です。

しかし、社会人インターンという場で、本来の仕事をしながら、別のスキルや能力を実践を通して身につけられることは、本当にお金に変えられない価値だと思います。

 

・キャリアパスが広がる

社会人インターンを通して、本職の業務とは別の業務を経験できるため、仕事の視野が広がります。

業務経験をつければ、別の職種にも挑戦できます。

先ほど述べたように私も、先日エンジニアから、開発支援にキャリアアップしました。

ブランディングでの経験や管理のノウハウを学び、20代でPMOになれました。

当時いた会社では、私の描いてたキャリアプランが現実になるのは、40代だったと思います。

20代のうちから、同世代、先輩や後輩から仕事の視野を広げることの大事さと異なる業務経験ができたことが大きな要因です。

日本の就職方法では、ある程度ミスマッチは発生します。

社会人になってからもインターンを通じて本業とは別の経験ができる体制があるとキャリアパスも広がり、人と仕事がマッチするチャンスが見つかると思います。

 

・市場価値がわかる

私は同じ職種の先輩や後輩がいたので、同じようなスキルや別の会社でどれくらい評価されているのか収入面でわかります。そのため、自分の市場価値がはっきりと分かります。

また、自分よりスキルや能力、経験値が高い人にどういうことを仕事で意識しているかを聞くことができ、自分の将来どうなりたいかというイメージがとてもしやすいです。

私の場合は、先ほど述べたように市場価値が分かりましたが、他のインターン生の中には、業種も業界も全く異なるところに転職する方もいました。

その方はもっと自分の市場価値を高めたいということで、新しい業種、業界に挑戦し、確実にキャリアアップをしています。それはインターン生同士の情報交換が頻繁だからだなと思います。情報とは今の時代本当に価値があります。インターネットに載っているような情報はほぼ価値がありません。実際に経験や体験を伴ったリアルな情報は価値があります。

そういった情報がどこに流れているかというと、仕事が好きで、果敢に新しいことに挑戦している人たちの間に流れているなと思います。

私自身も後輩に自分の経験に基づいた情報を渡し、共にキャリアアップしていきます。

 

2-2.社会人インターンの報酬の種類

社会人インターンにはいくつかの報酬の種類があります。

・有償

有償のインターンでは、金銭の与えられ方がいくつかパターンがあります。

1つ目が報酬型です。雇用契約がある場合は、給与、業務委託型の場合は、業務委託料として支払われます。

2つ目が謝礼型です。報酬型よりは少ないですが、会社への貢献度によって変わります。

3つ目が経費型です。参加者の交通費などを支払います。

 

・無償

無償のインターンでは、報酬が一切ないですが、フラットに企業との関係性を築けます。

また、企業の中で固定概念もないので、新しい発想ができます。

この無償型では業務を通じて、業務経験や新しい出会いがあります。

そのため、今後のキャリアプランに大きな影響を与えることになります。

株式会社インターンでも人材の営業の無償のインターンを募集しております。

今まさにトレンドになっているのが人材の営業です。

実務経験を通じて、営業の経験をし、次の転職先にも生かせます。

 

3.まとめ

学生インターンと社会人インターンの違いを私の経験を交えてお話致しました。

インターンは少なからず、私の仕事に影響を与えてきました。

株式会社インターンは社会人インターンを通じて、たくさんの経験を提供しています。

株式会社インターンでも無償の社会人インターンの人材の営業の募集を行っています。

皆様とも一緒に働き、経験を生かし、次の仕事やこれからの仕事に生かすきっかけになればと思います。


 

社会人インターン生の山口と申します。

久しぶりの投稿ですが、今回はふるさとグルメてらすが開催された経緯や見どころをお話します。

1.ふるさとグルメてらすのなりたち

 

「ふるさとグルメてらす」は、東京にいながらもっと地元を元気にしたいという弊社の代表の半澤洋の思いからスタートしました。

「ふるさとグルメてらす」のコンセプトはご当地グルメや郷土料理などの食を通じて、その地域の文化やルーツを知ることです。

東京で地方の郷土料理を味わうことで、東京にいながら地方の良さを伝えられ、また地方の人との交流もできます。

 

本イベントでは、地域住民の方が販売するキッチンカーも多く出店しています。ご当地グルメを地元の方と交流しながら楽しめることが、ふるさとグルメてらすの良さだと感じております。

 

ふるさとグルメてらすの来場者数は回を追うごとに増えています。

約2年で来場者数が2,000人から10倍の20,000人になりました。

開催のたびに接客の向上、キッチンカーの出店者数の増加、宣伝の改善などが行われ、今回の来場者数になったと思います。

インターン生の中にも東北出身の方がおり、キッチンカーの出店にチャレンジしました。

次はふるさとグルメてらすの見どころや出店者の話をします。

2.今回の見どころ

2023年3月におこなわれたふるさとグルメてらすのサブタイトルは、東北地酒フェスです。

キッチンカーの出店者も東北にまつわるものばかりでした。

インターン生のキッチンカーからは山形の郷土料理である「どんどん焼き」を出店していました。どんどん焼きは割り箸にくるくると巻かれた粉もので、中にチーズやウィンナーなどを入れてソースをかけた食べ物です。

私もイベントにお邪魔しどんどん焼きを食べましたが、500円とは思えないボリュームでおいしかったです。

 

東北の郷土料理でもう一つご紹介したいのが、「ずんだ」です。

弊社の運営するずんだ専門店「ずんだらぼ」からも、キッチンカーの出店がありました。

東北の名産ずんだをシェイクにした「ずんだを味わうシェイク」と「ずんだを味わうプリン」を販売していました。

2つとも頂きましたが、どちらとも優しい甘さで飲みやすく、美味しさもイベントの回数を重ねるごとに美味しくなっているように感じました。

 

お酒のブースでは、PON酒女子から東北の日本酒や@Partyなどの日本酒をたくさん頂きました。飲み比べのセットやインスタ映えするスポットなど、色々な方面で楽しめました。

 

3.東北の復興

 

3.11からすでに10年以上が経っていますが、東北は以前の生活を完全に取り戻したわけではありません。私は継続的に復興していくためには、地元の企業と一緒にイベントを作ることが大事だと考えています。また、定期的に3.11について思い出すような機会があると尚良いです。

代表の半澤洋も仙台出身で、東北の継続的な復興には思い出すようなきっかけが必要だと感じています。

ふるさとグルメてらすのような東北にまつわるイベントが東京で開催されると、東北のことを思い出すきっかけにもなり、復興が進んでいることも分かるので、素晴らしいイベントだと感じています。

 

4.まとめ

ふるさとグルメてらすの成り立ちや魅力についてお話しました。

東北の復興が進んでいることや、東京にいながら応援できるのはとてもいいと思いました。

参加するだけで東北の人たちを応援できて、復興のことなどを少しでも思い出すきっかけにできるので、ぜひこれからも多くの人に知っていただきたいです。

次回の開催は7月です。私自身も参加しながら、みなさんとお会いできることを楽しみにしております。

 

株式会社インターンHP

ふるさとグルメてらすHP

 

 

 

 

 

 

 

社会人インターン生の山口と申します。

 

前回は株式会社インターンの運営するずんだ専門店「ずんだらぼ」について紹介しました。

 

今回は、株式会社インターンの運営している「PON酒女子と日本酒」についてお話します。


 

1.PON酒女子とは

まずは、PON酒女子の活動目的をご紹介します。

日本酒を楽しみ、日本酒を楽しみ、日本の各地域を知ってもらうきっかけとなるイベント「PON酒 Marché」の開催や日本酒のプロデュースを中心に活動しています。

 

各地域の良さを東京にいる人に伝えていくこと、

文化としての日本酒の良さや蔵元さんの想いを、20代・30代の日本酒に馴染みの薄い世代を中心に伝え、生産者と消費者を直接つないでいくことを目的としています。

最終目標は、日本酒の良さを日本の各地へ、そして世界へ、広げようとしています。

 

先日ですが、ついにPON酒女子が福島県の磐梯酒造様と一緒に日本酒を共同開発しました。

その名も「@Party(アットパーティ)」です。

 

女性に向けた、飲みやすい日本酒です。

実際に私自身も飲みましたが、飲みやすいフルーティーな感じで、その中で日本酒の美味しさを兼ね備えています。

日本酒の開発をして、こんなに飲みやすくて、美味しいお酒を造れることに驚きました。

さらに、この「@Party(アットパーティ)」の

開発に協力した方は20・30代の若い女性という点にも驚きました。

 

コンセプトを聞いたところ、仕事をしている女性が仕事や何かのご褒美に自分に買って夜飲むというイメージをして開発したそうです。

とても素敵なコンセプトやイメージだなと思いました。

 

2.日本酒の歴史

1-1.お酒の起源

日本でお酒が作られ始めたのは、諸説ありますが、弥生時代と言われています。

古事記にお酒の記述があるため、奈良時代には本格的なお酒があったのではないかと言われています。

 

日本酒を作るために必要なのは米です。

米作が広がり、安定して収穫できるようになり始めてから日本酒が本格的に作られるようになりました。

 

奈良時代の酒造りでは、にごり酒と酒粕に分けられ、にごり酒を貴族に献上していました。

酒は当時非常に高価なもので、朝廷や貴族に献上するために作られていました。

 

日本酒の発祥は奈良県だといわれています。当時朝廷が奈良県にあり、そこで献上品として酒造りが発展したそうです。

また、お酒は高価なものだったので、神事に使われることが多々あります。

現在でもその名残があり、結婚式や年末年始やお祝い事によく使われています。

 

飛鳥時代に、にごり酒をさらに絞り完成したのが、清酒です。

当時、この清酒が日本酒と呼ばれていました。

そして、現代の清酒の定義では、にごり酒も含むものを日本酒と呼んでいます。

海外で作られた清酒はラベルには清酒という記載になり、日本で作られた清酒は日本酒とラベルに記載できます。

つまり、日本酒とは日本だけのブランドです。

 

1-2.日本三大酒処

続いて、日本三大酒処についてご紹介します。

三大酒処と呼ばれているのが、兵庫県、京都府、広島県です。

兵庫県と京都府は水がとても綺麗で名水百選に選ばれるほどの水です。

しかし、広島県の水は水は綺麗ですが、日本酒造りに向かない軟水でした。

そのため、他の2県と違い、日本酒造りに試行錯誤を加えました。

そして完成したのが、吟醸造りという作り方です。

この吟醸造りはのちに日本全国で使われる技術になりました。

硬水で美味しさを追求した兵庫県と京都府、軟水でどこでも美味しい日本酒を造れるようにした広島県、この3つの三大酒処があったから今の日本酒があるんだと思います。

 

次は日本酒の市場についてお話します。

 

3.日本酒の市場

日本酒の生産量は年々減少傾向にあります。

生産者の高齢化や酒蔵の減少、利益率が低いことなどが主な要因です。

しかし、近年利益率が増えて、海外への輸出も年々増加傾向にあります。

 

企業側のターゲット層の工夫と高価格帯の日本酒が海外で人気になっているのが主な要因です。

 

今までの企業の日本酒のターゲット層は中高年の男性でしたが、企業は若年層の女性も取り込もうとしています。

また、コロナの影響で外飲みから家飲みや家族飲みに移行しているため、お酒の需要が生まれ、お酒の消費に繋がっています。

 

海外では高価格の日本酒の需要が高まっています。

主に、香港、中国、台湾への輸出です。

1Lあたりの単価が平均1,000円〜1,800円の日本酒が輸出されています。

 

今後、海外の市場に参入しながら、日本国内の若年層の市場を取り込んでいくことがポイントになりそうです。



 

4.最後に

PON酒女子から、日本酒の歴史、そして、日本酒の市場についてお話しました。

日本酒の起源となるお酒造りが弥生時代から始まり、本格的には奈良時代から始まったことに驚きました。

 

そして、日本酒の市場の可能性をかなり感じました。

ウィスキーやワインの市場に比べると日本酒の市場はまだまだ小さいのが現状です。

また、日本から輸出している国もアジアの香港、中国、台湾が主な国です。

今後、海外の市場に向けてブランディングすることで、ジャパニーズウィスキーと同様に日本酒も世界中に知られる日が近いような気がしています。

今、実際に海外で酒蔵を作り、その地域でSAKEとして発信している酒蔵もあります。規模は小さいですが、この大きな一歩が日本酒を世界に届けるきっかけになると思っています。

 

PON酒女子も世界を目指しています。

@Partyは今のニーズや時代に沿って開発されています。その開発に携わったPON酒女子がすごいなと思いました。

何より、@Partyが美味しい!!!!!

 

今後もPON酒女子の活動や@Partyを応援していきたいと思います。

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