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社会人インターン生の山口と申します。
前回は「ふるさとグルメてらす」について紹介しました。
今回は、株式会社インターンの「社会人インターン」についてインターン生の目線で、話そうと思います。
私自身、学生インターンも経験しているので、その経験に基づく、学生インターンと社会人インターンについて、お話します。
0.インターン(インターンシップ)とは
本来は、就業体験(実務)を行い、会社の文化を知り、能力を磨くことで、学生がスムーズに会社に就労するための制度です。
アメリカでは、インターン生を募集し、インターン期間中に成果を出した人を採用することがほとんどです。
日本でもアメリカと同様、インターン生をそのまま採用することもあります。ただし内容はアメリカよりも幅広く、実務だけでなくグループワークや会社見学、社員との交流会など様々な形で行われています。
学生に対して、企業が自社のイメージや業界を知ってもらう目的でおこなうことが多いようです。
1.学生インターンの魅力
学生インターンの魅力と自分の体験を紹介します。
・仕事のイメージが持てる
学生インターンは、1day、短期インターンと長期インターンの大きく3つに分類されます。またそれぞれに、セミナー・会社説明、プロジェクト、就労の3種類があります。
どのインターンもその業種、業界、インターン先の会社の文化を知るために行われています。
インターン先の会社をよく知ることができるのは、長期インターン、短期インターン、1dayの順番です。
実務をイメージしやすくなるのは、就労、プロジェクト、セミナー・会社説明の順番です。
学生は自分の得たい情報を考え、インターンの種類を選択するのがおすすめです。
1dayは幅広い会社を受けることができます。
そのため、興味を持った業界や会社からプロジェクト型や就労型のインターンに参画することでよりその会社で働くイメージが湧きやすくなります。
・インターンの経験
私は大学時代、某大手IT企業のインターンに参加する機会がありました。
グループワーク形式で、各チームに分かれて、プレゼンを行うという内容でした。
実務に近いグループワークを経験して、就職時の軸の一つにもなりました。
それは、お客様に喜ばれる仕事をするということです。
インターンの内容は3日間で、5名1組のチームが1つの提案をするというものでした。
3日間ずっと5名で色々な角度で提案の内容を検討し、発表しました。
10チーム以上のプレゼンがありましたが、発表後、実際にビジネスに採用されるか、検討される提案は一つもありませんでした。
プレゼン後、社員の方からフィードバックの時間がありました。
そのフィードバックの時間が、とても私の中では価値のあるものでした。
「自分が顧客なら、あなたはお金をかけて買いますか。」
短い一言でしたが、目が覚めるような一言でした。
社員になったつもりで、提案できることが嬉しくて、その製品のすごさや自分たちの提案の独自性を語っていました。
しかし、肝心のお客様のことを考えれておらず、自分たち本意の提案だったことに気づきました。
この時に、相手に喜ばれる仕事をしようと思うようになりました。
また、社員の方とも会話ができるため、会社でこういう人たちと仕事出来るんだというイメージも持てました。
2.社会人インターンの魅力
社会人インターンの魅力や報酬などを紹介します。
2-1.社会人インターンを経験するメリット3つ
・実務を伴う経験ができる
私は現在、株式会社インターンの社会人インターン生として働いています。
元々、IT系の仕事をしていたので、最初はIT系の仕事をお手伝いしていました。
ECサイトの構築や管理の方法を学び、今はIT系の開発支援などを行っています。
私が社会人インターンの中で、興味を持ったものが、入り口であるECサイトがどうやって調べられるのか、というブランディングに関わることでした。
そこで未経験ではありましたが、ブランディングやSEOの仕事をさせて頂きました。
今は、ブログの運営などを主にしております。
最初は文章の構成、文章のチェック方法、表現方法などの基礎から始めました。
私は文章を書くのが本当に苦手でした。
最近は、少しずつ書く頻度も上げているので、どんなネタを書くか楽しみになりました。
スキルがない中で、興味ややる気だけで経験し、成長できたのはこの株式会社インターンだからだと思います。
普通であれば、興味があるな、実務を行ってみたいとか、試してみたいなと思ったら、部署を移動したり、転職するのが一般的です。
しかし、社会人インターンという場で、本来の仕事をしながら、別のスキルや能力を実践を通して身につけられることは、本当にお金に変えられない価値だと思います。
・キャリアパスが広がる
社会人インターンを通して、本職の業務とは別の業務を経験できるため、仕事の視野が広がります。
業務経験をつければ、別の職種にも挑戦できます。
先ほど述べたように私も、先日エンジニアから、開発支援にキャリアアップしました。
ブランディングでの経験や管理のノウハウを学び、20代でPMOになれました。
当時いた会社では、私の描いてたキャリアプランが現実になるのは、40代だったと思います。
20代のうちから、同世代、先輩や後輩から仕事の視野を広げることの大事さと異なる業務経験ができたことが大きな要因です。
日本の就職方法では、ある程度ミスマッチは発生します。
社会人になってからもインターンを通じて本業とは別の経験ができる体制があるとキャリアパスも広がり、人と仕事がマッチするチャンスが見つかると思います。
・市場価値がわかる
私は同じ職種の先輩や後輩がいたので、同じようなスキルや別の会社でどれくらい評価されているのか収入面でわかります。そのため、自分の市場価値がはっきりと分かります。
また、自分よりスキルや能力、経験値が高い人にどういうことを仕事で意識しているかを聞くことができ、自分の将来どうなりたいかというイメージがとてもしやすいです。
私の場合は、先ほど述べたように市場価値が分かりましたが、他のインターン生の中には、業種も業界も全く異なるところに転職する方もいました。
その方はもっと自分の市場価値を高めたいということで、新しい業種、業界に挑戦し、確実にキャリアアップをしています。それはインターン生同士の情報交換が頻繁だからだなと思います。情報とは今の時代本当に価値があります。インターネットに載っているような情報はほぼ価値がありません。実際に経験や体験を伴ったリアルな情報は価値があります。
そういった情報がどこに流れているかというと、仕事が好きで、果敢に新しいことに挑戦している人たちの間に流れているなと思います。
私自身も後輩に自分の経験に基づいた情報を渡し、共にキャリアアップしていきます。
2-2.社会人インターンの報酬の種類
社会人インターンにはいくつかの報酬の種類があります。
・有償
有償のインターンでは、金銭の与えられ方がいくつかパターンがあります。
1つ目が報酬型です。雇用契約がある場合は、給与、業務委託型の場合は、業務委託料として支払われます。
2つ目が謝礼型です。報酬型よりは少ないですが、会社への貢献度によって変わります。
3つ目が経費型です。参加者の交通費などを支払います。
・無償
無償のインターンでは、報酬が一切ないですが、フラットに企業との関係性を築けます。
また、企業の中で固定概念もないので、新しい発想ができます。
この無償型では業務を通じて、業務経験や新しい出会いがあります。
そのため、今後のキャリアプランに大きな影響を与えることになります。
株式会社インターンでも人材の営業の無償のインターンを募集しております。
今まさにトレンドになっているのが人材の営業です。
実務経験を通じて、営業の経験をし、次の転職先にも生かせます。
3.まとめ
学生インターンと社会人インターンの違いを私の経験を交えてお話致しました。
インターンは少なからず、私の仕事に影響を与えてきました。
株式会社インターンは社会人インターンを通じて、たくさんの経験を提供しています。
株式会社インターンでも無償の社会人インターンの人材の営業の募集を行っています。
皆様とも一緒に働き、経験を生かし、次の仕事やこれからの仕事に生かすきっかけになればと思います。