$ラスベガスに日本の城ができるまで ~インターサーカス社長のインディペンデントコントラクター応援ビジネスブログ~-runaway

最も好きな俳優の1人、ジョン・キューザック主演の映画『ニューオリンズ・トライアル』。

他の映画でも観たことはあった俳優さんだったけれど、この映画の圧倒的な存在感と素晴らしい演技でファンになった。
しかも共演が、ダスティン・ホフマンやジーン・ハックマンという超一流アカデミー俳優の中、際立っているとうのがさらにすごい。

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ニューオーリンズで起きた、無差別の銃乱射事件。
被害者の未亡人が銃の製造会社を相手に起こした訴訟裁判の、陪審員に選ばれたのがジョン・キューザック演じる主人公。

有罪か、無罪か。
陪審員たちの揺れる心を巧みに誘導しながら、裁判をコントロールする主人公。

善玉弁護士をダスティン・ホフマン、悪玉弁護士をジーン・ハックマンがそれぞれわかりやすく演じる中、繰り広げられるすさまじい頭脳戦…。
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裁判映画では珍しく、主人公が陪審員…といえば名作『十二人の怒れる男』があるけれど、エンターテインメント性ではこちらがずっと勝るのでは。

ワンパターンになり勝ちな裁判物を、とても斬新な設定とストーリーでテンポよく見せ楽しませてくれる。

頭を使いながらもスリリングなエンターテインメント映画が好きな方に、超オススメ。
なんとなく、イメージしやすく、しっくりとくる英語表現。

"cold snap"
「急激におそう寒気、一時的寒波」

先日、アメリカはオレゴンに住む方と、仕事関係のメールのやりとりをしていて、「昨日は寒かったです。今年の日本は寒くなるらしいですが、そちらはどう?」みたいなメールを送ったら、こんな感じの返信がきた。

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Yes! It is cold today. Because of the cold snap, last night all the leaves fell off the mulberry tree in front of my house so I woke up to a blanket of green, frozen leaves outside. It was beautiful... a sea of leaves!!

ええ! 今日は寒いです。急な冷え込みで、夕べ、家の前にある桑の木の葉がすべて落ちて、目覚めたら外は凍った葉で緑の絨毯ができていました! とても綺麗でした・・・葉っぱの海!
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オレゴンの自然はさぞかし綺麗なんだろうなぁ・・と思える美しい文章。
どうも日本語訳よりシンプルで洒落て聞こえるのは、気のせいか。もちろん日本語ならではの美しさもあるんだけど。

"cold snap"

聞いただけで、なんだか寒さが伝わってくる言葉だと思う。ぐっと冷え込んで寒いなぁ~、と思うときに、この言葉が頭に浮かぶ。

"What a cold snap!"
最近なんとなく、思い出す話。

中国の古典、荘子秋水篇より。(といっても他の本で読んだんだけど)
川のほとりを歩いて、橋の上から魚を見た時の、荘子と恵子(けいし)の会話。

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荘子: 「やあ、魚が楽しそうに泳いでいるな」

恵子: 「君は魚じゃないのに、どうして魚が楽しいとわかるんだ」
荘子: 「君は僕じゃないのに、どうして僕に魚の楽しさがわかるはずがないと、わかるんだ」

恵子: 「僕は君じゃないから、君のことはわからない。君は魚じゃないから、魚のことはわからない。どうだ」
荘子: 「もう一度根本に立ち返ろう。君が『どうして魚が楽しいとわかるんだ』と聞いたときには、すでに僕に魚の楽しみがわからないということをわかっていただろう。同じように僕は橋の上で魚を見たときに、魚が楽しいということがわかったんだ」
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なんだ、へりくつじゃないか・・・というのは簡単だろうけれど、なかなか考えさせられる。
かの湯川秀樹博士は、この話を愛し、色紙に何か書いてくれと言われると、この話を意味する「知魚楽」と書いたのだそう。

理論と感情。
どちらも大切だけれど、バランスも大事。ただ、どちらか一つを選ぶのだとしたら…ということを考えさせてくれる、良いお話だと思う。

すごくシンプルな中国原文で理解できるように、勉強したいと思った。
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荘子与恵子游於濠梁之上。
 荘子曰「魚出游従容、是魚之楽也。」
 恵子曰「子非魚、知魚之楽。」
 荘子曰「子非我、安知我不知魚之楽。」
 恵子曰「我非子、固不知子矣。子固非魚也。子之不知魚之楽全矣。」
 荘子曰「請循其本。子曰女安知魚楽云者、既已知吾知之而問我。我知之濠上也。」
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仕事をしていて、たまに聞くセリフ。

「いざとなったら責任をとって、辞めます」

少し聞くと、「おっ、覚悟決めてやっているな」なんて感じそうだけれど、実際はそうでもない。
責任の取り方はいろいろあると思うけれど、きっとその人が辞めたところで、売上が上がったり、利益が出たり、会社の課題が解決されるようなことはまずない。
雇われ人にとって辞表は最後の切り札…的に使うことが多そうだけれど、結局のところ逃げていることに他ならない。

「いざとなったら責任をとって、居座ります」

こう言われた方が、オーナーとしてはぐっとくるのかもしれない。何が起こっても経営課題から目をそらさずに、逃げずに、ただ解決方法だけを考える。そんな経営者のいる会社は、強いと思う。そう教えてくれた年下のメンターに感謝。