図書館にセックスレス関係の本が8冊あったので、すべて借りて読んでみた。とにかく気が滅入った。一方で、いろいろ勉強になったし、性生活が復活したカップルの話には感動すら覚えた。
セックスレスと言っても、夫婦ともにしたくないのなら問題はない。深刻なのは、片方がしたいのに、もう一方がしたくない場合だ。
それも結局は愛情の問題だと思う。パートナーが悩み苦しんでいるのに、対処しようとしないのなら、愛が欠如しているとしか言いようがない。妻の悩みに向き合おうとしない夫ならば別れた方がいい。
しかし多くの妻は離婚に踏み切らない。愛がなくなれば別れるのが自然だと思うのだが、子供がかわいそう等、さまざまな理由で離婚には至らない。
もしも片親であることが子供に悪い影響を与えるのだとしたら、仲の良くない両親も同じくらい子供に悪影響があるだろう。『不倫の心理学』にはこう書かれている。
「一緒に暮らしたくないと思っている両親と暮らすよりも離婚する方が子供へのダメージが大きいと信じられているが、実際は逆である。(中略)幸せな親は不幸な親よりも良い親だ。幸せな人はより良い環境を作る。離婚は一時的に不安定な時期を作り出すが、不幸な両親のもとで不幸な時間を過ごすよりも、遅かれ早かれ平和な結末を迎える」(『不倫の心理学』アンジェラ・アオラ著 安達七佳訳 新潮社2024年)




