3日間にわたり牛窓にお付き合いいただき有難うございます。
オリーブの花って、あまり見る事無いと思います。これ、オリーブの花です。
白くて可愛いでしょ。(無理やり言わせてますね)
さて、あまり有名じゃないかもしれませんが「佐竹徳」って画家をご存じでしょうか?
1897年大阪に生まれた画家で、1998年まで生きて100歳まで生きられました。
1963年(65歳)に、牛窓の柔らかな日差しと、オリーブ畑、赤い土に魅せられ牛窓に移住。
その時に、オリーブ園にある赤屋根をアトリエとしてオリーブを中心に牛窓の自然を描いた画家。
その赤屋根については以前書いたブログを見て下さい → 岡山で一番好きな場所
その赤屋根から荷物を運び出してる集団が居るじゃないですか。
凄~~く気になるし、もしかしたらアトリエの中も見れる?
などと思いながら、車を停めて赤屋根に近づくオヤジ。
作業してる人に入っていいかどうか確認したところ、「どうぞどうぞ」てな感じ。
あの牛窓LOVEの佐竹先生のアトリエに入る事が出来るなんて最高です。
アトリエの中は自由見学です。どれ触っても文句言われません。
左下のイーゼルなんて、実際に使われてた実物だと思われます。
当然ですが、オヤジはベタベタ触りまくってました。
右下の写真は、トラックに積み込まれてしまった椅子とか間仕切りです。
凄く興奮してるオヤジがそこにいました。
じれ、床に無造作の転がっていた「火鉢」です。
佐竹先生、絶対、これにまたがったでしょうと言いながら、オヤジもまたがりました。
作業されてる方は、笑ってましたが関係ありません。
普段なら外観しか見れないアトリエに入れるのってお得感満載です。
ちょっと興奮気味のオヤジなので、いつもの公園でクールダウン。
山の上なので、木陰に入ると風が心地よくて暑さも忘れそうでした。
そして、他にお客さんも居ないし、テーブルを独占してのノンビリタイム。
そのお供は、原田マハさんの「奇跡の人」です。
この物語は、日本版ヘレンケラー物語です。そうサリバン先生とヘレンケラー。
この登場人物が、去場安(さりばあん)=アン・サリヴァン、介良(きら)れん=ヘレン・ケラー。
これまたモジリですか?
みたいな感じの物語ですが、原田マハ好きのオヤジはイッキに読んでしまいました。
この人の文章って、どこか美術的な表現(?)が多くて好きなんです。
例えば、この作品でも
神の作りたもうこの世界で、神のみもとで、私たちは、誰もが等しく学ぶ権利を持っている。
こんな一文があります。
こんな表現ってなかなかできませんよ。
と、オリーブ園だけなら何度もアップしてるからこれだけでアップする必要もないんですが、
今回は、赤屋根のアトリエ見学という、初めての経験をしたので、これだけでアップします。
そして影も伸びてきた所で、山を下りての夕陽です。
長らく続けました「天気のいい日は牛窓でしょ」シリーズ(笑)の最後は、昨日お約束の夕陽。
iPhoneでの撮影にしては、どうでしょう?
オヤジの腕では、これが精一杯でした。
こんな感じで、盛りだくさんの牛窓にお付き合いいただき有難うございました。
今回、好きな場所を持ってるって幸せな事なんだなと実感しました。
良い時も、悪い時も、嬉しい時も、悲しい時も、ここに来て何かを感じてたんですね。
感謝します。
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