高木 郁乃(たかぎ いくの/別名:高木いくの/ソロ・ユニット名:イクノリリィスキア/1975年6月29日~)は、日本の歌手、ラジオ・パーソナリティ。Jungle Smile在籍時は、作詞、ヴォーカルを担当。
1975年6月29日、高木郁乃が神奈川県横須賀市に生まれる。
その後、新潟県妙高高原町(現:妙高市)で育つ。
1994年11月、吉田ゐさお(よしだ いさお/本名:吉田功/1972年10月1日-)と音楽ユニット「Jungle Smile」(ジャングル・スマイル)を結成。高木はヴォーカルと作詞を、吉田は作曲、編曲、コーラス、Region Conduct等を担当。ユニット名の由来は「殺伐としたジャングルのような都会でもいつも笑顔でいられる」という高木の想いから。
1995年10月、「ヤマハ THE 4th ミュージッククエストJAPAN FINAL」優秀賞を“チェリーボーイ”で受賞。
この受賞を機に、ビクターエンターテインメントのレーベル「SPEEDSTAR RECORDS」と契約。
1996年11月21日、1stシングル“風をおこそう/チェリーボーイ”(作詞:高木郁乃・芹沢類/作曲:吉田功/編曲:吉田功・小森茂生/(作詞:高木郁乃/作・編曲:吉田功))でメジャー・デビュー。表題曲“風をおこそう”は、KTV系『快傑えみちゃんねる』エンディングテーマ、名古屋NSCカレッジ CMソング。
1997年3月21日、2ndシングル“片思い”を発売、表題曲はテレビ朝日『紺野美沙子の科学館』エンディングテーマ曲。オリコン47位、登場回数13回。本楽曲で同年の全日本有線放送大賞新人賞を受賞。
6月21日、3rdシングル“冒険(ロマン)/ランドセル”(作詞:高木郁乃・芹沢類/作曲:Jungle Smile/編曲:吉田ゐさお・ZAK/作詞:高木郁乃/作・編曲:吉田ゐさお)を発売、オリコン83位。
7月24日、1stアルバム『虹のカプセル』を発売。オリコン20位。
1998年1月21日、4thシングル“小さな革命/水たまり”(作詞:高木郁乃/作・編曲:吉田ゐさお/作詞:高木郁乃/作・編曲:石川鉄男・吉田ゐさお)を発売、オリコン49位を記録した。
6月24日、5thシングル“おなじ星”をリリース。フジテレビ系アニメ『DTエイトロン』エンディングテーマ、「名古屋NSCカレッジ」CMソング。アニメやCMタイアップになったことでスマッシュヒット、オリコン27位、登場回数17回を記録した。これによりテレビ出演の機会が増加する。
9月2日、2ndアルバム『林檎のためいき』を発売。ジャンスマ唯一のトップ10入りとなったオリコン5位を記録。
11月26日、6thシングル“白い恋人”(作詞:高木郁乃/作曲・編曲:吉田ゐさお)を発売、日本航空「JAL SKI'99 北海道」CMソング、TBS系列COUNT DOWN TVエンディングテーマ。オリコン39位。
1999年6月、高木が声帯結節のため活動休止。
6月23日、ジャンスマ通算3枚目のアルバムで、自身初のコンセプト・ミニ・アルバム『夏色シネマ』を発売。オリコン22位。
11月10日にリリースされた、レベッカのトリビュート・アルバム『tribute to REBECCA DREAM DISCOVERY』に“フレンズ”(作詞:NOKKO/作曲:土橋安騎夫/編曲:吉田ゐさお)で参加し、活動を再開。オリコン77位。
2000年2月23日、シングル“翔べ! イカロス”(2000年2月23日)オリコン53位。
3月23日、4thアルバム『あすなろ』を発売。オリコン48位。ジャンスマにとって最後のオリジナル・スタジオ・アルバムとなった。
5月24日、シングル“祈り”(作詞:高木郁乃/作・編曲:吉田ゐさお)を発売。カップリングは“なんてバカな女だろう(Showcase Style)”(作詞:高木郁乃/作・編曲:吉田ゐさお)、“祈り(表裏一体Mix)”。オリコン83位。
11月16日、シングル“16歳”(作詞:高木郁乃/作・編曲:吉田ゐさお)を発売、カップリングは“メルヘン”(作詞:高木郁乃/作・編曲:吉田ゐさお) を収録。オリコン67位。
2001年5月23日、シングル“抱きしめたい”(作詞:高木郁乃/作・編曲:吉田ゐさお)を発売、テレビ東京『超GALS!寿蘭』エンディングテーマ、KBS京都テレビ『故郷〜京都から21世紀のアジアへ』エンディングテーマ。カップリングは“東京、さびしんぼ。”(作詞:高木郁乃/作・編曲:吉田ゐさお)。オリコン40位。
7月18日、ジャンスマ初となるベスト・アルバム『ジャンスマポップ 〜シングル集〜』を発売。
2002年、Jungle Smile活動中に、高木は単独で映画『Tokyo.sora』へ出演した。
12月18日、映像作品『ジャンスマシネマ〜東京ライブ・ノーカット版&クリップ全集』を発売。本作品のリリースと同時に再び活動を休止。
2004年、Jungle Smile活動休止後、CMソングの制作にヴォーカルとして参加する。
2006年、チャリティーコンサートに高木が単独でゲスト参加、“抱きしめたい”を歌唱した。
2007年、同チャリティーコンサートに再びソロでゲスト参加、“抱きしめたい”、“風をおこそう”を歌唱。
2008年の同コンサートでは「高木いくの」として正式にクレジットされ、“恐竜のヘリコプター”、“希望”、“おなじ星”、“抱きしめたい”、そしてこの日のために作った“生きる”の5曲を歌唱。この場で本格的なソロ活動を準備中であること、本人によるホームページが開設されることが表明された。
2011年6月2日より、FM-NIIGATA『Nature City 妙高』で、ラジオパーソナリティを務める。
11月21日、デビュー15周年を記念し、当日はかつてのラジオレギュラー番組『のほほん喫茶』を渋谷J-POP CAFÉで一夜限りの復活。「Jungle Smile 15周年特別企画『帰ってきた〜のほほん喫茶〜』」と題し実施。当初は当時のリスナーを集めたパーティー形式で行う予定だったが、イベントのチケットが即日完売するなど反響が非常に大きかったことから、急遽当日の模様がUstreamで生中継されることが決定。
2013年10月7日~12月26日、K-mixで放送されたラジオドラマ『新静岡セノバ presents セノバスマイルストーリー』のテーマソングとして、12年振りの新曲“流星スペクタクル”、“理由は要らない”がオンエアされる。また、同曲が公式サイトにて視聴可能となる。
2014年2月8日、K-mix開局30周年記念として開催されたライヴ「再会」にて、ジャンスマが一時的に再結成。“流星スペクタクル”をシングルCDとして配布した。なお、同CDは現在、メルカリでオフィシャル出品されている。
2016年11月21日、デビュー20周年特別企画ライヴ「ジャンスマ、成人式」を東京キネマ倶楽部にて昼夜2公演行う。来場者には新曲“おおるり おおぞら”を含む『のほほん喫茶』を模したトークCDが配布された。
2021年2月27日12時00分〜4月28日23時59分、歌手・高木いくのがソロ・ユニット 「イクノリリィスキア」名義で活動を開始。アルバム・リリースのためのクラウド・ファンディングを募った。
8月8日、第一弾として、クラウドファンディングにより制作した1stアルバム『Udö』をリリース。
(参照)
Wikipedia「Jungle Smile」
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