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一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

このブログは小学生バレーボールチーム「矢口タートルズVC」の情報と、小学校教育に関する情報を発信しています。

全日本予選の最中、軽いギックリ腰からの坐骨神経痛を発症していました。かなりひどくて、動いている時はまだよいのですが、夜寝て静止状態になると激痛が襲ってくる始末。よく球出しをしていたと、その無茶さにあきれてしまいます。

さらには1年生で流行っていた細菌性結膜炎も発症。

ほかにも頭の先から足の先まで、まともなところはないと言って良い状態。血液調整の投薬もあり、ここ数週間、自分はこんなに薬を使って大丈夫なのかと不安に思いながらの監督業でした。薬は使いすぎると劇薬です。

そしてその不安は予想通りになり、今日、学校に着いたとたん、体の内部がおかしい。朝の挨拶にも立てず、校長室の椅子で回復を待ちましたが、脂汗も出てきて、とうとう限界を超え、人の来ないトイレに駆け込むと、なんとけっこう吐血してしまいました。


ということで、最終予選を予定していた日曜日に、急きょ消火器系の診察を予約しました。もし勝ち抜いていたら、きっと我慢して、死んでいく運命になったかもしれないと思うと、負けたのも意味があってのことなのかなと、自分一人は納得しました。

それにしても、いったいどれだけの病院に行かなくてはならないのでしょうか。そんな時間はないのですが……………
心の問題なのでしょうか。
3月から今までのこのチームは、最後の2点差で負けた試合。なんと10連敗なのです。
ここまで接戦をものにできないチームも、指導者経験30年にして初めてです。
「逆転の徳持」とか「接戦に負けない辰巳」と自称していた過去のチームとは違う。(今の自分の指導が良くないのか?)
都大会初出場を目の前にして、最後の最後でサーブミス、スパイクミスをして負けてしまう。
相手が点を取っているのではない。自分たちのミスで負けてしまう。
こんなに残念なことってないと思いませんか。

今日の2点差負けをした大切な3セットすべて、サーブミスで負けました。
21-20でサーブミス。
18-18でサーブミス。
19-20でサーブミス。
もっとふりかえれば、一次予選の時の1セット目も勝っていたのに、18-13でサーブミス、20-17でスパイクミスを2連続。21-21でサーブミス。これらのミスのうち、1本でも決めていれば、勝っていたのに。

この子供たちのメンタルトレーニングを本気で考えなければならないと大反省する今大会でした。

原因のひとつには、親子バレーボール活動という子供にとっての「逃げ道」があることがあげられます。
以下のことは初めて公表します。
我チームは、いつも親が身近に居すぎて、すぐに答えを口にしてしまうこと。子供たちが意思決定をする前に、「こうしなさい」「ああしなさい」と指示を出してしまうこと。子供可愛さでほっておけないこと。こうしたことが子供の精神的自律を阻害するかしないかの非常に微妙な状況にあると感じています。
私は子供たちにあえて失敗をさせて、そこで深く考えさせ、自力で立ち上がらせ、経験を深めたいという思いがあるのですが、子供自身が答えを出す前に、大人の皆さんが先に答えを言ってしまうことがよくあります。実はこれが子供たちのメンタル面の成長を阻害しています。子供たちの思考、試行錯誤をさまたげています。練習中に私が基本的なこと以外はあまり教えない、指示を出さないのがなぜなのかを大人の皆さんは考えていただけると幸いです。

教育界の指導者(大人)への戒め(励まし)の言葉があります。
ウイリアム・ウォードの箴言です。

平凡な教師は指示をする。
良い教師は説明する。
優秀な教師は模範を示す。
最高の教師は子供の心に火を付ける。

大人の子供に対する接し方のレベル規準です。
もっと厳しい言葉に変えてみます。

最低な大人は「指示ばかりする」・・・・・「~しなさい」「ボールを拾いなさい」「声を出しなさい」が口癖。そのことになかなか気づかない。
少しだけレベルがあがった大人は、どうしてそうなのか分かりやすく「説明する」・・・・・「声を出すのは~だからだよ」説明できるのは日々の自己研鑽をしているからこそ。
優秀な大人は「模範を示す」・・・・・「サーブを安定させるには、トスを同じ場所にあげられたらミスしないよ」「スパイクは手首を返すスナップショットができればミスしないよ」
最高の大人は子供の心に火を付ける。・・・・・多くの大人がここに至れば、チームの力は信じられないほど上がるでしょう。ひとつの例として、今回の大会を通して、大人の皆さんの応援の声は、まさに子供の心に火を付けるものだったと感じます。他チームの方からも、矢口の応援はすごく変わったと言われています。

このウイリアム・ウィードの箴言は、私が現職の教員を評価する基準ともなっています。
「静かにしなさい」「しっかり並びなさい」「こちらを見なさい」・・・このような言葉が教員から聞かれたら、超マイナス評価をします。なんとレベルの低い教員だろうと判断します。
「このように言っているのは、このような理由があるからだよ」と語りかける教員は、少しレベルの高い教員。
最高レベルは、教員(大人)が何もしなくても、子供たちが自分の判断で行動している状態。そのレベルまで、子供たちを育てていいくまでにはかなりの指導力が必要です。実はそういうことを分かっている教員も、世の中には多くいるわけではありません。
今、教員と言いましたが、これを「大人」と言いかえてもよいでしょう。子供の心に火を付けるような親になれるといいですね。最近のスポーツ界では、卓球の張本父がそういう存在なのではないでしょうか。幼い我が子の心に火を付けたからこそ、兄・妹ともに15歳くらいで世界トップ10に入る実力を示しています。しかも、学習面も日本のトップレベルです。張本父が指導している様子を見ると、やはり助言はしても、ほとんど「指示」はしていないことが分かります。

私が都大会に導いてきた過去の子供たちは、そういう自律したレベルで試合をしていたのです。私が「こうしなさい」と言わなくても、作戦だって自分たちで立てていた。学校生活の中でも「学校生活では自分自身の心を鍛えることができるよ」という私の指導をしっかり理解して、「先生、委員会の委員長はバレー部員全員取りました。」「運動会のリレー選手をになりました。選手になれなかった子は応援団長になりました。」と報告してきたことが何度もありました。ある年には、委員会委員長全員がバレー部員という年もありました。矢口タートルズの子供たちは、指導者としては指導が徹底できていなくて申し訳ありませんが、まだまだそこまで行っていませんね。学校生活でも出るべきところで、必ず引いてしまいます。何度も言いますが、24時間自分を鍛えるという感覚が子供たちに育たないと、私の指導するチームでは結果が出ません。

今大会の試合では、子供たちは相手がまったく見えていませんでした。試合の相手との試合ではなく、ボールと試合をしているような感じです。その根拠は、今回の予選を通じて、サーブ成功率がチームで75%という最悪の数値に出ています。4本打ったら1本はミスしているという信じられないほどの低いレベルです。少なくともこの数値が80%を超えていれば、あの2点差負けにはならずに勝ち抜けていたことでしょう。

ほんのわずかの練習のゆるみが、このような残念な結果となってしまいました。
明日からは、次の目標に向けてスタートしましょう。
まずやることは、新しい下級生部員をバレーボール大好き人間に育ててあげることです。
7月に「アンダー10大会」があります。
タートルズは、1~3年生メンバーで出場します。そのチーム作りも始める予定です。

一次予選で最後の2点差を勝ち取ることができず、3位で二次予選になったため、今日はすべての試合が厳しい戦いになりました。ここ最近、子どもたちのサーブが安定していなくて、昨日、急きょ受け入れていただけた練習試合でも、サーブ成功率78%と最悪の状態でした。30%を合格ラインとしているサービスエース率も22%。60%が合格の得点率も48%。スパイクの成功率合格90%のところ53%と最低な調子だったのが昨日です。あまりにも調子が悪かったため、帰りに気分転換でお台場に行きました。マックで「代金を気にしなくていいから、好きなように注文しな。」とお買い物。この程度のおごりではビクともしない財力を得るために校長になりました。ちなみに東京都の校長手当は月10万円強です。お買い物の後、お台場の海岸に歩いて移動して、レインボーブリッジを見ながらお昼ご飯。ついでに水辺で少しだけ遊んで帰りました。気晴らしになったかな。砂絵で明日の試合「かつど!!」とかいていたので、気合は入ったようですよ。

さあ、勝負の二次予選です。初戦が一番大事。5年生の秘密兵器君も今日は参加できた。
1セット目。1,2番のサーブがガンガン走って、5本のサービスエースで8-1。その後もサーブは好調でリードを保ち、21-11で圧倒する。
2セット目も1,2番で6-1。4番サーブが終わったところで11-5。あと10点。ここからは相手のサーブで苦しめられて17-13と追い上げられる。しかしサイドアウトの連続で、なんとか21-18と勝利する。
今日一番の勝負だったこの試合は、私自身も『プラス評価の言葉かけしか、絶対にしない!』と固く決意して挑んだので、子供たちのプレーは今シーズンのベスト1だったと思います。

もっと良かったのは応援です。
コート内の子供たちをノリノリにさせる、保護者の皆さんの応援の声。これは会場で一番だったのではないでしょうか。
一次予選のときも他チームの指導者の方から高評価されましたが、今日も「チームの歴史が短いのに、矢口の保護者の応援は素晴らしい」と指導者の皆さんから言われましたよ。本当にありがとうございます。三次予選の応援もどうぞよろしくお願いいたします。

しかし反省することはたくさんあります。
(1)今日のチームサーブ成功率 76%
最悪です。90%を合格ラインにしているのですから、ひどい数値です。だから2,3試合がうまくいかなかったのです。

(2)チームサービスエース率 33%
30%を合格ラインにしています。この高い数値が出ているからこそ、成功率が最悪だったのに、今日の二次予選を通過したといってもよいでしょう。

(3)スパイク成功率 60%
これは90%を合格ラインにしています。それより30%も低い。これは決定率ではなく成功率なので、ミスをしなければ下がらないのです。相手に拾われても、自分がミスをしなければ100%になるのです。アタッカーはチームのみんながつないできた大切なボールを、きっちり得点につなげる高い意識をもっていなくてはなりません。つなぎのスパイクをミスするなど、もってのほかです。
バレーボールだけでなく、ネット系スポーツの得点技のひとつは、相手を「前後にゆさぶる」ということです。前に出しておいて後ろに強く決めるとか。人のいない場所に軽打して決めるとか。ぜひ上手なバレーボールを心がけてほしいですね。


ミカサ杯教育大会と同じように、三次予選まで勝ち残ることができました。
なんとしても次の扉を開きたいですね。
保護者の皆さんの絶大なる応援をよろしくお願いいたします。

個人成績
【サーブ成功率】
1位 O.R T.A 100%
3位 I.H 81.5%
4位 F.Y N.S 80%

【サービスエース率】
1位 I.H 51.9%
2位 O.M O.R K.Y T.H 33.3%

【サーブ得点率】
1位 O.M O.R I.H  K.Y 66.7%
5位 N.S 65%

【スパイク成功率】
1位 F.Y 64.7%
2位 I.H 62.2%
まず今日の個人成績ベスト5です。

【サーブ得点率】
1位 O.R、O.M 75%
3位 T.A、K,Y 66.7%
5位 N.A 56.5%

【サーブ成功率】
1位 O.R、T.A、Y.K 100%
4位 N.S、T.H 93.3%

【サービスエース率】
1位 O.M 50%
2位 T.H 40%
3位 N.A 34.8%
4位 K.Y 33.3%
5位 F.Y 30%

【スパイク成功率】
1位 N.A 100%
2位 I.H 75.9%
3位 F.Y 66.7%

【総得点数】
1位 I.H 38点
2位 F.Y 25点
3位 N.A 14点
4位 T.H 7点
5位 O.R、N.S 6点

この数字から分かるように、レギュラー陣がサーブ得点率が低い。もっとサーブで攻めることができたら、今日の試合は負けなかった可能性が高いということです。とても惜しい1日だったと思います。「この1点」の差が大きく影響するのが、都大会予選なのです。「この1本」を簡単に落とすのか、「この1本」を絶対に落とさないのか。ここにチームの執念が表れます。確かにかなり良いチーム状態にはなってきたのですが、本当に都大会出場を勝ち取りたいならば、矢口の子供たちの心のレベルは50点と言わざるを得ません。ですから、決まったと思ったボールを相手に上げられてしまうのです。どうして落としてしまうの?というボールを自分のコートに落としてしまうのです。

3位となったため、二次予選はとても厳しいリーグに入ります。
しかし本来の力を発揮できれば二次突破できるはずです。
何が何でも勝つという気持ちを二次予選までに作ってきてほしいと思います。

どの学校でもあり得る、学校の欠点あるあるです。
今日の練習前に、体育館倉庫を確認していて、「これはいったい何の箱なのだろう?」と気づいて開けてみると、中からすてきなサーブ練習器が出てきました。バレーボール用の練習器ではありません。硬化スポンジ製の平面平均台です。普通の平均台では危ない場合の安全性の高い平均台です。高さは地面から3cm位しかありません。表示を見てみると昭和60年購入で、ほとんど使われていません。お宝発見というわけで、さっそくサーブ練習に使いました。
この上で写真のようにサーブ練習すると、体のバランスが良くなりますし、きれいにミートしないとサーブが飛ばないため、フォーム矯正になるのです。10分間練習しただけでしたが、その効果は絶大でした。練習最後の紅白戦で、連続サーブポイントを取っていました。


ところで先週の土曜日は、朝風呂に入って上がろうとした瞬間に、腰に痛みが入りました。とても軽い程度のギックリ腰と自分でも分かったので、土曜日練習はおとなしくしていました。

今日は午前中にお茶の水の三楽病院という、東京都の教員をたくさん受け入れている病院に、定期検診に行って血液検査をし、栄養相談と主治医の診察を受けました。待ち時間が長いため、ゆっくり読書をしながら体を休ませた結果、腰の方は完調に戻りました。そこで今日の練習からは、徹底的に走るレシーブでボールを落とさないバレーボールを目指す練習の球出しをすることができました。
夜になっても腰の痛みはないので、たぶん大丈夫でしょう。
4月。年度が変わり、新しい学年になった今、募集もかけていないのに、体験入部の子がどんどん来ています。驚いたのが、入学式をしたその午後に体験入部して、その場で入部手続きをすませた1年生がいることです。
さすがにこの入部の早さは私も初めてで、もう少し熟慮してもよいのではと思いましたが、入学2日めに校長として1年生の教室の様子を見に行った時に、入部したこの子は、すでに私のことをバレーボールの監督と理解していて、身近な感覚で、安心して笑顔で接してくれました。そして、自分で工夫して作った折り紙作品をプレゼントしてくれました。こういう教育的効果が、このPTA親子バレーボール同好会・矢口タートルズにはあるんだなと感じた次第です。

今週の土曜日にも、体験入部の子たちが参加します。

そうそう、体験入部する子たちへの、6年生部員たちの優しい接し方にも喜びを感じています。公式戦に向けて頑張ることも素晴らしいですが、新入部員を優しく迎え、ていねいに教えてあげる行動をすることの方が、もしかしたら子供たちの心を育てることにつながるかもしれません。

新入部員の子供たちが、そういう上級生の優しい心に接して、「このチームにいたい!」と思えることが最高の教育だと思います。これこそ小学生バレーボールの理想とする姿です。

そんな世界に、もっとたくさんの子供たちを招くためにも、そろそろ入部募集をかけようと思います。

春休み中の猛練習で6年生の技術はかなり上がりました。特につなぐ能力が伸びていると感じます。反面、入学式に向けて体育館が使えなくなった1週間の影響で、攻撃面のサーブとスパイクの感覚が昨日は戻らず、今日の練習で少し戻ったくらいの状態にはなりました。

さて、恒例の茨城遠征があるため、写真のグッズを新たに入れてみました。

アタックNO1のアニメ版と、厳しいアテネオリンピック予選を勝ち抜いた全日本チームのビデオ。そしてセカオワのCDですね。

古いビデオに子供たちはどんな反応を見せるでしょうか。
先日、6年生の卒業記念ソフトバレーボール大会を行い、その際、参加してくれた中学1年生の先輩に、「よかったら中学の練習がない日に、練習試合に来ないか」と声をかけておいたところ、中1チームのメンバーを集めて、今日の練習に6人チームで来てくれました。そこで矢口タートルズの新チームを2種類作り、合計4セットの練習試合を行いました。1チームは全員5年生の6人チーム、2チーム目はバックの2人を4年生にかえての4~5年生チーム。

この3月、春休み期間は特訓期間として毎日練習しているため、小学生のレベルは一気にあがっています。練習の目標ポイントは3点。
(1)アタッカーのスパイク技術を高め、決定力をあげる。
(2)レシーブを落とさないようにするために、コート内で走り続ける体力と技術を高める。
(3)セッターのトス力を高める。
この3つ、すべてが今日の練習試合にあらわれ、よく拾い、よくつなぎ、よく打った結果、3-1で勝つことができました。(ただし中学生はローテーションバレーをしていたから、それだけで大きなハンディがある。)

得点経過が面白かったので、紹介しておきます。
【第1セット】
スタートで小学生のサーブやスパイクが決まり、中学生が戸惑っているうちに、11-5までリードする。
ここから中学生の本気モードに火がつき、ミスが減って、14-16と逆転。
小学生もねばりにねばり、スパイクを決めていく。20-20
ここで中学チームにサーブミスが出てしまい、21-20。
リオのサーブが取りにくく、24-20。
最後は1点ずつ取り合って、25-21。小学生1セット先取。

【第2セット】
中学生の調子が出てきて、4-12とリード。
ここからヤマト、サクラ、ハルナのサーブが走って、一気に14-16まで追い上げる。
中学生もこのセットは負けられないと、15-19、17-22と引き離す。
ここから小学生の強気な攻撃と、声の盛り上げが功を奏し、21-23。
しかし痛恨のサーブミスが出て21-24と中学生のセットポイント。
いつものタートルズだと、ここで弱気ミスが出て終わるが、ヒサキのスパイクで22-24と切る。
サクラのサーブが嫌なところをついて、チャンスボールが返ってくるパターンになる。ヤマトのスパイクが連続で決まり、26-24と大逆転。

【第3セット】
さすがに中学生、このセットは勝負モード。2-8とリードする。
ところが今日はサクラのサーブがとても良く、サービスエースも出て7-8と追い上げ。
その後、9-9、10-10、12-12と接戦。
ここから中学生のサーブが走り、18-15。
いったん20-20と追い上げる。
この後、中学生の連続攻撃が決まって、22-25と中学生がセットを取る。

【第4セット】
このセットも4-8と中学生リードで序盤は進む。
ここで4年生2人のサーブが大爆発。まずはハルナのサーブで7点取って、12-8と逆転。
12-9からアカネのサーブで8点取り、21-9と大量リード。
5年生のアタッカー陣もどんどんスパイクを打っていく。
あとは1点を取り合えばよく、25-12で勝利する。



どのセットも、とてもよくラリーが続き、両チームともプレーしていて楽しかったはずです。とてもよい練習になったので、もし可能であれば、また来てくれると嬉しいですね。


【個人成績 上位3位まで】
(サーブ得点率)
1位 ハルナ 83.3%
2位 アカネ 80%
3位 サクラ 68.4%

(サーブ成功率)
1位 ハルナ 91.7%
2位 アカネ、リオ 90%

(サービスエース率)
1位 アマネ 40%
2位 ハルナ 33.3%
3位 サクラ 31.6%

(スパイク成功率)
1位 ヒサキ 83.3%
2位 ヤマト 70.6%
3位 アマネ 50%
3月31日、今年もハロープロジェクト、幕張メッセのひなフェスのチケットが取れてしまった!
コロナが明けて、コロナ禍とは盛り上がりが変わったのに、私が行けば明らかに場違いなのに、チケットを取れてしまった

行くしかないね!

昨日の有明コロシアムでの東京グレートベアーズ対堺ブレイザーズの試合観戦を受けて、今日の練習にはグレートベアーズのユニホームを着て参加してきた子がたくさんいました。

こうした機を敏感に察知し、練習を楽しくするのが小学生バレーボール指導者だと思います。対人パス練習している景色を見て、即座にアイデアが浮かびました。

(ちょうど半分くらいの子がグレートベアーズユニホームを着ているから、今日は矢口タートルズ対東京グレートベアーズの試合にしてしまおう。)

基本の練習を早めに切り上げ、
「はい、今から名前を呼ばれた方のコートに入るように。」
何をするのかは、まだ言いません。両コートに分かれてみると、片方は全員が東京グレートベアーズのユニホームを着ていることが分かります。ここで、
「今日は矢口タートルズ対東京グレートベアーズの試合をします。」
と伝える。昨日、素晴らしい試合を見たばかりですから、子供たちのプレーイメージも高くなるはずです。予想通り、いつもよりレシーブは上がるし、スパイクも決まるし、ナイスプレーの連続でした。
このような場の設定をしかけたことで、小学生の子供たちはVリーグ選手になりきる「東京グレートベアーズごっこ」をしていたのです。

試合は白熱し、セットオール。
3セット目も21点制で行い、21対19でグレートベアーズチームが勝ちました。