これは2011年に指導していた辰巳ジャンプ5年生のアタッカーの子が自主的に調べてきた名言集です。
(1)大丈夫。私たちは絶対に負けない。
(2)みんながいるから、私はこんなに頑張れるんだよ。
(3)あと少し、あと一歩。最大限の力をふりしぼれ。
(4)ふりむくな。ふりむくな。後ろには夢がない。
(5)未来は自分の夢の素晴らしさを信じる人のものである。
(6)夢は現実の苗木である。
(7)夢は見るもの。希望はかなえるもの。
(8)弱気は最大の敵
(9)夢は逃げない。逃げるのは自分だ。
(10)あきらめるな。一度あきらめたら、それが習慣となる。
(11)才能とは夢を見続ける力のことである。
(12)夢が見られるなら実現できます。
(13)あきらめない奴には勝てないよ。
(14)自分自身を説得できるかどうかが成功の第一条件
(15)成功したらどうしようとは考えていますが、失敗することは全然考えないです。
(16)日々正直に行動することが成功に達する最も確実な道だ。
(17)成功ほど続いて起こるものはない。
(18)成功は結果であって目的ではない。
(19)ミスをしない選手は超一流。失敗を成功につなげる選手は一流。責任を転嫁して失敗をくり返すのが二流。三流は自分が失敗したことすら気づかない。
(20)伸びるためには、まず縮まることが必要。
(21)努力する姿は誰かが見てくれているもの。
(22)才能とは持続することである。
(23)人並みにやっていたら、人並みにしかならない。
(24)どんなに悔しくても過去は変わらない。
(25)途中であきらめちゃいけない。途中であきらめてしまったら、得るものより失うものの方がずっと多くなってしまう。
さらに次は同じ年に、センターでアタッカーをしていたキャプテンが書いてきたノートから記事にしたものです。
さて、最近、辰巳ジャンプのキャプテン、副キャプテンは見違えるくらいに成長をしています。キャプテンは先日行った練習が午前中で終わったので、午後から有楽町の「相田みつを美術館」に行ってきたそうです。これはとても大切なことです。スポーツ選手として心を鍛える「メンタルトレーニング」になっています。そこで見てきた言葉の中から、心に響いたものを練習ノートに書いてきてくれましたので、辰巳ジャンプのみんなに紹介します。
「しあわせはいつも自分のこころがきめる」
「うつくしいものを美しいと思えるあなたの心がうつくしい」
「夢はでっかく 根はふかく」
「いのちいっぱい自分の花を」
「つまづいたっていいじゃないか、人間だもの」
「アノネ、がんばんなくていいからさ、具体的に動くことだね」
「体験してはじめて身につくんだよなぁ」
「うそはいわないとこころにきめてうそをいう」
「本当のことが一番いい」
「あなたにめぐりあえてほんとうによかった ひとりでもいい こころからそういってくれるひとがあれば」
「道は自分でつくる 道はじぶんでひらく 人のつくったものは じぶんの道にはならない」
「なんでもいいからさ 本気でやってごらん 本気でやればたのしいから 本気でやればつかれないから つかれてもつかれがさわやかだから」
相田みつをさんの、これだけの言葉をあげて、最後にこうしめくくっていました。
「これらが私のいいと思ったものです。「めぐりあい」はけっこうな人気作です。でも私が一番気に入ったのは「一生勉強 一生青春」です。もっと深い意味があるのではないかと思いました。」
井上が求めてきたことが、こういう行動です。
「自ら学ぶ、自ら行動する、自分の頭で考える、考えたことを表現する」これこそが強い心を育てる力となるのです。
すべて「学習指導要領総則」の中にある、今の時代の理想的な教育です。
夏休みの練習で、毎回必ず「名言集」を読ませ、学んだ言葉についての感想を書かせてきました。この成果は、これからじわじわと顕れてくるはずです。
でも、指導した私が一番嬉しいのは、小学生の子どもたちが大人になり、親になった時に私が教えた言葉を思い出し、自分の子どもたちに語ってくれることです。精神のリレーがそこでつながるからです。
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この子たちは2024年現在、優秀な大学を卒業し、社会人2年生。または大学院で研究者を目指している子もいます。
小学生時代に大人から言われるのではなく、自分から学ぶ姿勢を身につけた子たちは、その後に必ず大きく羽ばたきます。
残念ながら、今の矢口タートルズに、ここまで自分自身をつきつめていく子は、まだいません。
だれかがファーストペンギンになって、飛びぬけたノート内容で書いてくることを期待してはいます。