今年は、映画ドラえもんの公開日が近いことを雑誌やふりかけで教えてもらいました。
琉夏が人間なら絶対に、映画ドラえもんは彼と映画館で見ていたと思うのです。でもインコ同伴は流石に映画館ではできません。
「映画館でふたりでドラえもんを見ること」という夢がファンタジーのような奇跡で叶うことを願っていました。
この話を友人にすると
「馬鹿だねー、叶うわけないじゃん!」
よく言われていました。それでも僕は夢見続けました。彼の命時間の時計が止まるその時までずっと。
大好きだからです。
とても大好きで友達で人間とかインコとかそういう魂の上に羽織っている服を脱いでしまえばソウルメイトのように魂だけで通い合える最高の相棒でした。
琉夏の亡くなる年の映画ドラえもんは「のび太の月面探査記」でした。登場人物には、るかと呼ぶ男の子が登場します。
僕は琉夏と約束をしました。
DVDが発売されたらいっしょに見ようと。
けれど居なくなりました。前触れもなく突然の別れでサヨナラも言わないままで消えてしまいました。
あれから2本目の映画の公開が2022です。なのに…いっしょに見たかったなあとか、琉夏へ想いを馳せるとき僕があまり寂しくない自分に驚きます。
会いたいけれど彼が居ないからと悲しみのあまり我を忘れて思考停止をしたり現実が遠のくようなことがなくなりました。
大切な想いでとして心の引き出し仕舞うことができたからだと悟っています。今の僕は人間が好きです。
公私共に人間との交流は、自分がわざわざ電波切りをしない限り寝るまで止むことがなくなりました。人間を充実して楽しむようになりました。
亡者を忘れることが不憫に思えても、それは宇宙からの記憶の配慮なのです。
愛している者の死は乗り越えるまで個人差がありますがありがとうで見送ることができた時、新しい生者の人生がスタートします。焦る必要はありません。
泣きたいなら泣けばいいし
怒りで自分を責めたくなったらそうすればいい。
あなたが笑顔を取り戻してあなたらしさを取り戻せたとき亡者の魂は安らかに眠りにつくことができます。あなたと離れ離れになっても亡くなってしまったあの人やあの子は、あなたのことを永遠に想っています。
だから心配しなくても大丈夫です。
あなたはひとりぽっちじゃない。
映画ドラえもんは、ネットフィリックスもプライムも中止中。レンタルしかないみたいです。動画ならドラえもんチャンネルのアプリでみれます。
https://movies-trends.com/doraemon/
明日は雨水できのうは満月でした。春がちかいことを僕の古傷があさいちに教えてくれました。痛いってもんじゃない古傷で、梅が咲くころやってきて春の入り口を教えてくれます。2/25日以降は春がやってきますよ。寒さもあと少しです。