今日は自分の過去と対面しなければならなくて向き合いました。出版社の編集者の方も休み返上して、昔むかしのデータを探しました。
いちばん最初に僕の担当編集についてくれた人まで遡る羽目になって、原稿の読み直しまでしなくてはならなくなってしまいました。
12歳まで遡って記憶から逃げられない時間を過ごしました。
後半は琉夏が登場してやっと落ち着きはじめていました。
ですが…資料として琉夏の亡くなった時の年齢層を人間の年齢として考えたときのおよその年齢が必要になって探すことになりました。
インコたちの加齢スピードは猛ダッシュのように過ぎてしまうことを知ってはいたけれど切なくなりました。
速すぎるよ〜
切ないよ〜
思わず口からこぼれてしまう切なさでした。
悲しいしそういうのを修正してゆっくりにできるなら神様へお願いしたいけれど、そんなことは無理なわけで受け入れるしかない。
いくら考えても受け入れ難い真実だけど受け止めるしかない。
僕たちができることは、今を、瞬間瞬間をあなたとインコさんと大事に過ごすこと。最善を尽くしてあげることです。
インコさんたちは人間の心を見透かしてしまいます。ふりが通用しません。素のままの飼い主さんが大好きです。あなたに捧げてくれるインコさんの命がけの生涯を大切に過ごしてくださいね。
芥川賞受賞作品って厚みがあってなかなか手が出にくいですが、「ブラックボックス」は150pくらいしかないので初心者の方でも挑戦しやすいです。