ingmscのブログ

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蒼い空と、碧い海と、冷えた麦酒と、素敵な音楽と、穏やかな日々。

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七年が経った。

突然、いなくなってしまった君のことを考えて涙が出る。

息子が帰らぬ家族の悲しみを思って涙が出る。

親友を亡くした友の気持ちを思って涙が出る。

夢を残し眠り何も云えない君の無念を思って涙が出る。

僕を助け、支えてくれるみんなの優しさに涙が出る。



昨日みたいな天気の良い日は屋上で寝転がって授業をサボったな。

馬鹿な事ばかりしようとする僕はいつも呆れられてた。

まっきぃはパパになったよ。かねこはもうすぐ夢が叶いそう。はかせは娘に夢中で、やっちんは皆を和ませてくれて、平林は…相変わらずだ。

僕はこの七年で何が出来たんだろう。

悲劇の主人公面して、皆の好意、善意に甘えて、ただただ、毎日やりすごしてきたのか?

それとも、ただただ、毎日生きてきただけなのか?

この季節が近付くと、あの頃の景色がループするんだ。

電話をもらった夕焼け。雨の中のタクシー。明けはじめる空。色付く季節。もう戻らぬ日々…



みんなに会いたいな。

みんなが笑ってくれるように、そんな機会をいつまでもつくっていきたい、と思う。

みんな、いつもありがとう。

これからもよろしく。

毎日、笑顔で楽しく暮らせますように。

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2012年4月21日。

大切な友人達と大事な家族に見守られ、沢山の笑顔の中、無事に挙式が終わった。

最後の挨拶でも話させていただいた通り、僕らが出会ってから11年、この日を迎えるまでは色んな事があった。

素直になれず、寄道をし、多くの時間が過ぎたけど、その間に僕らはゆっくりと歩みより、ようやく家族になれた。

僕らはこれからも自分達らしくマイペースに進んで行き、今以上に幸せになります。

あの場にいた全ての方へ。

ありがとうございました。







最後に。

まっきぃ、平林、二人には空の上にいるアイツと一緒に挨拶をしてもらえて嬉しかったよ。

さとみ&はかせ、いつも中途半端に投げるのに、嫌な顔せずに引受けてくれて助かってます。

ねぇさん、二人で甘えっぱなしでごめんなさい。でも、ねぇさんのおかげであの日を迎えることが出来ました。

皆、ありがとう。



そして、ずっと支えてくれた妻に心から感謝を。

これからもずっと笑ってこうな。







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親友よ、頑張れ。



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この2日間ばかり、体調不良で会社を休み、家の留守番をしていた。

文字通り、体調がよろしくないので出歩くことも出来るはずがなく、奥様も仕事に行って1人なので、久々にのんびりと大好きな音楽を延々聴きながらぼんやり過ごした。



iPodでは無く、CD達をステレオに入れ、最初から最後まで聴いては次、って感じで、一枚一枚、THE BEATLESからJAMES BLAKEまで、聴きたいものを片っ端から流した。

昔大好きだった、激しいロックやパンクやミクスチャーなんかを聴いてみると、やっぱり自分も歳取ったんだな、と思う。

もちろん今もそんなのも大好きなんだけど、ゆったりした曲調が身に染みる歳になってきたのか、と。

でもそれは寂しいというか、それだけの年月を一緒に過ごしてきたんだな、という想いのほうが強い。



季節はもうそこまで春が来ている。

今朝の生憎な空模様からは打って変わって昼間は汗ばむくらいの陽気で、日に日に寒さは和らいでいくのを感じる。

温かな陽射しのベランダの向こうを眺め、スピーカーから流れてくるElliot Smithを聴きながら、昔の事を思い出したり、これからの事を考えたり。

そんな目の前や脳裏に浮かぶ光景をとても懐かしく、そして優しく、暖かく、愛しく思う。

もう少し落ち着いたら、久しぶりに親友に会いに行こう。



大好きな音楽に包まれて、大切な人と笑顔で話しながら過ごす日々。

今の僕に必要なのは、こんな穏やかな日々なんだろう。

強く吹く風から春の匂いがした。



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朝、僅かにカーテンの隙間からこぼれる陽に起こされ、ゆっくりと毛布から抜け出してコーヒーを入れる。

窓を開け、雲一つない青空を眺めながら洗濯物を干していたら、自転車で出掛けたくなり、コーヒーをマグに入れる。

久しぶりにTHE CRANBERRIESを聴きながらペダルを踏み、少し遠目の大きな池のある公園へ。




20分程かけて到着し、まだ温かいコーヒーを飲みながらのんびり園内を歩く。

透き通った青い空をキラキラと反射する池の水面は冬を越しに渡って来た色とりどりの鳥達で賑わっている。

あまり人も居ないせいか、橋の上から四方を見渡すと、空も水も緑も大きく広がるけど、なんだかそれぞれに『キーン』と張り詰めたような、今にも割れてしまいそうな薄い氷の水槽の中の箱庭みたい。

大きな声をあげたら跳ね返ってきそうな冬の空気。

晴れてるのに、水面を抜ける風は一段と冷たく感じる。

でも、そんな穏やかな日差しの中、落ち込む暇もない程の忙しない毎日から一歩抜け出して、少しだけ一息つけた。

噴水には小さな虹がかかっていた。

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