前回は中性脂肪そのものが何なのか、
中性脂肪には外因性と内因性があることを
お伝えしました。
今回は中性脂肪が高くなる要因のひとつ、
食事をみていきます。
食事で中性脂肪が高くなる理由その①
ひとつめが脂肪の摂り過ぎです。
食べ物に入っている油は、そのままトリグリセリドの形です。
これをたくさん食べた時に中性脂肪が高くなります。
やせ型の人は、筋肉が少なく、
脂肪を筋肉でエネルギーとして代謝する量が少ないので、
そのまま中性脂肪になりやすいです。
肥満の人が脂肪を摂り過ぎると、
こちらも同様に中性脂肪が高くなります。
肥満の人の腸は脂肪を抱えていることが多く、
食べ物からたくさんの脂肪が入ってくると、
腸に抱えた脂肪を放出します。
その結果、中性脂肪が高くなります。
他にも脂肪のエネルギー代謝になっている時は、
糖も脂肪もエネルギーにしにくい状態です。
エネルギー代謝がされるまでだったり、体脂肪になるまで、
中性脂肪が高い状態が続くと考えられます。
1日に脂肪を50g以上食べると、脂肪代謝になりやすいです。
揚げ物など、衣にたっぷりと油が染み込んでいますので、注意しましょう。
つづく
記事について
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