【海外動画紹介】1000億ドルの食材があなたの食べ物を毒にしている。〜その③ | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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前回からの続きです。

 

 

その①はこちら

 

 

 

その②はこちら

 

 

今回でこのシリーズも完結です。

 

 

必要以上に疲れを感じることはありませんか?

エネルギーが不足しているような、理由もなく集中できないような。

エネルギーを生み出すために、

こんなにたくさんコーヒーを必要飲むのは普通なのだろうか?と考えてしまいます。

でも、体にとっての『エネルギー』とは何でしょう?

 

 

 

ここで、クイズです。

呼吸、食べ物、青酸カリ、スターウォーズに共通するものは?  

 

 

ミディ=クロリアン。

 

 

生物の細胞内に存在する微細な生命体で、フォースを使う傾向を決定する。

ミディ=クロリアンは明らかにミトコンドリアをベースにしています。

 

 

ミトコンドリアは、人体のほぼすべての細胞に存在し、

細胞の動力源であり、呼吸や食べ物を食べる理由でもあります。

 

 

ミトコンドリアは、食べ物のカロリーと酸素を使って、

ATPという化合物の形でエネルギーを作り出します。

 

 

私たちは、大量のATPエネルギーをミトコンドリアに大きく依存しています。

一日に作られるATPの分子をすべて体重計に乗せると、

自分の体重と同じくらいの重さになるほどのエネルギーが必要です。

 

 

このエネルギー供給が滞ると、事態は急速に悪化してしまいます。

青酸カリは、ミトコンドリアのエネルギー生産能力にダメージを与えるため、

このようにして人を死に至らしめるのです。

 

 

当然のことながら、過度のエネルギー低下や疲労感を感じるケースには、

ミトコンドリアの機能低下が関係していると言われています。

 

 

進化生物学者のダグラス・C・ウォレス博士は、

 

 

医学は解剖学に焦点を当てすぎていて、

解剖学的なアニメーションを作るために必要な

エネルギー生産に焦点を当てていないと主張しています。

 

 

科学者たちは、心臓病やアルツハイマー病など、

多くの病気の発症に、

ミトコンドリアの機能障害が中心的な可能性があると考え始めています。

 

 

心臓や脳が正常に働くためには、大量のエネルギーが必要ですから、

驚くことではありません。

 

 

また、肥満や糖尿病でミトコンドリアの機能が低下することもよく知られています。

実際、世界で最も処方されている糖尿病治療薬であるメトホルミンは、

患者の体重減少を助ける数少ない薬の一つですが、

ミトコンドリアに作用します。

(メトホルミンは残念ですが、エネルギー代謝をストップさせて、細胞外に乳酸を蓄積させる作用があります)

 

 

では、植物油はどこに作用するのでしょうか?

 

 

驚いたことに、植物油はミトコンドリアにダメージを与えるのです。

簡単に説明すると、ミトコンドリアはATPエネルギーを送り出している工場のベルトコンベアのようなものです。

体内では、食べたものから電子を取り出した後、複合体や電子輸送体が、

このベルトコンベアであるミトコンドリアの内膜に電子を渡します。

その結果、ここに水素イオンが送り込まれ、

そのプロトンがATP合成酵素に吸い込まれてATPが作られます。

 

 

ベルトコンベアである内膜には、

『カルジオリピン』と呼ばれるものがたくさんあります。

植物油を大量に摂取すると、このカルジオリピンがダメージを受けてしまいます。

 

 

 

植物油からのリノール酸が体内に蓄積されると、

ドミノ倒しのように過酸化カスケードと呼ばれる現象が起こります。

1つのリノール酸分子が酸化して、

別のリノール酸分子を酸化させる物質を生成し、

さらに別のリノール酸分子を損傷させる物質が生成されます。

 

 

これが連鎖反応的に起こり、ミトコンドリア内のカルジオリピンにも影響を与えます。

 

 

この研究では、リノール酸を多く含む植物油をラットに食べさせると、

酸化脂肪のマーカーが2倍になり、

心臓では、ミトコンドリアのカルジオリピンの含有量が

5倍に減少したことが示されています。

 

 

 

この研究では、植物油を食べさせた糖尿病ラットと

非糖尿病ラットのカルジオリピンが激減し、

植物油を食べさせた糖尿病ラットのミトコンドリアは完全に崩壊して、

このような、くしゃくしゃの塊になってしまったのです。

 

 

 

植物油に含まれるオメガ6系PUFAは、

膵臓をはじめとするさまざまな臓器にダメージを与え、

メタボリックシンドロームや2型糖尿病を悪化させる可能性があることは、

教科書『RECENT ADVANCES IN MITOCHONDRIAL MEDICINE AND COENZYME Q10』でも認められています。

 

 

 

さて、最初の研究に戻りますが、

植物油を食べてミトコンドリアのカルジオリピンが激減したラットはどうなったのでしょうか?  

わずか4週間で心不全になってしまったのです。

 

 

こんなに早く心不全になるとは非常に心配ですが、

もちろん人間はラットではありませんから、

マヨネーズをたくさん食べたからといって2週間で心不全になるわけではなく、

 

 

ダメージが明らかになるには植物油を大量に摂取するという非常に長い時間が必要です。

 

 

では、どのくらいの期間なのでしょうか?

1969年に行われたLA退役軍人病院での研究は、

60歳以上の人を対象に

動物性脂肪と植物性油脂のどちらかを与えるという、

臨床ダイエット試験を行いました。

 

 

結果は、植物油グループの方が死亡率が高かったのです。

 

 

動物性脂肪グループには2倍のヘビースモーカーがいたにもかかわらず、

このような結果になりました。   

 

 

興味深いのは、この研究が8年間という非常に長い期間に及んだことです。

そして、植物油を使った食事の悪影響がはっきりと分かるまでには、何年もかかりました。

この研究の著者は、植物油の健康への悪影響を真に理解するためには、

8年よりもはるかに長い期間の研究が必要であるが、

多くはせいぜい5年程度であると結論づけています。

 

 

以上のことをまとめると

PUFAのオメガ6脂肪酸であるリノール酸を多く含む植物油が、

数千年前から私たちが食べてきた飽和脂肪酸を駆逐しました。

 

 

この新しい油の摂取は、

たまたま肥満、糖尿病、アルツハイマー病の発生率と相関しています。

相関関係はあくまでも相関関係ですが、

PUFAは非常に酸化しやすく、人体に有害な酸化物を作ることがよく知られています。

それだけでなくリノール酸は体内で酸化して蓄積され、

この有害な酸化物を作り、ミトコンドリアにダメージを与えるのです。

そして最後に、十分にコントロールされた臨床試験では、

植物油を使った食事をしている人の方が悪い結果になっています。

 

 

 

そこで私が考えたのは、

こんなにも大きな問題であるなら、

なぜもっと大きな話題にならないのかということです。

砂糖の健康への影響に人々が関心を持つように、

植物油に人々が関心を持たないのはなぜだろう?

その違いは、砂糖が美味しくて気分を良くしてくれるかどうかだと思います。

食べ物から砂糖を取り除けば、間違いなく気づくでしょう。

そのため、直感的に「砂糖は体に悪いのではないか」

と思う人がいるのではないでしょうか。   

 

 

しかし植物油の場合は、ライスクリスピーのお菓子に入っているおがくずのようなもので、

気づかないうちに食べ物の中に隠れています。

つまり、食べ物に使われている脂肪について、どれだけ考えているだろうか?

コーヒーに入れる砂糖をステビアやスレンダに変えられたら、すぐに気づくだろう。

 

 

しかし、注文した香り高い野菜のソテーが、

バターではなくキャノーラ油で作られていたとしても、それがわかるだろうか?

 

 

 

終わり。

いかがだったでしょうか。

僕はプーファの害悪については、崎谷先生の本や記事で理解していますが、

初めてご覧になる皆様にはどう感じられたでしょうか。

 

 

オメガ6脂肪酸は酸化しやすい油であることは間違いありません。

しかしこの動画では触れられていない、更に酸化しやすい油があります。

それが崎谷先生のブログでも言及されていたオメガ3脂肪酸です。

 

 

近年では、オメガ3とオメガ6は必須脂肪酸なので、

この比率を食生活に取り入れることが健康になるとされています。

ですが、酸化しやすいということが分かってしまうと、

この理論は本当に正しいのだろうか?

と思えるようになるのではないでしょうか。

 


日本では面白いことに、植物油が年々増加していますが、

悪玉とされている飽和脂肪酸と砂糖は、年々減少しています。

それと共に、がんや糖尿病の患者が爆発的に増加しています。

病気については日本だけが例外ではなく、世界各国で見られる現象です。

 

 

これに気が付かない限り、どんどん病人は増えるだろうと予想されます。

プーファは身体に蓄積されやすいですが、

脂肪分解の際は、真っ先に放出されます。

それが体内の活性酸素や鉄などと結合してアルデヒド化します。

 

 

プーファはプーファフリーにして、2年で半減期を迎えます。

そして、ゆっくりと4年ほどかけて解毒・代謝されていきます。

体調が気になる方、油を摂りすぎてるなあと思う方は、

プーファフリーをオススメします。

今から始めるのも遅くないですよ。

 

 

よろしければ、僕の関連記事もご覧ください。