悪徳業者VS正直業者
オレオレ詐欺、かたり商法、ワンクリック詐欺……。
残念ながら世の中にはさまざまな悪徳詐欺が蔓延っている。
詐欺とまでは行かなくても、
「あの会社の商品なんか最低なのに、なんであんなに売れるのだろう?
買ったお客は知らぬが仏だな」
というように、悪徳業者がもうかっているのが現実である。
その一方で、まじめに取り組んでいるのにもかかわらず、
残念ながら苦労している会社が後を絶たない。
「まじめにやっていればそのうち儲かるだろう」
「これだけ安いのだから売れるはずだ!」
「お客のニーズがあるんだから売れるはずだ!」
あなたの会社の社長や幹部は上記ようなことを言っているはいないだろうか?
もし当てはまっているなら、今日の内容はぜひ確認してほしい。
○正直者なのになぜ売れない?
正直者が扱っている商品のほとんどは、良い商品を扱っていると思う。
でも、残念ながらその商品が必ずしも売れているとは限らない。
場合によっては、
「なんであんな悪徳業者の商品が売れるんだ!?」
と思われる場合もあるだろう。
では、なぜ悪徳業者に正直者が勝てないのだろうか?
○致命的な正直者の誤解
冒頭に挙げた、
「商品は、良いはずだし、まじめにやっていればそのうち儲かるだろう」
「これだけ安いのだから売れるはずだ!」
「お客のニーズがあるんだから売れるはずだ!」
という言葉。もしかしたらどこかで聞いたことがあるかもしれない。
でもこれ、残念ながらどれも誤解。
残念ながら良い商品だからと言って必ず売れるわけではないし、
安かったり、ニーズがあってもしかりである。
その一方、なぜか製品がよくないはずの悪徳業者が儲かっている。
いったい、どんなカラクリがあるのだろうか?
○悪徳業者が勝つ理由
悪徳業者はどのようにセールスをしているのだろうか?
実は悪徳業者は、商品を売る以前に自分を売っている。
なぜなら、悪徳業者は、商品の話はできない。もし商品の説明を先にすると、
品質が悪いのがばれてしまう。これでは買ってもらえない。
そこでまず、自分を信用させる。そして、
「この人から買う商品であれば、きっと大丈夫だろう」
とお客が思ってくれればしめたもの。仮に品質が悪くても売れてしまうのである。
一方、正直者は商品に自信があるため、どうしても商品本位になってしまう。
「ニーズがあり、品質がよく、値段も安い。これで売れないわけがない。」
でも、これではお客さんは動かないのである。
○正直者が悪徳業者に勝つには
では、悪徳業者に正直者は勝てないのだろうか?
もちろん、そんなことはない。
正直者は商品力に集中してしまっていたのに対し、
悪徳業者は販売方法に集中している。
では、もし、正直者が商品力だけではなく、
販売方法にも力を入れだしたら…?
間違いなく商品力で勝る正直者が悪徳業者に勝つだろう。
具体的な販売方法については、また次回に紹介したいと思う。
今日の参考図書
「あなたの会社が90日で儲かる!感情マーケティングでお客をつかむ」
著 神田昌典