ALS,kawatetsuのブログ -75ページ目

弁護士

一昨日、ファックスが届いた。

私には発信元が誰かすぐに分かった。

ここにくるまでの道のりと体の状態を簡潔にまとめてみます。

2010年7月、右足首の違和感、スリッパが脱げるなどの自覚症状がでる。ゴルフのドライバーの飛距離260ヤード。

11月、病院で診察。MRIの結果、軽度の腰椎椎間板ヘルニアと診断。

12月、 セカンドで別病院を診察。
腰椎椎間板ヘルニアと診断され、
ここの病院で治すために、レーザー手術を選択した 。

保険適用外なので自費で百万!

この時期の症状は右足筋力低下と長距離の歩行困難。
ドライバーの飛距離240ヤード。

2011年2月、症状が改善しないため別の病院を診察。 そこでは腰椎椎間板ヘルニアは確認できるが軽度すぎて神経に触れてないため、足の症状との因果関係は認められないとのこと。
(誤診)

そこでのMRI の結果、胸髄髄外腫瘍と診断。
足は少距離の歩行困難になってくる。ドライバーの飛距離200ヤード。
なぜかほとんどスリーパット
(関係ないか)

一週間後紹介状を持ち大学病院へ診察した所、腫瘍はみあたらないとのこと。
(また誤診)

4月、大学病院にて検査入院の結果、胸椎の脊髄ヘルニアとの診断。
ドライバー飛距離220ヤード
(病は気から)

一ヶ月間経過観察するということで、

6月、大学病院にて再診。
この時期、全身の筋肉がピクツキはじめる。 ネットで検索した所、als にヒットした。
(正直ビビった、パラシュートがツイストした時よりビビった)

alsとの出逢いはここから始まった。

6月中旬、脳神経外科から神経内科へ運動ニューロン疾患の疑いで検査入院
今現在にいたっている。

ここまでくることはや一年、
いろいろな葛藤や過ち苦しみを味わった。

悩んで考え続け私は2つの答え(失敗)をみつけた。

是非、参考にして下さい。

先ず1つ目、病院へいくには症状の程度によるが同時進行で最低二件は行くべきだ。

セカンドオピニオンで画像を持っていっても、よく分かりにくい時はそこでまた画像をとり、MRI になるとまた予約で一週間後以降になり診察も一週間後とか。

有名な先生なら20日待ちなど、病気なら進行してしまう。
精神的にもかなり辛くなる。
(病は金から)

2つ目は病院選び。
良い病院を探すというのは容易ではないと思うが、頑張ればなんとかなると思う。

家から近いから駅から近いからHP がしっかりしているなどの理由で選ぶと失敗する可能性がある

これはかなり重要なことだと思いますので皆さん慎重に。

そして3つ目、実はもうひとつ。

医者はピンキリだ。
うのみにしてはいけない。
今はネットがあるので自分でよく調べて医者に問いかけるぐらいがいいと思う。

医者もやぶ医者ならただの話術師。

詐欺師ではないので、そうなったのも結局は自分次第だったような気がします。

私は上記した病院の1つを医療過誤で弁護士に依頼をしているが、今となってはどうでもよくなってきました。

自分の人生において裁判というのはすごく大きな出来事だと思っていました、

しかし、ここまでくるとただの笑い話という感覚に陥ってきています。
(訴えられたらそうはいかないと思いますが)

1つまた1つと、心と体の何かが変化してきています。

als という言葉が近づくだけで逃げてしまう。
犯罪者ではないのに・・・


午後ハリセンボン

午後からの検査は筋電図、昨日したのとはちと違う感じだ。

筋肉に針をさし電気を流し神経の動きを診るのかな?

あまり専門的なことは分からないので、詳しく知りたい人はググって下さい。

整体で使う針とほとんど変わらない感じでした。

リラックス状態と緊張状態を診るのか、20回ぐらいプスリと刺します。

ちょっと痛いがしれています。

この検査はalsを判断する重要な役割をもっているので、スカイダイビングの初ソロ以上にナーバスになりました。

終わった後は何も聞けませんでした、というより聞きませんでした。

明日呼吸器の検査をして、一時帰宅します。

月曜日午前に、最後の希望の髄液検査をします。 脊髄に異常があることを祈って!

たくさんの闘病患者がブログをしています。

自分の病気を知って欲しい。

同じ想いを共有したい、痛みを共感したい 、未来の力になりたい。

みんな様々だと思います。

私のブログを見て、友人、先輩方、後輩、 すごくいろんなことを考えさせてしまうことを大変申し訳なく思います。

ただ、ただ暇なんです。

ブログの文章を考え、どうおもしろおかしく、どう感動的に伝えるか!

楽しみながら考えてます。

二日目午前

二日目の朝、目覚めは最悪だった。
頭が重い、体がだるい、背中が痛いなど多発に症状がでた。

環境の違いでここまでひどくなるものかと、昨日の出来事をフラッシュバックさせた。

すぐに原因がわかった。 それは、
不眠の不安があり睡眠薬をのんでしまい、それで体がだるかったのだ。

なぜだか分からないが、携帯は下に落ち背中にスリッパがはさまっていた。そりゃ背中痛くなるはずだ。

どうして背中にスリッパが?挟まっていたんだろう…

幽霊か、睡眠薬の影響か、看護師または入院患者のいたずらか!

またみんなの意見をきいてみたい。

今日の検査は泌尿器科から始まった。

膀胱の力を見るために管を尿道に入れガス(空気かな)をチュウニュウ!

予想通りの脱力感、女子に生まれ変わりたいと思った・・・

結果は別に問題があるわけではなく、様子見ってことで診察終えた。

悲しかった。問題がある、再検査の必要があると言われることが私の望んでいた言葉だった。

なぜかというと治療可能な病気の可能性もあるわけだし…

少しでもals という答のない病気 から離れたい。

セスナにのって地球から離れてもals はついてくる。

時速200キロでスカイダイビングしてもおいていくことができない。

今は迷路にさ迷っている状態!

かすかな希望を思い、奇跡が起こることを信じてゆっくり時間が経っていってます。