漢方の食の考え方には
薬食同源
(やくしょくどうげん)
という考え方があります。
これは、毎日食べる食事も
病気を治す薬も
基は一緒ですよー!!
という考え方。
漢方薬の中には、
みなさんお馴染みの
生姜(しょうが)
や
山芋(やまいも)
などが配合されている
漢方薬があります。
食品名は
生姜(しょうが)
これが薬になると
同じ漢字でも
生姜(しょうきょう)
という名前になります。
山芋も薬になると
山薬(さんやく)
こんな感じで、
薬の原料にもなっていて
なおかつ、食べ物としても
手に入るものを
食薬(しょくやく)
と言います。
こういう食薬の他にも、
食べ物って、
カラダを冷やしたり、
また温めたり、
エネルギーを補ったり
様々な効能を持つ食材が
たくさんあります。
なので、
不調になった時は、
どんな食べ物を食べたらいいのか
というのも、漢方を習っている方なら
知っておくといいですね。
でも、なかなか効能とかって、
覚えるのはたいへーん!!
私も薬膳の方は
まだまだ修行の身。
こんな時、まずはこの2つの法則を
知っておくといいですよ。
その2つとは・・・
①旬の食材を食べる
②地産地消のモノを食べる
自然治癒力を補うためには
やっぱりその季節に合わせたものを
食べるのがいちばん。
春は芽の出る野菜
夏は成長する野菜
秋は実のなる果物
冬は根菜類
それをできるだけ、
自分の住んでいる地域で
収穫したものを頂けると
最強です!!
未病を防ぐには、
日頃からの食事を
こういうところに意識を向け
頂くことが養生食になります。
薬も必要な時に
上手に利用すればいいけど、
食べ物にも
こんな力があるということを