○色彩俳句703・~色42・永方裕子03・2025-06-04(水)
○「実桜や少年の目の海の色」(→永方裕子03)
○季語(実桜・初夏)(「俳句でつかう季語の植物図鑑(山川出版社)」より引用)→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5】【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめも)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:少年の瞳はきらきら輝いている。コバルトブルーの海の色を湛えて。桜色を忘れて新緑の葉桜が騒ぐ。

○五体俳句703・手22・花島照子01・2025-06-03(火)
○「寝心地や分厚い辞書に手をはさみ」(花島照子01)
○季語(無季)(「→詩客SHIKAKU」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけせそぬねのへほめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:辞書を読みながら寝落ちする。手にかかる辞書の重さ。さて、どのような寝心地なのであろうか。


花島照子(はなじまてるこ)
○好きな一句「待てば花あふれるひとりきりの駅」02
○季語(花・晩春)(「引用同上)
【Profile】:1990年富山県出身。無所属。『アウトロー俳句』(河出書房新社)『ヒドゥン・オーサーズ』(惑星と口笛ブックス)などに入集。


○挿絵俳句703a・泥濘の・鎌田透次717a・2025-06-02(月)
○「泥濘の足跡辿る日雷」(『転生』2025)(鎌田透次717a)【→Haiku and Illustrationへ →第16句集へ(ぬかるみのあしあとたどるひがみなり)
○季語(日雷・仲夏)(「透次の自作俳句カード」より引用)※「日雷(ひがみなり)」:「雷」の子季語。 晴天のときに雨を伴わないで鳴る雷。

following the footprints
in the mud
daytime thunder rumbles / Touji

【作句メモ】:サスペンスドラマ風にいうならば「ゲソ痕」である。泥濘から乾いた土へと足跡が消えたとき雷鳴が響いたのである。

○次元俳句703・六月3時間・石田波郷11・2025-06-01(日)
○「六月の女すわれる荒筵」(『雨覆』1948)(→石田波郷11)
○季語(六月・初夏)(「鑑賞日本の名句(角川学芸出版)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いたうえすせぬねはひへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】: 編み目の荒い粗末な筵(むしろ)に座っている女性。何をしているのだろうか。何もせず遠くを見ているだけなのかも知れない。

○特集俳句702・唯我独尊俳句1-6我・高浜虚子12・2025-05-31(土)
○「蛇逃げて我を見し眼の草に残る」(→高浜虚子12)
○季語(蛇・三夏)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5検索6【→俳人一覧(いいいたせそちつてとぬねのへほむめもゆ~)】【俳句結社索引
【作句メモ】:蛇の眼が草むらに残像として残る。この残像は蛇の長さほどの時間草むらに残るだろう。