ハイドロボールとは? 観葉植物•サボテン•多肉植物のハイドロカルチャー | 室内ガーデニング

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室内で土を使わず、観葉植物を育てています。街中で見つけた植物についても綴ります。

今回は植物をハイドロカルチャーで育てる時に必要不可欠な”ハイドロボール”について、まとめたいと思います♪ ハイドロカルチャーにおける人工土になりますが、ハイドロコーン、ハイドロトンとも呼びますキラキラ

ハイドロボールのメリット•デメリット

このハイドロボール、発泡煉炭と呼ばれ、粘土を1000度以上で焼き上げたものになります♪ 多孔質で表面に細かな穴がたくさん開いており、ここに水分や酸素が蓄えられ、それを植物が根から吸収しますびっくり 通常の土と違い無機質なレンガ• 軽石のような粒になり、虫などが発生しにくく、室内での栽培に向いた衛生的な人工土と言えます。


とは言え、ハイドロボールはメリットばかりだけでなくデメリットもあります。室内で水とハイドロボールで育てるので生育は非常にゆっくりですガーン また室内なので、耐陰性のある(日陰でも育てやすい)植物でないと栽培は難しいです。その点、100 均などで売っている観葉植物などは育てやすいです。

選ぶ時の注意点:粒の大きさ

基本、小さい植物、小さいグラス容器ほど、小さな粒を使用します♪ 同じ中粒、小粒表記でもメーカーによって違いがあるので注意が必要です。

こちらは三浦園芸さんのハイドロコーン。

左:中粒 約5-8mm

右:小粒 約2-5mm





左: 中粒使用、グラス320mlサイズ

右: 小粒使用、グラス100mlサイズ

特に小さい植物•グラスに大きいハイドロボールだと、隙間だらけになるので注意しますウインク


ハイドロボールを使い始める時

しっかりハイドロボールを水で洗います。購入直後のハイドロボールはその微粉を多く含んでおり、水の濁りの原因となるので、ボール•ザルなどを利用してキレイになるまて洗います♪


ハイドロボールの再利用

ハイドロボールは焼き物なので再利用が可能です。使用済のハイドロボールは根腐れ防止剤や植物の根が混じっているので分けてキレイにします。ハイドロボールの大半は水に浮く一方、根腐れ防止剤は比重が重く沈むので、水の中で分けやすいです。またボールとザルを利用して、植物の根もある程度除去できますウインク 水でしっかり洗った後、天日干しして再利用可能です。汚れや匂いが気になる時は熱水にしばらく浸けておくと衛生的です。


以上、ハイドロボールのまとめでしたOK

今回のハイドロボール(ハイドロコーン)です。


ハイドロボール(中粒)

ハイドロボール(小粒)

根腐れ防止剤とは?

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