五条さんの隙があってもかかってこないでw -3ページ目

今年最後の(Bencini Comet S)

どうしてこういう方向へ進んでしまうのか(笑)



エゲレスから来たちっせー箱。


今年最後の無駄遣いというか。。。
安物買いの銭失いにならなければよいが。


イギリスはニューヨークシャーからやってきました。
なのに自分初のイタリア製。Bencini Comet Sです。
ベンチーニ・コメットSって読むみたいですね。
1950年登場で127フィルムを使用します。
なんというか、、スペックからしてこれで大丈夫なの?って感じ。


箱を開けてみた所まぁボディは年式相応に鈍いグレー色。
各部にサビや表面の腐食もありました。

この写真は奇麗に写ってる方かと。。



説明にはBしか動かないとあったので、またもや舐めてかかってました。
大した事ないべーとタカをくくって開けてみた所。。
恐ろしくスカスカな簡易シャッターでした。
シャッターは押せる。なにやらシャッター羽根は動いてる。



しかし、、、もう一枚の円盤が動かない。
全然連携してない。


こ、、これは?。。なにやらバネをはめる箇所があり、そこが何かで
連携してそうなのに何もない。もしかして何かパーツが足りない??


コメットSを分解している方のサイトを検索してみて、差がわかりました。
バネがない!
シャッター不動の原因はバネの欠損でした。
しかもこの構成じゃー、部品欠損でもBは動くわな(一見だけど)。



幸いにして恐ろしく簡単な構造のこのカメラ、
Ciro35の修理で買ったピアノ線もふんだんにアリマス。
無いなら作っちまえ!ってことで、
サイトを参考にしながらバネを再生してみました。



再生したバネ。



すると、、おお、動く動く。一応それっぽい。
あっさり解決(笑)いいのか、これで。





トラブルがあっさり解決したので、
剥がれかけてた底の貼り皮を一度完全に剥がして、両面テープで貼り直し。



底の接着剤も奇麗に除去。角の腐食も兎に角磨く。。




ファインダーを清掃、モルト(毛糸でした)を交換し、
ネジで固定する構造ではない前玉ユニットの
膠着しかけてたヘリコイドのグリスをジッポオイルで一応洗浄し再塗り込み。


そして、、、折角なので、
ボディをひたすら磨く!!
そしてこんな感じに。



メタルー!!





どうっすか!
作業時間の中で一番長くかかったのは磨きでした(笑)
つーか、ここ数日寝てねー。。大丈夫かおれ。





気になるのは、、レンズの無限遠のマーク位置が根本的にずれている事。
止め位置のズレの調整方法と、無限遠の調整そのものの
正しいやり方がちょっと今のところわかってません。
なんじゃこりゃです。


とりあえずは無限遠の位置だけつかんで、
そこから相対的に合わせて撮ろうかなーと考えてます。






なんというか、このコメットさんですが、
スメナ8Mと対極にあるというか。


スメ8がプラのおもちゃボディにインダスターレンズユニットを搭載してるのに対し、
アルミ製の頑丈なボディに思いっきり安っぽいレンズとシャッター。多分、
意図して思いきり簡素にしてコストダウンを計ったんだろうとは思いますが、
作る国が違えばこんなに違うものができてしまうのかーと
目からウロコの一台でした。ビバ、イターリア。


カメラそのものはかわいらしいので気に入っています。
あとは、写りですなぁ。。それについてはまた後日ゆっくりと。
写りが気に入れば135フィルム巻き直しとかしてでも
使って行きたいもんですね。





恐らく年内はこれが最後のネタでしょうかね。
来年もよろしくお願いいたします。
よいお年を。















追加(2014/1/9)---------------------------------
新年一発目なのに、ぽそっと追加です。

例のごとく手持ちの期限切れ127フィルムを詰めて試写してみました。




。。なんというか。暗過ぎ。
これ一応レベルを若干調整して明るくしています。
フォーカスは、、、大体きてるんじゃねーかと(笑)


Comet Sのレンズは 52mm F13のようです。
フィルムは200ながらも期限切れ20年以上経過。
シャッターは1/50固定。
日中でないと全然生きらんですわなぁ。。。





手持ちのフィルムが無くなったら、
新しいフィルムを切り出して装填してみようと思います。


あ、このComet Sは正月に贈答品になりました。
でも、結構気に入ったデザインなので、、また探すかも。。。(←バカかw)

再チャレンジ(Graflex Ciro35)

Ciro35のバネをすっ飛ばして作業が止まってましたが、
近所の金物屋さんに注文してた0.25mmピアノ線が来たので
作業を続行しました。


まず、前回せっかく半田付けした爪をもう一度ハンダ付けしました。
今度はかなりガッチリ付きました。ペンチで挟んだくらいじゃ接合部は
びくともしません。しっかりハンダ付けされた場合はかなりの強度がありますね。


かなり狙い通りに接合。もう一枚のアームもピッタリ入ります。




さて、すっ飛ばして紛失したキックバネをピアノ線で再作成しました。
前回、真鍮線で動作検証済みのテストバネが出来たので、
その通りに作ります。といっても、ピアノ線なので加工がちょっと
コツが要りましたね。



再生したバネ。



バネとアームを装着した所。

画像の赤矢印のバネを再生しました。
これが上側のアームを青矢印方向に押し付けるので、
上側アームが動ける様になる訳です。


もともとこの機体は再生した爪部分が変形しており、
常に下側のT用アームが常に一緒に動くようになってました。
なのでBでもTでも必ずT動作になってしまってました。


今回爪を再生して、蓋についているシャッター速度調整版に
爪が当るように出来たので、やっとBとTの切り替えが出来るようになりました。





Bにしたとき。
左の下側アームの再生した爪が調整版に当って下に動かないように止められます。
上側のアームのみが動いてB動作になります。





Tにしたとき。
左側の爪もフリーになるので、リリースレバーを押すと
一旦上側アームと下側アームが同時に動き、上アームが戻っても下アームが
下がったままになりシャッターが閉じるのを止めます。
リリースレバーをもう一度下げると下アームも戻ってシャッターが閉じます。



これでシャッター回りは完全に直りました。
元はといえば、変形してた爪に気付いてうまく修正出来てれば
それで簡単に終わってたはずなんですけどね。
やれやれだ(笑)

はぅぅ(Graflex Ciro35)

Ciro35の二号機です。色はボディ中央部が黒。
レンジファインダー死亡、Bが効かないよって状態。
あーこれは直ぐ直りそうだなと思って気分転換に弄ってみたら、、、
エライ事になった。






まず、あまりに汚かったのでまた磨きました。
塗装磨きを使って丹念に磨いた所、傷があるものの結構奇麗になりました。

五条さんの隙があってもかかってこないでw
割と奇麗になったCiro35。ドリーミー。。

ただ、、、最初クロスを間違えてアルミ磨きを使ってしまった為に、
シャッター速度文字盤の表面処理が。。。うっすら剥げたのは内緒 orz
研磨材入りのヤツを使う時はこの辺は注意がいりますねぇ。。




軍艦部外してみると、ミラーが外れてました。

五条さんの隙があってもかかってこないでw
おいおい。。


真っ白だったミラーは清掃したら奇麗になったので、
元の位置に注意しながら貼り直し。


五条さんの隙があってもかかってこないでw
意外に奇麗になった。ミラーは全部掃除、
窓のガラスは全て取り外して清掃、再接着。






さて問題のシャッターですが。
開けてみた所、BとTを行う為のストッパーアーム?の爪が
変に曲がってたので、修正を試みるとポッキリ。ギャーーー!


結構細い板部品の爪で、ここを引っかけてBとTの切り替えを行ってます。
このままでは永久にTのみになってまう!



そこで折れた爪をハンダ付けでくっつけてみました。


五条さんの隙があってもかかってこないでw
一回目くっつけたところ。

しかし、このままでは、シャッター切り替えカムと上手く接触しないため、
角度を調整しようとしたら再び折れた。。
しかも再接着トライ中に飛んでって行方不明に。。


それから、詳細には述べませんが、、、
このアームを内側に押し付けるバネを気付かぬうちに紛失したり、みっけたり、
アルミで爪を再生しようとしてハンダ付けがうまくいかなかったり、
爪部品を銅版から何度も作成、試行錯誤で形を整形したり
ハンダ付けをやり直して付けたり外したりと地道な作業を続けて。。




ついに、B,Tの動作が元通りになりました!
五条さんの隙があってもかかってこないでw
爪の再生に成功。B、Tも問題なし!だが。。


グリスを各所に点けて、さぁ、これにて完全復活だ!とアームを
入れ込んだ時。。


例のバネがすっとんで行きました。。。orz


一時間ほど部屋をはいずり回ってさがしましたが結局行方不明。
Bが動かないところか、、BとT両方動かなくなってしまった。
あははははははは



ゲロ吐きそう。
※BT以外の撮影は完全に可能です。。