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本の出版の裏事情

本の出版の裏事情


私の周囲で本を出版する方が増えています。

再来月も、友人が出版するのですが、最終のチェック依頼を受け、チェックをしました。

出版の裏事情も聞きましたが、出版するのはいろいろな意味で大変です。




私が現時点で分ったことを整理します。

大きくは間違っていることはないと思いますが、あったら是非教えて下さい。






出版をすることで大きなメリットがありますが、デメリットもあります。


ただ、出版も以前と比べて、目的が違ってきているようです。





まず、本の出版の方法は、「商業出版」と「自費出版」と大きく二つに分かれます。



この2つの出版について、何が異なるかを以下の3つのことから考えます。


1つは、出版にかかる費用負担
1つは、出版物から直接得る利益
1つは、出版後の著者のメリット・デメリット




■出版にかかる費用負担について

「商業出版」は、著者が原稿を書き、出版社が広告宣伝費用や、ライター費用、印刷費用などを負担し本を出版

します。

「自費出版」は、著者が原稿を書き、広告宣伝費用や、ライター費用、印刷費用など全て著者が負担し本を出版

します。

商業出版は、自費出版に比べ、費用負担が少なく、リスクは低いです。
出版した本が売れなくても、商業出版は、出版社がリスクを負います。
しかし、自費出版は、著者がリスクを負います。





■出版物から直接得る利益について

「商業出版」では、初版発行部数分の印税という利益を受け取ります。その後、増刷するごとに増刷分の印税を出

版権を許諾した出版社から受け取ることになります。
印税は、有名人である程度売れることが分っている場合、有名ではなくあまり期待ができない場合で大きく異なりま

すが、おおよそ10%ぐらいです。
10%は、1500円の本で1冊売れて150円となります。


「商業出版」の場合は、出版元からある程度の部数(たとえば1000部とか)を著者の関係者で購入するようなことを

お願いされたりしますので、150万円程度は自腹を切るケースもあります。


「自費出版」では、売れる部数によってかなり利益の差はありますが、売れれば、1冊あたりの利益は商業出版よりか

なりいいです。
売れ残りの部数にもよりますが、自費出版なので利益がでないケースもあります。
売れれば、商業出版よりも多くの利益を得ることができる可能性はあります。




■出版後の著者のメリット・デメリット

出版をすると、今まで付き合いのなかった企業や個人などから連絡があります。

出版物と、著者のサービスが一致していると、著者のサービスのニーズは高まります。

著者を食い物にする、悪い輩が、美味しい話を持ちかけて、酷い目にあうことがあります。

商業出版では、本が売れず、初版で終ってしまうと、今後、本を出版することが非常に難しくなります。
最低でも重版にならないと、この著者の書いた本は売れないと烙印を押され、他の出版社も売れない著者では出版

できないということになります。
その為、重版になるように、著者同士で本を購入する集まりがあったり、amazonキャンペーンなどをして、「ビジネス部門1位!」とかになり新聞広告の実績として活用します。



商業出版するだけで、食べていけるような方は非常に少なく、マーケティングで言う、フロントエンド商品となるのが本です。





■個人的な意見


商業出版、自費出版をプロデュースするコンサルタントも増え、出版するという行為は、売れるかどうかを別にして、昔

に比べて容易になっているように思います。

ただ、活字離れが進み、不況の影響もあり、以前に比べて本は売れません。

電子書籍も増えています。

こういった原因から、本の出版社が倒産するだろうと予測されます。


何かビジネスをしている方は、自費出版し、ホームページに出版物を表示しておけば、大多数の方は、本を出版され

ている方なんだ。
すごい方だなと勘違いしてくれます。
今後、こういった目的で自費出版される方は増えそうです。

自費出版でも、書店やamazonで販売することもできる仕組みが既にあります。


私も、出版を考えているものがありますが、それは、商業出版より自費出版の方がメリットがありそうです。

あなたも出版どうですか?



チェンマイで合宿

タイのチェンマイに来ています。


首都バンコクから飛行機で北へ約1時間のタイで二番目に大きな都市です。


といっても、バンコクに比べ、とても人口が少なく、のんびりとした街で、とても居心地がよいところです。




ホームページ制作会社との打合せも終わり、もう1つの目的である情報商材の完成を目指し、ホテルで作業しています。


構想から、既に4年が経過し、やっと形になってきました。


この情報商材で、ひとつのムーブメントができないかと思案してます。



YahooのSEOは、類似サイトはダメ

YahooのSEOは、類似サイトはダメ



今回のYahooの変動で、私が関与しているホームページで40位ほど落ちてしまったホームページがあります。


それは、債務整理のキーワードを狙ったホームページです。

狙ったキーワードで3位でしたが、一気に43位になりました。

原因は、類似するホームページがYahooに見つかったからです。



類似?



私は、クライアントに狙うキーワード毎にホームページを作成することを勧めています。


債務整理で狙うキーワードは、大まかに

「債務整理」、「自己破産」、「過払い請求」、「任意整理」、「個人再生」、「民事再生」、「借金相談」などの

キーワードです。





Yahooは、


「債務整理」



「借金相談」


を類似のホームページと判断したのです。



類似のホームページがあると、片方、もしくは両方とも

検索順位が落ちてしまいます。



「債務整理」と「借金相談」は、意味は異なり、同じではないのですが、Yahooには類似と判断されてしまったのです。


ちなみに、Googleは問題ありません。


今後、類似したテーマのホームページで集客するのは難しくなりそうです。



ただ、少しだけ、テーマは類似しているが、内容が異なるとYahooに判断してもらい、類似ホームページではないと認められるような対策を講じてみようと考えています。



類似したホームページをお持ちの方は十分注意して下さい。



今日も読んでいただきありがとうございました。