小さな幸せ。。。イタリア生活
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念願のOlive Ascolane

私と「Olive Ascolane」の出会いは遡ること7年前。
初めてイタリアに来たとき、友人につれられてバールで
アペリティーヴォをしたときに初めて口にしました。
「うっ、うまい!!」と思ったものの、まだまだイタリア語を
話すことが全くできない私は、名前を聞くことも、
おかわりをすることもできず、
ただただ次の機会を待つだけの生活。
でも、ちゃんとちょっとしたバールに行けば、
おつまみで出てくる代物。

いわゆるグリーンオリーブの実の中に調理されたひき肉が
入っていて、それをイタリアの細かいパン粉を付けて
揚げたものなのです。
産地がアスコリ/ ASCOLI だからASCOLANEになる訳です。

このアスコリと言う地域は遥か南、アンコーナの近くにあり、
トスカーナに住んでいる私にとってはめったやたらに行けない場所。
もちろん、冷凍食品でも売っていますが、それぢぁ駄目なんです!

で、今回のアブルッツォ行きがあったわけで。。。。
(お仕事ですよ)
もちろん、帰り道に出発した瞬間から
「ねえねえ、あのオリーブに肉が入っているおつまみってどこが、
産地だったっけ??」
「あらっ、もしかして私たちとても近くにいるんぢゃあ。。」
ということで、無事にゲットして帰途についたのでした。

土曜日の夕刻アスコリの街をぐるぐるとオリーブを探して
回っていたのは私たちです。

でも、おいしかったもん。
あまりに嬉しくって、写真を撮るのも忘れて食べちゃったもん。

昨日の夜は、本当に幸せでした。はい。

主人がいない方が育つ我が家のバジリコ達

今年の夏は本当に見事にバジリコが成長しました。
昨年は庭土に移すのが早すぎたのか、待ちきれないあまりに
構いすぎたのか、見事に枯らせてしまい、
2度バジリコを買って来た苦い経験があります。
そこで、今年はちょっと遅めに、そしてあまり構わないようしたところ。。。。
いやー、育つ育つ。
1週間に1度の割合で、ペーストジェノヴェーゼが作れるくらい
良く育っています。
この間もたっぷり作って、パスタやお肉をゆでたときのソースに使って
大活躍!
この時期の醍醐味ですね。
実は今年ハーブ植えの始まる時期に、ハーブを売っているお店のおばちゃんから
色々とレクチャーをうけたところ、
ローズマリーとサルビア(セージ)は一緒に植えてしまってはいけないんだとか。
実際昨年それで大失敗していたので、
「そうだったんだ!!」と庭で植え直しをしたら、今年は大成功。
随分とお庭のハーブに食卓が助けられております。
次回は日本の「しそ」にトライ!と思っています。

これからも頑張って、中田選手!

先日中田選手がついにプレミアリーグに移籍しました。
実はとてもファンの私は、イタリアでの勇姿が見ることができなくて
とても残念。
でも、彼がホームページ等で述べていた気持ち、
すごく分かる気がしました。(しっかり読んでしまった)

中田選手がイタリアに移籍したのはかれこれ7年前。
ちょうどイタリア留学がブームになりつつ、そして私も留学をした年。
イタリアの留学生にとって彼は希望の星??だったんじゃないかな。
イタリアにいても、中田選手が新聞の一面を飾った日は、自分たちも
嬉しい気分になったりして。。。。
インタビューをイタリア語で受けているのを聞いても、
彼のイタリア語の上達度と、自分の話しているイタリア語を
比べてみたりして、色々な部分で励みになっていた気がします。

と、共に「日本帰るより、イタリアに戻って来たときの方が、
帰った気がする。。」これも私がここ数年感じること。
彼のように常に緊張感を大切に人生を送っている人にとっては、
ちょうど今が転換期だったのかもしれませんね。

移籍先でのインタビューには、早速英語で対応。
本当に素晴らしい。
一芸に秀でる人は、やはりすごいのだなあと。
もちろん、自己プロデュースの部分もあったと思うけれど。。。。
「自分」を信じて進んでいる姿って、本当にかっこいいなあと思います。

私も7年目のイタリア。
1つの転換期でもあるし、踏ん張り時でもある。
ちゃんとちゃんと、頑張りたいと思います。

小さな幸せは自分次第だから、つまずいてもちゃんと
起き上がらないと。
ちょっと自分に喝を入れねばと感じた、話題でした。

あーあ、応援歌覚える前に移籍しちゃった。
でもイタリアにはお忍びでワイン飲みに来て下さい、中田選手!

そんなあ。。。。

実は日本に帰国していました。
約2週間日本を満喫して昨日イタリアに戻った訳ですが。。。
天候はよく、空を見上げれば秋の空にちかい澄んだ空気。
暑さも続いてはいるものの、とてもカラッとしていていい感じ。。。

が、、、
昨日私が夜10時頃に自宅に到着したときに、その事実は明るみに出ました。。。
いやいや、明るくなかったのです。
そう、な、なんと留守中に自宅が停電状態だったのーーー。
この異変には、家に入った瞬間に気づきました。
なぜって??家の中には異臭が漂っていたのです。
停電=冷蔵庫が機能していない。。。。のですよ。
でも、暗闇の中何もすることができず、煙草を吸わないのでライターも無く、
ただただ、暗闇で眠ること6時間。
翌朝5時にお日様と共に起床をして、電源の問題を解決し
(我ながら、よく解決したもんだ。。)
そして冷蔵庫のお掃除。。。。。
実は我が家の冷蔵庫には、あの幻の豚「チンタセネーゼ」半頭分のお肉が
冷凍されていて、臭さもさることながら、
何とか再び食すことができないか。。の吟味をし、
無事であろうと信じたお肉を冷凍庫にしまったのでした。

ふう、せっかく大切に保存していたのにい。

今日は、仕方なく固まり肉を使って「ローストチンタセネーゼ」を作りました。

家を空けるということは、本当に大変。。そんなイタリアなのでした。

極上!ヴァカンス便り

先日一仕事終わった自分へのご褒美に、
週末バカンスを楽しんできました。
場所はBagno di Romagna
まずはLa Perlaのアウトレットに立ち寄り、あれこれ試着後
ヴァカンス服を仕入れ、目指すは Paolo Teverini!!
屋上のプールでのんびりしながら、日頃の疲れを癒しました。
ここのホテル、レストランも有名ですが、エステもなかなかのもので、
お腹も体ものんびりすることのできる素敵な場所です。
屋上のプールでプカプカ浮かんでいると、聞こえるのは鳥の声。。。
いやー、素晴らしかった。
そしてメインのお楽しみは夕食です。
昼間のうちに、一緒に出かけた仲間がワインリストを
プールサイドまで持ち込み(普通はできるのかな??)
選んだワインが。。。。
- Jacques Selosse
- Gravner Breg
- Corton-Charlemagne
そして、もう1つがフランスワインだったのですが、
飲む頃にはすっかり気分が良くなってしまい、名前を控えるのを
忘れてしまいました。。(情けない。。)
ピノ ノアールということは覚えているのですが。
でも、とにかく美味しかった。
お料理もおいしく、色々食べたい人にはうってつけの
Mezza porzione(通常の半分の量)も用意されており、
本当に色々食べちゃいました。
お料理を食べ終わり、のんびりしていたら結局最後まで残っていた
私たち。
日本人な私は、Paolo氏ともたくさん写真をとり、またまた大満足。
とっても素敵な方でした。
いやー、美味しいものは「幸せ」を運んでくる。
イタリアは幸せがいっぱいです。

暑い、暑い、暑いイタリア

本当に暑いんです今。
窓を開けて眠っていても、朝方には着ているシャツが汗だく。
毎朝シャワーを浴びないと過ごすことができないくらい暑いです。
多分40度くらいいっていますね、この暑さ。
日本も暑いと聞いていますが、イタリアと日本の暑さの差。
これを実感するのが太陽の近さ。
本当に太陽がじりじりと、肌をそのまま焦がすような暑さなんです。
そんな中、暑さを吹っ飛ばすべく、
昨日は友人宅でPizza Partyに呼ばれ、元気に楽しい夜を過ごしました。
お庭にある釜で焼いたPizzaは本当に美味しい!
私もピザ職人顔負けで参加しましたよ。
意外に簡単そうで難しい。でも楽しく美味しかった。
食事後は、友人が少し早めのヴァカンスに出かけた時の写真を
きちーーんとスライドに落としていて(かなりマメ)、
大上映会でした。
ヴァカンス先のギリシャの海は、信じられないくらいの海の青さ。
「私もいきたーーい!!」と大騒ぎな上映会でした。
いや、本当に素晴らしい青さだったんですって。
まだ観光化されていない地域だったらしく、本当に素敵だった。
私も早くイタリア人並みにヴァカンスをとってみたい。。。
まあ、生活そのものがヴァカンスと言われれば、それもそうだけど。。。
ヨーロッパの夏はもう暑さには気を止めず、楽しむしかないっすね。

毎日が新しい日。でもあえて言えば。。

イタリアに暮らし始めて曜日の感覚が比較的薄らいでいます。
でも、そんな中あえて言うのであれば月曜日かな。
頑張ろう!って気持ちがわいてくるから。
そんな中好きな時間帯はあります。
イタリアは夜が長いので、毎日の夕方7時から9時の間は、
とてもゆったりとしたリラックスタイムです。
アペリティーヴォをしながら、ちょっとしたおしゃべりをする。。。
曜日というよりは、この夕刻の時間が私にとってとても
リラックスできる大好きな一時かなあ。
イタリアでの小さな幸せを一番感じることの出来るときです。

イタリア人が並ぶ店

今日も暑くってうだりそうなイタリア。
特にフィレンツェは盆地の為か、空気が重く感じるようです。
そんな日は、待ちに出かけるのではなくやはり空気の美味しいところへ。。。
海に山に、イタリア人達も民族大移動です。

そんな中私は午後から近くのアグリツーリズモへ出かけて来ました。
このアグリツーリズモ、本当にお百姓さんから始めたいなかーーのお店
なのに、外に止まっている車は。。。。
なんとフェラーリまで見かけてしまうほど、スノッビーなイタリア人達が
こぞって訪れるお店なんです。
私もソムリエ仲間ということで、しっかり潜り込ませてもらいました。

お店の中。。。。といっても、この時期だからこそという屋外の席は
前方にぶどう畑が広がり、もう最高!
これを求めて皆さん街から押し掛けてくるのねえ。。。と妙に
納得しました。

メニューは至ってシンプル。
クロスティーにに始まり、プロシュート等の盛り合わせもあります。
今日私たちが食べたのは
ー お豆のスープ
ー ウサギ肉の煮込み
ー お豆とサルチッチャのトマト煮
ー 鶏肉とジャガイモのフライ

なんてことのないメニュー。。。でしょ??

でも、この料理のポイントは、材料がすべてここのアグリツーリズモで
作られているものということ。
なので、味が新鮮でしっかりしているんです。

しっかり今日も美味しく頂いて来ました。

ダイエットしていたのに。。。。。
でも、大丈夫。
今日はプールに入ってから一杯おなかに入れたんで。。。
(あまり意味なさそうだけど。。)

美味しい楽しいイタリア生活ばく進中。

金曜日の夕食

イタリアでは金曜日にはお肉を食べない。。。という宗教上の
しきたりがあります。
そのため、ここトスカーナでも普段はあまり食べないお魚料理を
金曜日には家庭で作ることが多いようです。
そんなしきたりに従い、昨日の夜は私たちも魚介料理。
月曜日から金曜日まではコース参加者全員で食卓を囲みます。
やはり食事があると会話も弾み、レッスンのときにテイスティングした
ワインも美味しく感じるんだとか。。。
(レッスンで使ったワインを差し入れしているんです)

毎日のメニューは、地元のコックさんとお料理好きなマンマが
私の意見も取り入れながら作ってくれます。

そんな中、昨日のメニューは
ー パンツァネッラ
ー ムール貝のピリ辛蒸し
ー グリーンサラダ
ー とりサラダ
特にこの時期パンツァネッラは美味しく感じます。

マンマのレシピを毎回手に入れているので、きちんと整理して保存しなきゃ。

こんな食べっぱなし、そして飲みっぱなしな毎日でいいのだろうか。。。。
そういえば昨年も同じような現象が起きていた。。。。
水着を目指して少しダイエットしようかと思う今朝の一時でした。

一番好きな時間

今日はソムリエ養成コース参加者の皆さんと一緒にカンティーナ巡りです。
皆で訪れた先は、モンテカルロ。
といっても、フランス方面のモンテカルロではなく、トスカーナのモンテカルロです。
この地域はフランスのワイン醸造の影響を受けていて、
イタリアなんだけど、イタリアらしくない、
田舎育ちなんだけれどどこか品のあるワイン達でした。
特に私はこの地域の白ワインが大好き。
なので、今日もとても楽しく訪問して来ました。
今日訪れたカンティーナでは、アグリツーリズモも経営していて、
とっても素敵な場所だったんですよ。
畑を見学して、カンティーナを見学して、その後テイスティング。。。。
全ての行程を終え、18時くらいからそれぞれ自由時間でした。
その間私はプールサイドで、のんびりと1時間くらいぼーっと休憩。
夜の長いイタリア、私は1日の中でも夕方のひと時が一番大好きなんです。
日中暑かったのに、この時間になると涼しい風が吹き、
極上な気分を味わえます。
イヤーなことがあっても、この時間を得る事によって落ち着くんです。
やっぱりイタリア。
時間がゆっくり流れていることを感じさせてくれます。