
広島で発達障害への正しい認識とインクルーシブ教育の普及活動をしている
NPO日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。
さて、先日(3月17日)までブリスベンとメルボルンへ取材に行っていた私は
帰国してから休む間もなく溜まりにたまった仕事を済ませながら
学習・発達支援員養成講座7回目の準備をしていました。
そうすると、さすがに私のキャパを超えていたようで、
会場に持って行こうと思っていたぶきっちょさん用のはさみ等
あれこれ用意していくのをすっかり忘れてしまいました。
本当に申し訳ないです。
また、私の講座では子ども達の感覚ニーズを満たすことのできる
お手伝い等についてもお話しようと思っていたのに、、、
時間配分がうまくいかず結局お話する時間がなくなってしまいました。
受講者の皆さん、本当にごめんなさい。
では、学習・発達支援員養成講座第7回テーマ「関わり方」の紹介をしましょう。
1時限目は都立青山特別支援学校の
川上康則先生(ビデオ講座)が講師でした。
NHKストレッチマンVの番組委員もされている先生です。
不器用な子ども達についてお話いただきました。

川上先生(ビデオ講座)のアンケートをご紹介します。
・特別支援を要さない子でも、低学年の段階で全ての子たちに
効果的な工夫を多く学ぶことができました。【教員】
・身体運動も学習もスモールステップが大切であり、
普段の生活の中での子どもの行動を見逃さないことが、
安心して発達できるために必要だということがよくわかりました。
もっともっと支援のための引き出しを増やして、
氷山モデルのように見えない部分→背景を発見できるように
していきたいと思いました。【教員】
・不器用と一言では表せないほど広く奥が深いものだと思いました。
身近にいる子どもたちの行動が、怠けているわけではなく
低緊張が原因だったのかもしれないと思い当たることが多かった。
今日初めて聞いた目に見えない前庭感覚・固有感覚など
これから勉強して支援のための引き出しを増やしたいと思いました。
特別支援教育って…子どもを輝かせるための支援という言葉が心に残りました。
【特別支援教育アシスタント】
・職業柄、一番学びたかった部分でした。
なぜこういうことをするのだろうと考えさせられることが多々ある中、
今回の講座で理解できたような気がします。
インプットするだけではなくアウトプットし、様々な人に伝え、
同じように理解していけたらと思います。
今日もスタッフ皆さまのご協力に感謝します。【児童デイサービス】
・息子への感覚統合指導が一番伸びが高かったので、
今回の講座は一番受けたかったのに遅刻してしまい残念でした。
【児童デイサービス・保護者】
・我が子の行動の背景を理解できたように思います。
必要あって自己刺激を入れていることを思うと、代替になるような遊びや
ツールを子どもと一緒に考えたり試したりしたいなと思いました。
いつも中谷さんの笑顔での語り口に癒され励まされています。
学校の先生とのやりとりも我が子のことを理解してもらうには、
まずは自分自身がよく理解して、そして笑顔で働きかけていくことが
あらためて大切だと思いました。
【児童デイサービス・保護者】
・自分自身、鉛筆や箸の持ち方がよくないことがなぜなのか少し理解ができた。
スポーツ指導経験の中で感覚を伝えるときに色々なツールを使い、
できなかったプレーができるようになったことを思い出した。
自分が理解して説明(アウトプット)ができるようにならないといけないなと思いました。
【就労支援員】
・4月に入学してくる新1年生の1人が「触覚過敏である」と聞いて不安に思っていたが、
今日の講座で詳しい説明やパニック対応の「基本線」などの話も聴けて
とてもタイムリーな内容だった。
「覚えたことを他人に伝えてアウトプットし、記憶に轍を作る」というお話に
「なるほど」と納得し実行してみようと思った。
【特別支援学級指導員】
・講義の内容がわかりやすく、子どもをイメージして聞くことができたので、
VTRの時間もあっという間でした。
関わっている子どもの中に今日の講義にピッタリの子どもがいて
相談のケースはまさに今の私でした。
明日から今日の講義を反芻しながら関わっていきたいです。
【放課後児童支援員】
・講師のお話と資料にない情報でメモが間に合わないことが多く、
途中で再度見たいと思っても言いづらかったのですが、対応して下さりとても助かりました。
【体育指導者】
・これまた自分のことを振り返ることができ面白かったです。
過反応タイプでした。納得することが多くて勉強になりました。
今日も分かりやすくてありがたいです。
生徒の鉛筆の持ち方で気になる子がいました。
今日ちょうど例と同じ持ち方をしていたので今度やってみようと思いました。
手の動きが固いので動きがぎこちないなと思っていました。
今日の説明で色々納得できました。
本当にこの勉強の必要性を感じます。
今、仕事でとっても役立たせていただいて、
保護者の方といい関係を築かせていただいています。
ありがとうございます。【ピアノ講師】
・今回のテーマの中で乳児期・幼児期からすでに特徴がみられていたとありましたが、
とても当てはまり「おっぱいの飲み込みが悪い」のところで初めての子だったので
成長が遅く何か病気が隠れているかもしれないと病院を紹介され、
母として子どもにとても申し訳なく涙した日を思い出しました。
今日の講座をそのころに知っていたら、不安になることもなかっただろうと思いますが、
現在もたくさんのことでつまずいています。
もっと学習してあの時を振り返ることのできるよう、これからも学習を続けたいと思いました。
【保護者】
・学校の中での態度・不安・他者とのコミュニケーションなどのしんどさと
感覚の鋭さ・鈍さがつながっていることに驚きました。
学校の中で不器用さ(特に運動で)があると目立ちやすく
コンプレックスを持ちやすいので、
少しでも改善につながる方法をさらに知っていきたいです。
ビデオも見やすく学びやすかったです。【保護者】
・やる気がなさそう、態度が悪そうに見えてしまう子の「固有感覚」が
低反応であるが故に起こることだと説明ができることで、
家庭でのしつけや教育環境のせいではないということができる。
本人や家庭、担任の先生の指導不足といった誤った見方でなく、
それを具体的にどうサポートできるかがわかってとてもよかった。
【保護者】
・不器用さは乳幼児期からの歴史があるという言葉が印象に残っています。
だから早期発見・早期支援が大切なんだと今回もしみじみ感じました【児童デイサービス】
・どうしてできないのか、どんな理由があって行動に出るのか知ることができました。
これからの子どもへの関わりをする中でどのような接し方をすればいいか
考えていくきっかけになりました。
学んだことを伝えていくことができるように自分の中で身につけていきたいと思います。
【保育士・学習支援員】
・ハイハイをあまりしなくて、その割には早く歩いたことを喜んでいたのを思い出し
不器用さには歴史があったことを教わりました。【祖母】
こちらの写真は川上先生の講座の中でペアトークをしているところです↓

こちらは川上先生から学んだことを体験してもらっています↓

2時限目は私(中谷美佐子)の講座で、
行動理論に基づいた子どもへの対応方法とリフレーミングについて
(80分で)駆け足でお話しました。すみません。

では中谷の講座アンケートをご紹介します。
・実体験と照らし合わせながら聴いていると、学ぶことがとても多かったです。
明日からでも実践できることばかりだったので子どもたちの為にも、
自分の為にもどんどん行動に移していこうと思いました。【教員】
・改めて自分の子育てに反省。
我が子と生徒に対応する違い→我が子にはついいけないことを言っていた。
日々の自分の行動に反省する内容でした。【教員】
・支援の為ということも大切ですが、自分の人生を豊かに、
よりよい人生の為にリフレーミングを身につけたいと思いました。
現在の私は考えて言葉にする状態だと改めて感じました。
自然に言葉にできる人になりたいです。【特別支援教育アシスタント】
・勉強した時は覚えていても、
日々の業務や暮らしの中でできなくなっていたことに気が付きました。
リフレーミングと行動分析、実践していきます!
ありがとうございました!【塾講師】
・リフレーミングと応用行動分析は1番聞きたかったのでとても参考になりました。
特に待つことの大切さを勉強でき良かったです。【児童デイサービス】
・今まで学んだことへの再確認でとても楽しい講座でした。
中谷さんの言われていることも「あるある」と思い当たることばかりで
我が子に対して怒っていることしか思い浮かばず、
まずは自分の子を褒めることからやっていこうと思います。
【児童デイサービス】
・ついついこちらの要求(大人の都合やもっとという気持ち)を
優先したくなる気持ちを反省しました。
子どもの立場に立ったらと思うと…。
リフレーミングをいつも意識して子どもたちと関わることの大切さを改めて感じました。
【児童デイサービス・保護者】
・25%ルールを以前に教えていただいたが
「やり始めた時に褒める・励ます」ということがポイントであることに
気づかせてもらったのでこれから実行しようと思う。
リフレーミングができることが支援には必須であることがわかった。
日ごろから積極的にリフレーミングを心がけていきたい。【特別支援学級指導員】
・口角を上げてリフレーミング(なかなか難しいですが)を頑張ろうと思いました。
いつも笑顔で子どもと接しようと思います。
1回目の講義を受けて子どもに接する接し方が少し変わってきましたが、
今日改めて見つめなおすことができました。【放課後児童支援員】
・普段から意識をしてリフレーミングしようと思いました。
褒めるも叱るも行動強化されることが分かりました。【就労支援員】
・とても分かりやすくお話しいただいたように思います。
ありがとうございます。【市事務職員】
・いつも禁止や注意・疑問形で子どもに言っていたことに反省し
口角を上げ笑顔でリフレーミングしてみようと思いました。
褒めるのも怒るのも子どもにとっては注目となるということが
本当にそうだなと思いました。【祖母】
・毎日使っている良くない言葉・声掛けがとても多く、
前回ABA講座を受講してから少しは使えていた声掛けもありましたが、
どの言葉にも使用していかないといけないととても感じました。
「やってほしいことを言葉にする」を心がけて
声を出す前に一呼吸おけるように努力してみたいと思います。【保護者】
・ABAという言葉はよく聞きますが具体的な内容まではよく知らなかったので
とても参考になりました。
まず自分の物の見方、特に子どもに対する見方は親として厳しかったりするので
(他人へはできても)そこをリフレーミングして訓練することから始めたいと思いました。
【保護者】
・なぜほめることが大切で、怒ることが傷つけるのか、
負の連鎖につながりやすいのかが理解できました。
恐ろしく感じました。
リフレーミングの問題(練習)をするだけでも楽しい気持ちになりました。
ポイントを絞った資料がわかりやすかったです。
【保護者】
・リフレーミング、アプローチの方法、褒めるときのコツで25%のところで、
50%、75%、100%といったやり方はやってみようと思います。
褒めようと思ってはいても、つい100%できるところまで待って、
結局できず、褒めることができていなかった気がします。
予算が大変な中ライブで講座をできるようして下さってありがとうございます。
【保護者】
・見方を変えることでギスギス感は少なくなると感じました。
これからも完璧にはできないかもですが、
リフレーミングすることを心にとめて人と関わっていきたいと思いました。
【保育士・学習支援員】
・復習で繰り返すことの必要性を感じました。
やったはずなのに日々の中で忘れていることが多くあることをつくづく実感しました。
【整理収納コンサルタント】
・リフレーミング、応用行動分析、色々考えながら子どもと接するのはしんどいですが、
長期戦を覚悟して自分が当たり前に行動・発言ができるようにしていきたいです。
【保護者】
こちらは大人役と子供役になって、叱られながらワークをやる時の気持ちと、
見守られながらワークをする時の気持ちを体験してもらっています↓

続いては3時限目、認知行動療法について
小田原短期大学の竹内吉和先生にお話いただきました。
竹内先生は当NPO(日本インクルーシブ教育研究所)の
アドバイザーもしてくださっています。
いつも本当にありがとうございます。
こちらが竹内先生です↓

ではアンケートのご紹介です。
・何よりも自分自身、とても明るい気持ちになって心の温度がグンと上がりました。
最後に聞いた曲がとても心にしみこみました。【教員】
・お互いさまという考え方、ケアの相互性という考え方は自分の心を優しく、
楽にしてくれる考え方だと思いました。
認知行動療法のことをもっと知りたい、学びたいと思いました。【教員】
・わかっていたつもりだったが人に言われても変わらない…自分に当てはめて納得です。
ユガミンは理解しやすかったです。
自分の中にいるユガミンを確認できてよかったです。
考え方を変えていくことが私に必要だと感じました。
ケアの相互性…まさに子どもの支援という仕事に携わることになり、
逆に勉強する機会ができて自分のこれからの人生を豊かにすることが
できるような希望を頂いていると感謝しています。【特別支援教育アシスタント】
・ユガミンがよかったです。わかりやすかったです!
思考グセ、ありました。竹内先生のお話を聞いてみたいとずっと思っていたので
今日は大満足です!ありがとうございました。楽しかったです。【塾講師】
・竹内先生のお話も楽しく、すべてのお話がつながっており
とても頭に入ってきやすかったです。
自分自身ジャンパーやジーブンのユガミンと仲良しの傾向にあり
ポジティブにならなくては…とも思わされました。
人生ポジティブに生きなければ損ですもんね。【児童デイサービス】
・考え方のくせは修正してあげることで楽になることがたくさんあると思うので、
見立て気づいてもらえる関わりができるようになりたいと思いました。
最後の手紙のメッセージには心を揺さぶられました。
ぜひ出雲にも講演に来ていただきたいです。(我が子の通う学校にも)
【児童デイサービス・保護者】
・自分の思考により、人生の半分を不幸にしていることを改めて痛感しました。
自分の人生をよりよくするのは、自分自身の思考の問題なのがよくわかりました!
【保育士】
・非常にユニークな講義ありがとうございました。
来年度も是非お願いします。
「いつも心にプラス思考」。プラス思考、マイナス思考は自分次第。
中谷先生、スタッフの皆様、毎回のご準備ありがとうございます。【民生委員】
・とても明るく講座をしていただきありがとうございました。
支援をしていく自分が元気でいたいと感じました。【就労支援員】
・ハイジのパワーポイント、黒板に書くのもあり、あっという間に時間が経ちました。
最後の歌詞はとてもグッとくる内容で涙涙でした。
いつも私も考えているテーマで、幸せになるためにせっかく生まれてきたので、
大好きな仕事をして自分の人生を楽しみたいですし、
喜んで感謝して暮らしたいです。【ピアノ講師】
・難しい内容なはずなのにとても分かりやすく伝えていただきました。
とても素敵なお伝えのされ方で学び多く感動しました。
先生の表情・進め方・資料とても愛を感じました。
ペースや声のトーンも気持ちよく楽しく受講できました。
機会があればまた別のテーマでもお聞きしたいです。【整理収納コンサルタント】
・先生の話も面白く、アニメを例題にしたり、カラー説明でとても分かりやすかったです。
先生と受講生が一体になって良かったです。【保護者】
・声掛けや言葉が相手の思考によっては、とてもネガティブに取られて、
追い込んだりすることがあると改めて思いました。
言葉は人を幸せにも、不幸にもしてしまう、
だからこそ使い方を日ごろから考えて自分を変える努力と共に
幸せにつなげていける行動をを取っていけるよう生活していきたいと思います。
【保護者】
・心のクセをキャラクター分けして紹介してもらうと、
悪いクセも少しデフォルメされて可愛く感じられて、
実物の人に当てはめてみる時も少し冷静に見ることができそうだと感じました。
「心理教育」「認知行動療法」という内容を、キャラクターやハイジの話などから
優しいたとえで聞けたことが参考になりました。
「心の在り方」は色々なところで見ていますが
(ブログなどでも書いている人が多いし、好きなので)
それを療育に関連付けて考えたり、理論などに基づいたお話を聞くことで、
無理やりポジティブな心の在り方を心がけるのではない
冷静な視点やアプローチがしていけそうに感じます。【保護者】
・ネガティブなマイナスイメージをキャラクター化して分かりやすく伝えてあり、
それに対して自分たちなりのプラスイメージのキャラクターを作り出す作業が楽しく、
今後も頭に残っていかせることができそうです。【保護者】
・まず自分の思考のクセが分かりました。
プラスのメッセージを意識したいと思います。
ハイジの例では、プラスのイメージやレジリエンスを持つことで
自分や周りがどう変わっていくのか、面白く学ぶことができました。
今回も快適に学べる環境を整えてくださりありがとうございました。【保護者】
・先生の性格がフンワリしていて強制感がなくて、よく頭に入りました。
人間というのは人に言われても変わらないけど
自分が変わると思えば変われるということを学びました。【祖母】
・私の心の中にも時々ユガミンたちが現れます。
リフレーミングを活用し、まずは私の心の中のジャンパーを退治し
プラス思考を増やしていきたいです。
竹内先生にまた来ていただきたいです。【児童デイサービス】
・人に言われても人は変わらない。
自分が変わるときしか変わらないのは自分自身のこれまでを振り返って
確かにその通りだと思いました。
【児童デイサービス・保護者】
・周りの人と話すこともできて楽しく学べました。
自分の考え方、思考次第でいい気持ち・幸せな気持ちにもなれると思った。
プラスに考えることで日々楽にギスギスしないで過ごせるのかなと思った。
ちなみに我が家の主人はすべてにおいてプラス思考…
「どうにかなる。せやーないーやー」と考えられるタイプだなと思いました。
【学習支援員】
・講座の導入の披露宴のスピーチのエピソードと
「思考が変わらないと行動は変わらない」というお話が印象的だった。
特別支援学級の生徒の中にも自分の中にも仲良しのユガミンがいると思った。
ポジティブなキャラクターをつくって、マイナスのスパイラルに陥らないようにしていきたい。
【特別支援学級指導員】
・心理面での様々なアプローチのお話で、
先生のお人柄にも引き込まれて楽しく受講しました。【体育指導員】
こちらはプラスのメッセージキャラクターを
ペアで考えてもらって発表して頂いたときの写真です↓

竹内先生、いつも講師を務めてくださり本当にありがとうございます。
では、次回(第8回)は感覚統合基礎理解講座と感覚統合体験です。
公開講座もありますので、ご興味ある方はどうぞご参加ください↓
NPO日本インクルーシブ教育研究所 公開講座4月23日(日)