第2期学習・発達支援員養成講座 第9回(最終回)アンケート報告 | 誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

誰もが違うということを前提とした教育にしていこう!

主に特別支援教育、インクルーシブ教育、ASD、ADHD、LD等について書いていましたが、社会全体が大きく変わってきており、特定した話だけでは答えのない答えを導き出せない時代がやってきたと感じています。そのため何でも思いつくままに書いています。

*左が私で、右は古川潔先生(星槎大学)です。ロールプレイングの時にコメントをしている写真です。

 

こんにちは。NPO日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

一昨日、第2期学習・発達支援員養成講座第9回(最終回)で

テストや事例検討、ロールプレイングをしていました。

 

受講生は「最終回はテストがある」と聞いてドキドキでお越しくださっていましたが

「正解は一つではありませんよ~」の一言で、ほっとした表情をされていました。

 

だって、子どもの支援に正解なんてありませんから、

テストといっても自分の考えを書けばいいだけなのであります。

 

ただ「子どもをぶち回して言うことを聞かせる」等と書くと不正解にはなります・笑

この養成講座を受講してそんなことを書く方はいませんが…笑

 

*最終テスト中

 

では最終アンケートを紹介します。

 

***最終回の感想***

・テストとお聞きし不安を抱えつつ出席しました。

答えは1つではありませんとの記載に安心させられました。
グループでのロールプレイングでは皆で案を出し合いながら

自分の考えとは違った意見も聞け、すごくいい刺激を受けました。
先生からの意見も納得させられることばかりで勉強になりました。
【放課後等児童デイサービス】

・最後とは思えない発見と驚きもあり、初めて話した方の意見を聞くと

また違う考えもあると気づき、グループで学習できたのも色々な考え方が

私を大きくしてくれたように思います。
同じ考え方ばかりではありませんが、同じ学習をした方が、

同じ方向性で同じ目的で支援をしていけるよう、

これからも人の話や意見を聞いていける余裕を持つよう心がけていこうと思いました。
【保護者】

・テストの1日でありましたが、受けながらさらなる学びができました。
フォローアップ研修など、まだまだ足りずですので引き続き学びに参りたいです。
【体育指導者】

・実際にロールプレイをやってみて、実際にはロールプレイのように

スムーズには子どもに対する支援ができるとは限らないと感じた。
授業担任とも普段から何気ない話をして、いざという時に子どもに関する話が

できるような関係づくりをしておく必要があると感じた。
事例3のD君について質問をした後、古川先生が「暗闇の中にいるから不安なんです。」と言われ、

光を灯していくことが大切なのだと思った。
【特別支援学級指導員】

・ケースを読み、どのように対応し目標設定をすることの難しさを実感した。
【就労支援員】

 

・いくつかの事例検討をしていく内に、つくづく自分の特別支援教育の知識・経験の浅さを感じた。
まだまだこれから学び続けて、1人でも多くの困った子といわれている

本当は困っている子どもの支援をしていきたいと思います。
【特別支援教育アシスタント・ふれあい広場推進委員】

 

・実際の現場でどんなケースが起こるかわかりませんが、

まず自分が子どもの立場を理解し寄り添うことの大切さを改めて感じました。
せっかく支援するならば、先生や学校とも良好な関係を築くことが、子どもたちの為だと思いました。

【教育関係者】

 

・今まで学んだことを踏まえて、色々な事例を読みながら、

その行動の背景について考えを深めて、それを組になった方々と話し合う過程で、

今回この講座がとても自分にとって糧になっているなと実感しました。

【教育関係者】

 

・事前に課題を頂いて色々と考え、これまで学んだ内容を見返し参加させていただいたのですが、

グループ検討、ロールプレイングでの解説で「なるほどな」と学ぶことが多く内容の濃い最終回でした。
知識を応用し使っていくことの難しさと大切さを痛感しました。

【保護者】

 

・何が正確で、どうするのがいいかという答えが出ないことが多いので難しいなと思いました。
ただ、一番はみんながハッピーになる考え方を身につけることが大切だということに気づきました。
自分もOK、みんなもOK!そのような社会に早くなってほしいと思うとともに、

自分もそういう人との関わりができるようになるために日々精進せねば!と思いました。

【保育士】

 

・支援する立場・される立場・その周囲を体験を通じて、

こんな気持ちになっているんだと理解しやすかった。
他の人と話すことで、自分の考え以外の対応方法を聞くこともできたのがよかった。
【保護者】


・それぞれのテーマでグループ分けして体験することでよりわかりやすかった。

【支援員】

 

*グループで事例検討中

 

***学習・発達支援員養成講座に参加してみて***

 

・参加前は8か月も続けられるかほかの生徒さんとうまくやっていけるか不安だったが、

参加すると皆、同じ職業だったり、考えていることも同じだったりで気持ちも楽になった。
月に1度の参加も楽しみになった。
【放課後等児童デイサービス】

・参加前よりも今日は、人の話を聞く、表情を心がけるができていると思います。
私は「頑張っている、やっている」がとても前に出ていた自分がありましたので、

今ももちろんあると思いますが講座の中で人間性についても学習させていただきました。
本当に良い機会をありがとうございました。
【保護者】

・インクルーシブ教育、障害者・発達教育を独学でしておりました。
その不安からの参加でしたが、講座での学びの中に、多くの実践事例があり、

知識が整理されてきたことを感じます。
乳幼児体育を感覚統合をベースに考える活動を続けておりましたが

より論理的に指導できるスキルをいただけたと思います。
【体育指導者】


・参加前は特別支援学級の指導員としてどんなことを学ばなければいけないか分からず不安だったが、養成講座に参加してみて学ばなければならないことや支援の姿勢が分かり、気持ちがすっきりした。
また、参加者も保護者や色々な職業の方がいらっしゃり、インクルーシブ教育のニーズが

とても高まっていることを感じた。
【特別支援学級支援員】

・学習・発達支援員の講座に就労支援に役立つことがあるのか?と思っていた。
参加したら、睡眠と脳・感覚統合・障害の体験談等様々な学習をさせていただき、

実際の支援に役立たせていることもある。
何故この方はこうなるのか?と疑問に思うことが少なくなった。
【就労支援員】

 

・参加前からこの講座を受けることを楽しみにしていました。
毎回学べることが、生徒の指導に役に立ち、納得できることがあり、

もっと勉強したいと思いました。
【ピアノ講師】

・子どもの支援のために、と受講しましたが、実際には自分自身を見つめる機会になりました。
この歳になり、やっと気が付いたことが多く、これから学んだことを

身につけていけるようにしていきたいです。
【特別支援教育アシスタント・ふれあい広場推進委員】
 

・どんなことをするのかどんな感じなのか不安でしたが、

親切なスタッフの方々の対応や参加者の方々の温かい感じでとても学びやすかったです。
学び直しもできたし、新しい情報等得ることができ感謝です。
心の中に余裕をもって笑顔で過ごせるよう日々過ごしていきたいと思っています。
【学習支援員】

・参加してみると、今まで「きちんとする」という言葉や

「ふつう〇〇だ」と言っている自分に気づいて、とても恥ずかしくなりました。
色々学んで色々なケースを知ることで、自分の行動や子どもとの関わり方を振り返ることができ、

意識することができるようになったと思います。
これからももっと色々なケースや体験をしていき、学び続けたいと思います。
【教育関係者】

・参加する前は子どもだけでなく、人との関わりの中で、目の前の現象や行動だけを見て

判断していたなと今になって振り返っています。
講座を受けることで、まず自分を見つめなおすきっかけになり、

心や生活がとても豊かになったと思えます。
【教育関係者】

・参加前は自分の今とこれからの子育てについて不安と疑問でいっぱいで、

自閉症や発達障害への疑問・とまどいや、療育への考え方等わからないことだらけでしたが、

養成講座を1つずつ受けるたび、考え方の指標がわかり、色々、先生方によって違う考え方や

背景を知ったために気持ちが動揺しにくくなり、落ち着いていきました。
また、支援者はハッピーでなければならない!ハッピーでないと支援はできないと聞いて

自分が楽しみながら、支援や我が子の育児療育をしていっても良いのだと、

自信を持つことが日々できるようになっていきました!進行形です。
【保護者】

・孫の障害を治すことで出発しましたが、治すのではなく、

本人の得意とすることや好きなことで能力を伸ばしたり輝ける人生にして欲しいので、

そのサポートをしていければと考えています。
【祖母】

・参加前は教育関係者でない素人の保護者なので場違いかな、と不安だったのですが、

同じ立場の方も多く安心しました。
色々な立場・視点からの話が聞け、講座も理解しやすく部屋の環境も気を遣っていただいて

学びやすかったです。
実際に小6の卒業行事(文集・卒業式)で息子と学校とを繋ぐことに役立ちました。
【保護者】

 

・こうしてあげよう、どう支援してあげたらいいのか…と思ったり

先生に対してこうあるべきだ!と思いすぎていたなと反省しました。
勉強する中で支援員が支援される人であってはならない。
良い人付き合いを築けることが大切であることがよくわかりました。
また、色んな考えがあることを認められるようになってきたように思うけど、

やはりコントロールするのは難しいなとも思いました。

【保育士】

 

・自分に本当に学べるのか心配だったが「講座を学んだから終わり」という訳ではなく

学び続けることが必要だと思いました。
知りたい・学びたいと思える場所や機会を作ってくださったことに感謝します。
これからも学んでいけたらと思います。ありがとうございました。
やはり、学校の先生にも知ってほしい、学んでほしいとは強く感じました。
【保護者】


・参加前は自分が指導する立場として考えていたが講座を受けるたびに

自分自身にも問題があることがわかり、他人との距離の置き方がわかるようになりました。

【保護者】


*ロールプレイング中(先生役、生徒役、学習・発達支援員役、解説者)

 

***学習・発達支援員養成講座への参加を検討中の方へ***

 

・ぜひ受けていただきたいと思います。
学校の先生にもおすすめで、子どもたちがなんでこういう行動をとるのか理解できるようになりますよ。
【放課後等児童デイサービス】

・自分が知っている知識だけでは不足していることがたくさんありました。
学びの場というのは私自身を成長させてくれました。
ぜひ参加されると我が子の(発達障害あるなし関わらず)教育にも参考になります。
【保護者】

・医師・指導者など様々な分野の講師でありながらご自身も発達障害であり、

自分の思いもお話しくださることもあり、より理解が深まると感じます。
【体育指導者】

・迷っていたらぜひ参加してみてください。必ず得るものがあります。
【特別支援学級指導員】

・この勉強は皆さんに学んでいただきたいです。
自分自身が落ち着きますし、みなさんが学べばもっとおおらかに子どもたちを支援でき、

穏やかな子育てになると思います。
【ピアノ講師】

 

・まだまだ一般への理解が進んでいないように感じる発達支援のことですが、

この講座を学ぶことで、どのように考えたらいいのか、どういう心の持ち方で

どのように対応していったらいいのかを知ることができるので、

頭も整理され、心も落ち着くと思いますのでお勧めいたします。

【保護者】

 

・どうしようかな?と悩んでいる皆さん、どうぞ思い切って一歩を踏み出してください。
とても充実した時間を過ごすことができます。
学習・発達支援員養成講座ですが、自分自身の日々の過ごし方の為にもなります。
【児童デイサービス勤務】

・費用や時間はある程度はかかりますが(専業主婦なので…すみません)

それ以上に手に入るものがあります。ぜひ、受講をお勧めします。

【保護者】

 

・できた人格者でないとなれないかも…と思っていたけど、

みんなが幸せになれる考え方を学べる機会だと思います。
迷っているならぜひ参加してみてください。

【保護者】

 

・周囲に養成講座の案内を勧めています。
日程が予定を組めれば是非の参加をお勧め致します。
豊富な講師陣、講座の内容を学んでください。
説明会への参加をお勧め致します。

【地域支援員】

 

*お一人お一人に修了証書とライセンスカードをお渡ししました。おめでとうございます。

 

では、第3期学習・発達支援員養成講座は2017年10月8日(日)からスタートします。

その前に説明会を開きますのでどうぞご参加ください↓

NPO日本インクルーシブ教育研究所 第3期学習発達支援員養成講座 無料説明会 詳細