こんにちは、いなざわです。
もしかしたら聞いたことがあるかもしれませんが、「笑うこと」はものすごく高い治療効果があります。
これはリウマチでも例外ではありません。
なぜ笑うことが高い治療効果を生むのか…。
今回は「【リウマチと笑いの効果】笑う門には福きたるは本当だった」についてお伝えします。
リウマチと笑いの関係をお伝えするにあたって、以下の3つの項目で説明させていただきます。
- ガンになりやすい職業
- リウマチと落語
- 整体の視点から見る笑いの効果
【ガンになりやすい職業】
2010年の全国職業調査データおよび産業別死亡率データを元にした3大ガンによる死亡比率です。
調査対象は製造業の日本人男性(25~64歳)です。
※データとして母数が多かったため
・失業者 :8.07~11.40倍 ・サービス業 :2.96~3.65倍 ・行政・管理 :2.42~3.49倍 ・農林水産業 :2.11~2.49倍 ・専門職・エンジニア :1.99~2.48倍 |
上位5つがこんな感じです。
このデータからわかることは「ストレス」がガンの死亡率を高めているということです。
特筆すべきは失業者のガンでの死亡比率です。
職種によっては通常の3〜4倍のがん死亡率であるにもかかわらず、さらにそこから2〜3倍増えるのが失業者の死亡率です。
どれだけストレスが体に悪影響を与えるのかがわかりますね。
ちなみになぜ「ガンのデータ」かというとリウマチの職業別の発症率の調査が見つからなかったからです。
ただどんな病気でもストレスは最大の敵であることには変わりません。
リウマチも例外ではないということです。
【リウマチと落語】
これはけっこう昔のことなんですが、リウマチ患者に落語を聞かせる実験がおこなわれました。
1995年3月、日本医科大学リウマチ科の吉野槙一教授は病院の一室に寄席の舞台をつくりました。
落語家の林家木久蔵(現・林家木久扇)さんを招き、慢性関節リウマチ患者さんに落語を聞いてもらい、笑った後に痛みがどうなるか、血液データがどうなるか調べる実験をしました。
落語を聞く前後に血液を採取し、炎症の程度を示す物質で免疫にも関係する生理活性物質「インターロイキン6」(以下、IL-6)などの変化を調べました。
その結果、落語を聞いた後では26人中22人にIL-6の顕著な減少が認められました。
中には、正常の10倍もあった値が正常値にまで改善した例も確認されたとのことです。
また、リウマチが悪化すると上昇するガンマ・インターフェロンも減少しました。
通常、大量のステロイドを使わない限りこのような結果は生じません。
落語を1時間聞いて大笑いしただけで全員の痛みが軽くなったのです。
ある人はそれから3週間も鎮痛剤がいらなかったという例もあったそうです。
【整体の視点から見る笑いの効果】
リウマチと落語みたい実験は他にもあります。
ガン患者らに吉本新喜劇を見せたり、糖尿病患者に漫才を聞かせたりして、体の変化を調べるというものです。
結果はどれも好ましい結果を得られています。
笑うと免疫力が調整されたり、
ストレスホルモンが低下したり、
脳への血流量が増加したり、
などなど…。
つまり笑いは体を改善させる効果があるということです。
整体の視点でいうと笑うことで骨格が整いやすくなります。
実は口角を上げるだけでも、骨格が整える効果があるのです。
そして「感情と骨格」の間にも相関関係があります。
ポジティブな感情ほど骨格は安定しやすくなるのです。
このように笑うことは大きな治療効果があるということです。
まさに笑う門には福きたるですね。
もし今よりもっと体の状態を良くしたいと考えているなら、ぜひ笑いの治療効果を試してみてください。
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ではでは、平和!