こんにちは、いなざわです。
関節リウマチはその名の通り、関節が悪くなる病気です。
どのような病気かというと「関節に炎症を起こして破壊してしまう女性に多い原因不明の病気」なんですね。
関節が破壊されてしまうと、日常生活において様々な問題が生じます。
例えば、
肩が悪くなると、
洗髪動作、 衣服の着脱、お尻を拭くなどが困難になる。
肘が悪くなると、
洗顔、食事動作などが困難になる。
手や指が悪くなると
手を使う生活動作全般に支障がでる。
こんな具合です。
問題が生じる関節によって、様々な生活動作がおこないにくくなるのです。
そして破壊される関節は上半身だけとは限りません。
下半身、つまり足の関節も破壊されることがあります。
足の中でも膝関節はかなり重要な関節になります。
なぜなら、膝関節が破壊されると、
立ち上がったり、しゃがんだり、歩くなど移動に関係する動作が困難になってしまうからです。
「歩くことができなくなる」
これってものすごく大変なことなんですが、あなたにはイメージできますか?
今回は「【歩けなくなるかもしれない?】リウマチで膝が破壊されるとどうなってしまうのか」についてお伝えします。
あなたは今までの人生で「歩けなくなるかもしれない」という経験をしたことがありますか?
「歩けなくなるかもしれない」となってしまったことがある人は少ないと思います。
なので、歩けなくなるということがどんな状態であるかをを具体的にイメージできないかもしれません。
私は2011年に膝の大ケガをしたことがあります。
その時は本当に歩けなくなるかもしれない状態でした。
痛めた当初は寝返りをうつだけでも、膝に激痛が走りました。
時間が経つと安静時は痛みを感じなくなったのですが、膝にまったく力が入らなくなってしまったんですね。
痛みがある方の膝に体重をかけようとすると、膝が壊れてしまいそうな感覚があるんですね。
だから階段を使うときも、痛みが無い方の膝に体重がかかるように昇り降りをするわけです。
歩くときも、無意識的に膝をかばう歩き方になってしまいます。
それでも時間の経過とともに治っていくならいいんです。
だけど私の膝は体重がかけられない状態から改善する気配がまったくありませんでした。
さらに、痛みがある方の大腿がみるみる細くなっていくのです。
人間は生活で体に負荷をかけることで筋力を保っています。
つまり負荷をかけない部分の筋力は必然的に落ちていくんですね。
これは本当に怖いことです。
そして人間は年を取っていきます。
何もケアをしなければ、それだけで衰えていきます。
「5年後に歩けなくなるかもしれない」
本当にそんな未来が待っていてもおかしくない状態でした。
私は幸いにも、関節が破壊されたわけではありませんでした。
だからそのあと必死で膝を治しました。
現在は生活にほとんど支障も無く生活を送れています。
全力で走ることもできます。
関節が破壊されていない私でさえも、こんな怖い体験をしました。
リウマチで膝関節が破壊された人はどんなことになってしまうでしょうか?
なかなか大変なことになりそうですよね。
破壊された関節は元の状態に戻ることはありません。
破壊された関節が固まってしまえば、痛み自体はそれほど感じなくなるかもしれません。
しかし、うまく膝に体重をかけることはできなくなるので、階段昇降や歩行の能力は著しく低下するでしょう。
さらにあなたはどんどん年を取っていきますで。
すると体全体の機能は確実を低下していきます。
そうなってしまったとき、はたしてあなたはいつまで歩くことができるのでしょうか?
今はリウマチの治療も進歩していて、そこまでの状態になる人も減ってはきています。
手術療法も進歩しているので、うまくいけば、生活でそれほど大きな支障が出ることもないかもしれません。
だからといってあなたが大丈夫であるという保証はどこにもありません。
ただ、この事実を知っているかどうかで、あなたのリウマチ治療に対する意識は変わってくる可能性がありますよね。
今のつらい痛みに対する治療も重要ですが、未来のあなたの生活を守ることもそれ以上に大切なはずです。
ぜひこのことも理解したうえであなたにとって最適な選択をしていただければと思います。
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