僕は、家に帰り着きました。
「親父、”1時間後に、電話してくれ!”言うとったな。
何かあったら、行ったらなあかんけど、、、、、
まぁ、大丈夫やろ・・・・・。」
僕は、物事は、ポジティヴに考える人間です。
家に到着するや否や、僕は、いつもの習慣で、
冷蔵庫から缶ビールを取り出して、カーッと飲み干しました。
夏場の激務が終わった後のビールは、
ほんまにもう、最っっっっ高っですっっ!!!!!
「この為に、頑張って仕事をしている!」
と言うても、決して過言ではありません。
家に帰り着いた後に、缶を開ける
”プシュ~~~ッッ!”
という音を聞かん事には、何や、1日の仕事が
終わったような気がしませんねん。
いや、マジでっ!!!(笑)
その後、僕は風呂に入り、親父の家を出てから、
約1時間後の20時過ぎに、親父に電話を掛けました。
ほな、ほな、ほな、ほなっっっっっっっっっっ!!!!!!!
「お掛けになった電話番号は、電波の届かない場所にあるか、
電源が入っていない為、掛かりません・・・・・・・」
無情な音声が、受話器の向こうから聞こえて来ました。
「マジかっ!?なんでや?」
親父は、寝る時も、携帯電話の電源は消せへん人です。
この音声が流れて来るのは、おかしいです。
時間を置いて、何回掛けても、聞こえて来るのは、
同じ音声でした・・・・・・。
「はぁ?なんでや????」
「これ、ちょっと、行ったらなあかんな・・・・・・」
僕は、思いました。
せやけど、風呂上りに僕は、さらにビールを飲んでいました。
風呂上りのビールもまた、最高なんです!(笑)
さすがに、飲酒運転は出来ません。
その程度のビールの量やったら、運転できる自信はありましたが、
万が一、検問に引っ掛かったり、事故を起こしてしもた場合、
免許が取り消しになってしもたら、仕事がでけへんようになってしまいます。
苦労して取得した、大型2種免許も、大型二輪免許も
なくなってしまいます。
”免許取り消し”になってしもたら、死活問題ですし、
それよりも何よりも、飲酒運転で、万が一、人身事故を
起こしてしもて、被害者の命を奪ってしもたり、人生を
狂わせてしもたりしたら、責任の取りようがありません。
その事は、交通事故で小指が千切れ掛けて、人生のどん底を
味わった僕が、一番、良く分かっている事でした。
今となっては、もう、どうでもいい、終わった事ですが、
当時の僕は、
「金なんか要らんから、指を元に戻して欲しい!」
と、ずっと思っていました。
なんぼ、保険に入っているからと言うて、人様の命や、
身体の自由を奪ってしもたら、これはもう、お金なんかでは、
到底、解決できる問題ではありません。
特に、飲酒運転は、凶器を振り回しながら走っているのと
同じですので、悪質極まりない犯罪やと思います。
20代の若い頃の僕は、その事が分かりませんでしたが、
今は、痛い程、分かります。
話を戻しますね。
「親父、どないしたんや!?
あれから、苦しくなって、救急車を呼ぼうとして、
電話を手にしたまま、どないかなってしもたんか?
誤って、電源切ってしもたんか??」
最悪の状況が、頭を過ぎりました。
「せやけど・・・・・・」
僕は、思いました。
「仮に、タクシー呼んで、行ったところで、俺に何ができる?
俺、親父の家の鍵は持ってへんし、インターホンは故障してるし、
電話は繋がれへんし・・・・・・行ったところで、何もでけへんやん。。。。。
消防か警察に電話して、ベランダの窓を壊して、部屋に入ってもらうか・・・・・」
僕は、決断しました。
「まぁ、明日でええか・・・・・。明日、また電話して、
繋がらんかったら、朝一に行って、、、、、、、それから、考えよ・・・・・」
僕は、物事は、ポジティヴに考える人間です。(笑)
~続く~
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