水差し、つくってみました!

上から水を入れることはできません。

それならどこから水を入れるでしょうか?

注ぎ口から入れるなんて、野暮なまねは致しません。

 

率直にいえば底面ですね。

「?」と思った方は、紹介動画をつくってみたので見てくださいな。

仕組みとか使い方とかもまとめてあります。

 

じっさい、おもしろくとも使いにくいですけどね……

釉薬をかけずに薪窯で焼く、焼き締めという技法なので、表面はわりとザラザラ。

使っていくうちに滑らかになっていくそうです。

 

こちらのチャンネルでは、これからも私がつくった「おもしろい系」の焼き物を紹介していく予定です!

越前粘土で、龍をつくってみました~

でも焼くのが間に合いませんでして……

 

まあこれでもいい感じじゃない?

やっぱり焼いたものより風合いは劣るけどね。

更新に時間が空いてしまいましたが、螺鈿細工が完成しました!

この貝の輝き、写真には写りませんね……

角度によっては、こんな感じ。

(過去の写真かよ……)

 

それに重ね塗りした漆もきれい♪

 

けっこういい感じにできて、うれしいです!

まだ貝も余っていることだし、何かつくってみようかな。

とうとう今日は、形を整えた貝を器に貼り付けます!

 

削った木に、濃い漆を乗せて貝を接着。

漆が固まった数日後から、器全体に薄めた漆を塗ります。

薄い漆を何度も重ね塗りするのが、きれいにつくるコツらしいです。

 

5、6回塗ると、漆器独特の光沢が出てきました。

漆でくすんだ貝も、きれい♪

まあ、完成時には磨くんだけど……

いい感じになってきたけど、まだ少し漆のつやが足りない……!

5回くらい塗れば機能としての問題はないらしいのですが、私は10回くらい塗ってみました。

やっぱり光沢が違うっ!

 

せっかくだから、貝も磨いて~

(ちなみに耐水ペーパーの#1000。鉱物とかも磨けて使いやすいので、おすすめ!)

 

 

 

 

貝が白く浮かび上がりました!!角度によって、色が変わるのが最高~!

 

螺鈿細工って、すごく難しいと思ってたけど、意外とできるものみたい。

伝統的なやつには、とてもかなわないけど……

細かい模様じゃなくても、きれいだと思えるものがつくれたらいいんじゃないかな。

とうとう今日は、形を整えた貝を器にはめ込みます!

 

今回使うのはこの小物入れ。

ウッドターニングでけやきからつくりました。

1か所だけ傷が入ったけど、漆を塗ればなんとかなる……かなぁ?

 

これに貝の形に合わせたくぼみを彫ります。

貝の形が完璧だったらいらないのですが、どの貝がどこに入るかもメモしてあります。

彫刻刀がいいやつじゃないので、わりと大変……。

プロ用のだったら、もっときれいに、楽にできたんだろうな。

 

1から2ミリ彫ったら、さっそく貝をはめてみました。

それっぽいな~って、ちょっと嬉しくなります。

 

もう1つ入れるので、まだまだがんばらないと……!

 

次回はさっそく、漆で貝を最終固定。

それから器全体にも漆を塗っていこうと思います~

この夏、イギリス旅行に行ってきました!

石めあてではなかったんだけど……

山にいくと、つい目が足元に……

そうして見つけたのがこれ、緑色できらきらする結晶群。

輝石の仲間かな?

そんなにレアではないけど、いい思い出なのかもしれないね。

けっきょく他にあまりいい石はなく、ハイランド地方は風景だけ楽しんで帰りました。

 

その後いった、国立博物館(National Museum of Scotland)にあった紫水晶。

身長以上のサイズだ……

うちにある水晶の何倍かな~!

いつかこんなのを見つけたい……なんて思ったけど、持ち運べないな。

たまに見つけられるくらいの、中サイズので満足しないとね~

今回は板にしたあわび貝を、飾りたい模様の形に削っていきます。

 

学校が夏休みに入ったので、ここからは一気に仕上げていきましょう♪

 

私は削りやすさ、美しさ、漆器(うるしを塗った器)に付けるということから、貝の形を花にしました。

和風だし、桜にしようかな……♪

 

これが図案。(この文章への書きおろしだけどな)

金粉も散らして、高級な感じにしたいな、なんて思ったり。

でも、桜……ではないな?

 

そんなことはおいて、さっそく削っていきましょうか。

 

使うのは金属用やすりと一般的なペンチだけ。

まあ、出た粉を受け止める紙もあるといいかもしれません。

(紙やすりでもできるけどね)

 

それを準備したら、まずペンチで大体の形を整えます。

この方法で整えようとすると欠けます。最終形よりも大きめに残しておきましょう。

 

だいたいの形ができたら、やすりで貝の側面を削っていきます。

けっこう粗いやすりですが、これで微調整までしてしまいましょう。

 

これで大体の形はできました。

最後に耐水ペーパー#1000で磨いて、完成!!

 

角度によってきらきら!

さらに雰囲気も違う……

✨✨✨

最高だね!

 

 

今日はあわび貝を削って、平たくしていきます。

 

先に小さなかけらに成形すると、表面を平らにできません。(少なくとも私の腕と道具では……)

かといってあまり大きいと、貝が曲がっているために削る部分が多くなってしまいます。ちょうどいい大きさが大切ですね。

 

ちょうどいい大きさにペンチで割ったら、金属のやすりで削ります。けっこう簡単に削れるのですが、表面が傷ついてしまうので紙やすりで仕上げました。

 

そうしてできたのがこの板です。

私の写真ではあまりよくわかりませんが、もっときれいな虹色ですよ。

貝によって色味も違うので、それも考えて器に貝を配置したいものです。

(貝に余裕があれば……ですね)

まあ追加で購入することもできますけれどね。

 

 

 

この貝は花の形にしようと思いますが、また次回紹介します!

 海へ行ったら虹色の貝殻が落ちていた、なんてことはないでしょうか。それに貝を食べた後の殻も、虹色のことがありますよね。今日はそんなきれいな貝を、せっかくなので活用してみましょう。

 

 ということで、私は螺鈿細工をすることにしました。これなら拾った貝が割れていても構いませんし、表面が汚れていてもかまいません。

螺鈿細工は、真珠のような輝きの貝で飾った工芸品。私はこれがとても好きなのですが、螺鈿細工は買うと高級で、つくるにも貝がありませんでした。

 

 

 

 

 

 
しかしこの春、とうとう特大のアワビの欠片を拾えました。螺鈿細工に使えるのは、虹色の「真珠層」がある貝なら何でもできます。
 
しかし伝統的には、白蝶貝、黒蝶貝、夜光貝、阿古屋貝が一級品です。私が見つけたアワビはそこそこ使われている二級品でしょうか。
 
ちなみに宿などで料理された鮑も利用できるそうです。しかし食用のものは小さくて薄いので、加工が難しいかもしれません。その場合は、海岸などで大きいものを探すか、購入するのをお勧めします。
 
ちなみに私は、三重県の志摩市で採集しました。真珠の養殖がさかんなので、もしかしたら阿古屋貝の欠片も見つけられるかな、なんて思っていたのですが……。
 
貝を細工するのはまた次回書きます。お楽しみに!

 

ちなみに加工済みのも売られてるみたいですよ~

 

 

このごろ温かくなってきたので、ひさしぶりに鉱物採集に行ってきました。

 

今回は、三重県にある宇賀鉱山。

以前書いたこともありますが、蛍石が取れる場所です。

いつもは崩れたかけらしか出ませんが、今日は小さな結晶も集められました。

比較的透明度の高い、少し欠けた紫色の結晶。

もっといいのを取ったことがあるって人も、きっといますよね。

 

でも、これ鉱物図鑑に載ってるのより、すごくないかだなんて思ってしまいました。

(注:国産鉱物しか載ってないやつです)

 

 

帰ってからさっそく確認。

 

…………まあまあかな。平均的に見れば。

質としては、私のほうが上なんだけど……サイズ感がちょっと。

やっぱり図鑑だしな~。

 

そんなことを言えるのも手元の図鑑が、最高級品以外も載せてるから。

鉱物鑑定にはとても使いやすいし、高級できれいな鉱物も載ってるからおすすめです!