海へ行ったら虹色の貝殻が落ちていた、なんてことはないでしょうか。それに貝を食べた後の殻も、虹色のことがありますよね。今日はそんなきれいな貝を、せっかくなので活用してみましょう。

 

 ということで、私は螺鈿細工をすることにしました。これなら拾った貝が割れていても構いませんし、表面が汚れていてもかまいません。

螺鈿細工は、真珠のような輝きの貝で飾った工芸品。私はこれがとても好きなのですが、螺鈿細工は買うと高級で、つくるにも貝がありませんでした。

 

 

 

 

 

 
しかしこの春、とうとう特大のアワビの欠片を拾えました。螺鈿細工に使えるのは、虹色の「真珠層」がある貝なら何でもできます。
 
しかし伝統的には、白蝶貝、黒蝶貝、夜光貝、阿古屋貝が一級品です。私が見つけたアワビはそこそこ使われている二級品でしょうか。
 
ちなみに宿などで料理された鮑も利用できるそうです。しかし食用のものは小さくて薄いので、加工が難しいかもしれません。その場合は、海岸などで大きいものを探すか、購入するのをお勧めします。
 
ちなみに私は、三重県の志摩市で採集しました。真珠の養殖がさかんなので、もしかしたら阿古屋貝の欠片も見つけられるかな、なんて思っていたのですが……。
 
貝を細工するのはまた次回書きます。お楽しみに!

 

ちなみに加工済みのも売られてるみたいですよ~