안녕하세요.
今回は久しぶりに韓国留学、ワーホリに関するお話。
最近は私も含めて、周囲でも帰国の話題が多くなってきました。そんなわけで「帰国後どうするのか？」問題がリアルになってくるわけです。
で、それを考えるにあたって、韓国にいた時間、留学やワーホリの時間はどんなものだったのかということにフォーカスすることになります。自分自身の考えや、周囲の友人の話を通じて感じたことは以下３点。
１．世界に対する考え方
２．日本に対する考え方
３．仕事やキャリアに対する考え方
それでは各項目をもう少し詳しく書き出してみます!Go!
１．世界に対する考え方
（１）外国人を経験することで海外へのハードルが下がる
韓国にいる私は外国人。外国人と認識されると、英語で対応されることも多く、想像以上に英語の必要性を実感する場面も多いのです!
また、他の国から来た人とは外国人というくくりで仲間意識が芽生えたりもします。だから相手の国に対しても関心を持つようになります。韓国にいながらその他の国について知ることも多いのです。
さらに、日本にいる時以上に、街で出会う外国人の数も多いし、韓国人自身も海外経験を積んでいる方や外国語を学んでいる方がとても多いので、外に出ていくこと、外からの人を受け入れることに何ら違和感を感じません。
結果、韓国にやってきた日本人の間では「他の国に行ってみたくなった!」「中国語や英語を学びたくなった!」と、新しいきっかけを見つけている方も多いと感じます。私もその中の一人。
（２）政治や経済が生活に与える影響を実感するので関心を持つ
そして当然のことながら、円とウォンのレートは日々変わるので大きな金額の換金が必要な際はレートが重要です。すると、なぜレートの上下があるのかを考えるようになり、それが政治や経済とつながっていることを自然と学びます。自分のためにという当事者意識で世界を知るようになりました。
大統領選やデモの時の報道ぶりを見ると、世界情勢の変化によって緊急で帰国することもあるかもしれない。今までどこか他人事だった世界各国の動きや関係性が自分の日常生活に影響を与えることを実感しました。危機管理の意味もあって、日本にいる時よりニュースを見るようになりました。
２．日本に対する考え方
（１）日本のありがたみとすごさを実感する
日本を出てみて身に染みてわかることは、日本の衛生面、サービス・モノのレベルの高さです。トイレや水回りの清潔さとクオリティは2020年のオリンピックの時にぜひ各国の方に持ち帰ってほしいと思う日本の魅力。
明るくて広くて豊富な商品群、おいしものが山のようにあるコンビニは、韓国に慣れきった状態でいくとわくわくが止まらなくて、全部買い占めたくなってしまいます。多様な趣向にあわせた商品が丁寧に次々と生み出される日本は、外から見るとキラキラです。
かつては当たり前で何とも思わなかったところに、日本の几帳面できめ細やかな特徴が表れていることがよくわかりました。今はこんなにきれいで便利で平和な日本は、生活の水準がものすごく高いと感じます。そして、ビザがなくてもそこで生まれただけで一生暮らしていける日本人て、なんて贅沢で幸せなんだろうと感じます。
…だからと言って韓国が辛いかというとそうではないし、便利できれいでモノの溢れる日本だから面倒なこともあると感じるので、良し悪しがわかったという感じです。
（２）海外と比較したり、問われる経験を通じて関心をもつ
学校に通っても、会社に通っても、韓国人と知り合っても、その他の外国人と知り合っても、会話の中でよく出てくるのは「日本ではどうなの？」です。そういう会話って一番話題にしやすいというのもあると思いますが、本当に多いんです。
政治、歴史、文化、言語…と、多岐にわたるのですが、そういう質問を受けて初めて「なるほど、そういえばどうなんだろう」と考えさせられることって多くて、「私って日本のこと、何も知らないな」となるわけです。
最近は、おしるこを食べたカフェで隣にいたマダムに「これ、日本語では”ぜんざい”っていうのよね？(韓国語)」と聞かれ、友達とフリーズ。検索結果、地域ごとの呼び方の違いや、あんの水分量の違いなどで区分されることがわかりました。
この他にも、日本のお正月等の伝統的な行事の過ごし方や、その際に食べるものの意味、「ありがとうございます」と「ありがとうございました」の違いなど。
自分では気にかけない部分に投げかけられる「なぜ？」が新鮮で、それに答えるためにいろいろと日本について調べる機会が増えました。そうやって知ることが増えていくと、まだまだ自分が知らない日本はたくさんあって面白い!と思うようになりましたし、日本代表としていろんな質問に答えられるようになりたいなぁと思うわけです。
また、韓国の暮らしに慣れていくと、韓国人の感覚だと日本のこんなものがうけそうだなぁと思うようになったり、ものの見え方がどんどん変わったと思います。
…さて、長々しくなりそうなので、今回はここまでとします！
続きは 【考えごと】留学・ワーキングホリデーは何の時間？-part２ をご覧くださいませ～‼
おしまい。
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