カートゥーン・ネットワーク・スタジオ制作のアニメ『Adventure Time(アドベンチャー・タイム)』の挿入歌、I'm Just Your Problem(あたしはどうせ邪魔物さ)の歌詞と和訳です。

 

You tubeで偶然見つけたこの曲。どこか乾いた雰囲気、Fiona Apple(フィオナ・アップル)やAimee Mann(エイミー・マン)、Elizabeth & the Catapult(エリザベス & ザ・カタパルト)を思い起こさせる歌声でもありました。いい意味で力が抜けた歌とイラストから、何かのファンメイドかな?と思ったのですが、カートゥンネットワーク製作のアドベンチャータイムという人気アニメの公式のデモ音源とラフスケッチでした。


こちらのデモ版を歌っているのはRebeca Sugar(レベッカ・シュガー)という方でアニメーター、演出家、脚本家兼、作曲家なのだそう(このアニメでそれら全てを担当していたわけではないようです)。Adventure Timeは現在シーズン7が放送中、とかなり長いアニメですが、彼女が制作に関わったのはシーズン2~5まで。本当に名曲ぞろいで、個人的にアニメーションの方を順々に見ていこうと思っているところです。

 


こちらは正式なアニメーション版。全く異なるアレンジではあるのですが、その気怠さや個性的な面は失われず、ほんの少し現代風に仕上がっていて、デモ版と両方を聴いていくと、ああ、こんな風になるのかーと妙に説得力があります。

ヴォーカルはこのマーセリン(吸血鬼の女の子)の声優Olivia Olson(オリヴィア・オルソン)がそのまま担当。彼女、映画の『Love Actially(ラブ・アクチュアリー)』でAll I Want For Christmas Is Youを歌ってたあの女の子だったのですね。


(I know how to get through his door. We're gonna lay down a cill jam.
(私そのドアの通り方知ってる。ほらテキトーにジャムしましょ
Hey
ああ!
Yeah yeah yeah!!
いいね、いいね、いいね!
Just keep it cool Got that Princess
イイ感じにね! わかった?お姫様
Oh! My face・・・
ああ、私の顔・・・
Let's see if you hacks can keep up with my raw talent. Hey!)
俺の才能についてこれるか確かめてやるよ!)

 

La da da da da,
I'm gonna bury you in the ground,
あんたを地面に埋めてやる
La da da da da,
I'm gonna bury you with my sound, 
あんたを私の音に埋めてやる
I'm gonna drink the red
その赤色、飲み干してやる
From your pretty pink face,
あんたの可愛いらしいピンクの顔面から
So I'm gonna...
それから・・・

Marceline! That's too distasteful!
マーセリン!その不快なの止めてよ!

Oh... You don't like that? 
へえ・・・これ嫌いなんだ?
Or do you just not like me
それか、単に私が嫌いなだけってね

 

Sorry I don't treat you like a goddess,
ごめんね、あんたのこと女神みたいに拝んであげなくて
Is that what you want me to do?
ほら、そうして欲しいんだもんね?
Sorry I don't treat you like you're perfect,
ごめんね、あんたのこと完璧だなんて、とても思えなくて
Like all your little loyal subjects do, 
あんたのちっぽけな忠臣たちみたいには出来ないの

Sorry I'm not made of sugar,
ごめんね、私は砂糖で出来てるわけじゃないから
Am I not sweet enough for you?
あなたには少し苦いでしょう?
Is that why you always avoid me?
それが私を目障りに思う理由?
That must be such an inconvenience to you, 
それってきっと凄く鬱陶しいんでしょうね

 

Well... I'm just your problem,
だって・・・私は、あんたにとって害でしかないから
I'm just your problem,
あんたにとって害でしかないから
It's like I'm not even a person, am I?
それって私は、人ですらないって感じ、でしょ?
I'm just your problem 
だって私は害でしかないから

 

Well, I shouldn't have to justify what I do
ねえ、私は、自分のやることを正当化したりしない
I shouldn't have to prove anything to you
私は、あんたに証明してやる義理なんて何もないし
I'm sorry that I exist, I forget what landed me on your blacklist
生きててごめんね、忘れてたの、あんたのブラックリストに載ってたこと
But I shouldn't have to be the one that makes up with you 
けど私は、あんたと仲良くする理由もないから

 

So... why do I want to?
だから・・・なんで、私は望んでるの?
Why do I want to...
私が望んでるのは・・・
To... bury you in the ground...
ほら・・・あんたを地面に埋めて・・・
And drink the blood from your... Ugh. 
血を飲み干してやること、あんたのその・・・ああ!

Stop staring at me! Ugh, you threw me off!
ジロジロ見ないでよ!私のこと嫌いなくせに!