乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査 -16ページ目
乳がん検診で触診とマンモグラフィと超音波検査を受けた場合の結果について考えてみましょう。
これらの検査で異常がなかった場合は、安心ですね。
異常があった場合は、どうでしょうか?
検診や人間ドックで乳がん検診を受けた場合は、触診とマンモグラフィと超音波検査の診断が、別々に行われていることが多いようです。
特に触診は、診断基準があいまいです。
私の経験ですが、約3人に1人くらいの割合で異常ありと診断している医師がいました。
そして、マンモグラフィと乳房超音波検査で異常がなくても、最終診断は『異常があり精密検査が必要』となっていました。
この場合は、精密検査がむだになります。
受検者にとっても精密検査を行う医療機関でも、好ましいことではありません。
触診をされる医師の方は、過度に異常と診断しないように学習していただきたいですね。

今日は、当院と同じ法人の明理会中央総合病院に出張して手術を行いました。
明理会中央総合病院の乳腺外科は、日野眞子先生という、とても頼りになる女医先生がいます。
手術は、乳房温存術とセンチネルリンパ節生検でした。
乳房温存術は、病気の部分を切除して、乳房を残す手術です。
センチネルリンパ節生検は、転移の可能性のあるリンパ節を採取して、手術中に顕微鏡診断を行います。
手際よく、終わりました。
手術室の看護師さんもとても親切で、助かりました。ありがとうございました。
当院と明理会病院間の交通は、無料の定期運行バスがあります。
明理会中央総合病院には、バスで10分弱で行くことができます。
ステレオガイド下マンモトーム生検という乳腺石灰化の検査やMRIは、明理会中央総合病院で行っています。
これで、乳腺のために必要な検査は、すべて出来ます。
授乳が乳がんのリスクを下げるという調査結果がありました。
2013年8月13日発行のJournal of Clinical Nursingに掲載された「Breastfeeding and prevention of breast cancer: a retrospective review of clinical histories」の調査結果です。
これは、スペインのグラナダにある病院でおこわれました。
2004年から2009年の間に乳がんと診断された504人の女性を調べました。
年齢は、19から91才でした。
乳がんを発症した人数と平均年齢については、
・出産歴がないか授乳歴3ヶ月以内 乳がん患者364人 発症年齢平均59.7才
・授乳歴3-6か月以内 乳がん患者109人 発症年齢平均55.5才
・授乳歴6か月以上 乳がん患者31人 発症年齢平均65.4才
出産歴がないか授乳歴3ヶ月以内の乳がん患者数が一番多く、授乳歴6か月以上の患者数の10倍です。
また、発病年齢の平均も5.7才若いという結果でした。
次に、喫煙者と非喫煙者を比較しました。
・授乳歴がないか3か月以内の喫煙者は、同様の非喫煙者より7歳若年で発症
・授乳歴3-6か月以内の喫煙者は、同様の非喫煙者より11歳若年で発症
・授乳歴6か月以上の喫煙者は、同様の非喫煙者より21歳若年で発症
この結果、喫煙による乳がんのリスク上昇は、授乳の有無より影響があり、非喫煙者においては、6か月以上の授乳することが乳がん予防効果となることがわかりました。
全体として、授乳の利点と喫煙の危険性を示しています。
また、喫煙については、発がんリスク上昇だけでなく、喫煙が原因となって、十分な授乳ができない可能性があるとしています。
授乳するかしないかは、母親自身が決めることです。
授乳することで、自分の子供に免疫力を与えるとともに、自分の乳がん発病リスクを軽減していることを考慮してほしいとしています。
また、次のようなライフスタイルが乳がんの発病リスクを下げるとしています。
・タバコを吸わない、すでに喫煙者であれば禁煙する
・適正体重を保つ
・定期的な運動
・飲酒の制限
・栄養価の高い食事をする
以上です。


