乳がん検診結果の判断 | 乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

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Dr.ちずこの診療日記
ims東京腎泌尿器センター大和病院レディースセンター乳腺科

乳がん検診で触診とマンモグラフィと超音波検査を受けた場合の結果について考えてみましょう。

これらの検査で異常がなかった場合は、安心ですね。

異常があった場合は、どうでしょうか?

検診や人間ドックで乳がん検診を受けた場合は、触診とマンモグラフィと超音波検査の診断が、別々に行われていることが多いようです。

特に触診は、診断基準があいまいです。

私の経験ですが、約3人に1人くらいの割合で異常ありと診断している医師がいました。

そして、マンモグラフィと乳房超音波検査で異常がなくても、最終診断は『異常があり精密検査が必要』となっていました。

この場合は、精密検査がむだになります。

受検者にとっても精密検査を行う医療機関でも、好ましいことではありません。

触診をされる医師の方は、過度に異常と診断しないように学習していただきたいですね。