Writingの学習は試行錯誤が続いていますが、強化に当たって心がけている(いた)ことは次の点です。
(1)とにかく書いてみること
まず書かないと何事も始まりません。最初は考えていることの1割も書けませんが、ストレスを感じながらでも訓練すると徐々に書けるようになります。 逆に、暫く書くことを怠ると、極端に欠くスピードが落ちたり、書くことが億劫になってしまいます(反省)。
(2)パターンを確立すること
一般的な構成として、序論(Introduction)→本論(Body)→結論(Conclusion)の形で、まずは「徹底的に型に当てはめる」と、良いと思います。
(3)決まりきった表現を覚えてしまうこと(パターン化)
上記(2)における序論と本論は、結構パターン化できます。例えば、一般論から自説を展開するには以下のような書き方があります。
Everyone has some opinions about A. → Some people say that... → Other people say that ... → Personaly, I beleive ...
また、結論の書き方では、In conclusionやAll in allで始める、というパターンがあります。 この学習においては、TOEFLの訓練が結構役立ったと思います。
(4) 使える表現を増やす
「読んで意味が分かる」というレベルと「使えるレベル」とは格段の差があると思います。自分の興味ある分野や主張したい内容を表現できる材料を意図的に仕入れるという視点が必要になると思います。使えそうな表現や気に入った表現は、自分なりにアレンジするなどして、必要に応じて使えるように準備していく必要があります。これは普段の学習の中で地道に続けていく以外はなさそうです。
(5) 前置詞、句動詞、コロケーションを意識する
上記、(3)とも関連するのですが、ある程度まとまりのある表現を押さえていくと文章を書くときのストレスが随分軽減されますが、その際の基本となるのが上記の3つのような気がします。特に前置詞と句動詞は密接な関係がありますが、前置詞の使われ方一つとっても、動詞とのつながりが強かったり(句動詞)、前置詞本来の意味合いや名詞との結びつきの方が強かったりして、なかなか奥深いものを感じます(日本語で書くとなんか意味不明ですね・・・。)
(6) 三単現、動詞の時制、名詞の可算・不可算に注意する
これは頭では誰もが十分知っている知識だと思いますが、実際書くと結構間違ってしまいます。特に、可算・不可算の区別などは最難関項目の「冠詞」との関係もあるので、マダマダ結構いい加減だったりします。
この他にも、一番重要な「ネイティブのチェックを受ける」という項目が入っていませんが、これはそのうち検討します。
p.s. 今日読んでいた文章の中に "odd one out"という表現がありました。 最初odd→oddsと錯覚し「確率論?」と意味不明状態に陥りましたが、odd→奇数、おかしなモノというイメージがありますので、「1つを除外する」んだな・・・と理解して事なきを得ました。"odd one out"というのは見慣れない表現でしたので、Google検索したところ一杯出てきました。「仲間外れのものを探す」という意味ですから、試験問題や知能テストの問題文で頻繁に使われていたのです。中でも、下記の知能テストは非常に難しかったです。お時間があれば一度トライしてみては・・・?
http://www.queendom.com/mindgames/mindstretching/iq_quizzes/iq-quiz21.html