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『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

世間から老舗と呼ばれている会社/お店/その経営者/伝統文化を扱っている職人に。

会社が長くなっていくと、老舗と言われて信用的評価を得られることになると同時に社内では経営体質が古いままで時代に合わなくなってしまうこともあります。

 

昭和の時代では当たり前でも平成30年を迎えようとしている今がそれと同じままの訳がありません。

 

価値観の多様化が進み、暮らし方そのものが変わってきています。働く人が大きく変わっているのに会社の社内体制だけは変わらないというのもおかしな話なんですよね。

 

会社に対する評判・クチコミというのも今ではネット上で行われています。

そこに書かている真偽は計れませんので、信じるも信じないもその情報を目にした人次第になってしまいます。また、その意見がマジョリティであると本当にそうなのかと信じやすくなります。

簡単な話、100人が同じ評価をしたらその会社の印象を固定化できてしまうわけですね。

 

そんな本当か嘘かも知れないようなクチコミが発生しないようにするには、お客様に喜んでいただいて社員には働きやすい環境を作ってあげ、自分も楽しめる職場にしていく他ありません。

 

いろんな人が世の中にはいて、社風に合う合わないというのもあるでしょう。合わない人は社内情報を悪い言い方でリークして回ることもあるでしょう。

ちゃんと知りもしない人が勝手な評判を作りあげてしまうこともあるかもしれません。

 

でもお客様には喜んでもらっていて、今いる社員たちも誇りをもった仕事が出来ているならそれでいいじゃないですか。

 

良い評価には目もくれず、悪い評価ばかりを仕入れていく人には関わってもらわなくて結構という姿勢も大事だとおもうのです。

 

ただ、社内体制を何も変えずに社員の不満にも聞く耳持たずではいけません。

やることをやった上での話だと思うのです。

 

究極のパーソナルサービスと言われるコンシェルジュという役割があります。

 

決してNOを言わないというのが合言葉でお客様からのご要望に誠意を尽くして応えていくのが仕事らしいです。

お客様からの無理難題にも嫌な顔せずに「期待に応えられるように尽くしてみます」と笑顔で対応するなんて成熟していなければ出来ません。

 

僕なんかは無理なモノは無理とすぐに返してしまいますので真逆なタイプです。

 

こんな僕でも心のどこかではコンシェルジュのような対応ができるようになりたいと、そんな憧れは持っているんです。

 

これからは老舗の方にサービスをご利用いただきたいと思っているのでこちら側からの喜んで貰えるサービスを提供するだけでなく、相手の方が望んでいる個別のご要望にもなんとか応えられるようになっていきたいと考えています。

 

また、エンドユーザーからのご要望を老舗のサービスでお応えするようなことも出来たらいいなと思っています。

そういう意味では僕自身がもっと心を成熟させて経営しなければなりません。

 

失礼のないように、そして必要とされる会社になるためにも磨かなければならない部分はまだまだ沢山ありそうです。精進、精進。

8年ほどWebマーケティン全般でお付き合いさせていただいている浅草の老舗すき焼き「ちんや」さん。

 

毎年なにかしらの取り組みを行ってきているのをずっと隣で見させていただいてきました。そして今年の2月には適サシ肉を提唱してからは特にメディアの注目をあつめて話題に欠かない経営をしています。

 

そんなちんやさんですが、正しい肉の選び方で次は見た目(色)の判断を伝えていきたいと言っていました。

そこでいただいたのが下の『ちんや小読味』です。

 

その中には通常僕らが基準にしている選び方は実は違うということが書かれていました。

ご本人から直接お話を聞いたところ、色は「小豆色」のものが美味しい肉であるというのです。

 

特にスーパーなどではピンクでサシがキレイに入っているを買うと「アレ?」となりやすいとのことです。それは購入価格による相対的な評価軸もあるのでしょうが、期待した割には違った感じになってしまうのでしょう。

 

そこで、ちんやさんの次の取り組みは美味しい肉の色を覚えてもらうために、コーポレートカラーを小豆色に統一していくということです。

 

実際の読み物は裏表に勉強になることがたくさん書かれていますので、店頭にて手にしてみてください。

 

信念持ってやりきっているのがこちらにもヒシヒシ伝わってきています。僕らもこれらの取り組みが上手くいくように心してサポートしてまいります。

 

※ブログでの掲載許可をいただいて画像を載せて書きました

 

 

浅草すき焼き ちんや:思い出特設サイト http://www.sukiomo.com/

 

 

老舗のことをずっっっと考えて最近は過ごしています。

 

その中で具体的にこれをしていこうっていうのも案ではいろいろ持っています。老舗と一言で言っても業種業態には違いがあります。しかし、やれることでの共通事項というのはあるものなんです。

 

それを受け入れてもらえるかどうかはありますが、老舗に商品やサービスを求めるそのお客様に喜んでもらうっていう視点で考えればそれをやってみようと思う方もきっといるはずです。

 

万人に受けるものは僕らには必要ありません。老舗の方々に喜んでもらえることを提案していきます。その辺のことをブログに書くのはもう少ししてからですが、リリースして使ってもらって喜んでもらえたら嬉しい限りです。

老舗企業にインタビューした文献がありまして、そこに書かれていた存続の危機ランキングをみると戦争がトップにありました。

 

すぐに思い浮かぶのは第二次世界大戦ですが、京都のさらに古い会社だと応仁の乱が危機でもあったというではありませんか。

 

たしかに時代をみればその頃から商売をされている会社もあるわけですし、当たり前なのですが歴史の教科書に書いてあって覚えさせられた話を老舗企業の目線で触れてみると違う学びが得られて、うんうんと頷くばかりです。

 

歴史の勉強とは別のものと照らしあわせたときに深い話となるんだなと40歳手前にして初めて理解できました。アホですね。

 

ただそのインタビューで気になったのが、デジタル社会と答えている会社もあると言う点です。

 

ITが進んでいくことで代替されてしまうものも大いにあるのでしょう。ただITは阻害分子ではなく、取り入れる細胞と考えていく柔軟さは必要です。

そこがうまくいっていないと存続の危機の要素となってしまうのでしょう。

 

僕らが扱うのは広く言えばITです。しかし難しく意識しないでも使っていける環境の整備はできます。

自動化・ロボット化と次のステージに進んでいますが、そのものが何なのかを知ることで昔ながらの製法がより強く生きていくのではないでしょうか。

 

デジタルが危機なんて言わなくて済むようにサポートしていきます。

「私の中に暖簾があるのか」「暖簾の中に私があるのか」で受け継いでいく方の取る行動が変わるように感じます。

客観的に見れる立場だからこそ、僕はこの視点を軸にマーケティングの提案を行なうようになります。

 

まず、後者の方から見てみましょう。

代々受け継いできた暖簾。生まれる前からそれはあります。とても大事に思う余り昔のやり方、昔のとおり、変化を嫌って守り抜く、そんな思考になってもなんらおかしくありません。

周囲はこういいます。

昔から変わってなくて良かった。このまま続けてくださいと。

この気持に応えるためには、現状を変えずに続けていくためにはどうすれば良いのかというところから考えが出発します。

 

一方、前者の方ではどうでしょうか。

代々受け継いできた暖簾ではあるが、自分のやり方で暖簾を自分色にしてしまおう。過去のやり方を模倣するだけでは先が無くなる、今のやり方に合わせて変化させよう。

周囲はこういいます。

ずいぶん大胆なことをするね。思い切ったね。これからも良いものを提供してくださいと。

 

かなり極端に書きましたが、実際の老舗の方とお話をすると価値観という意味ではこの2通りはあると感じています。

どんな老舗企業でも大なり小なりの変化はかならずあるはずですが、その舵の切り方は人ぞれぞれです。

 

頑なに舵を固定させるのか(変えない経営)、潮目にあわせて自然と舵を切るのか(どちらでもいい経営)、強引に舵を切るのか(変える経営)、これに正解はありません。

 

あるのは将来継続したかどうかです。

継続させる仕組みはその会社の考え方次第で違ってくるはずです。

 

でもこのように大きく分けることで思想と反する間違った施策にはなりません。

この部分を核にして将来の姿を一緒に描いていけたらと思っています。

 

前に選択と集中という記事を書きましたが、今まさにそれを実行に移しています。

 

選択という部分ではウチは老舗のために生きて老舗のために死ぬ覚悟でやっていくと決めたことです。

老舗の定義にも触れていかなければなりませんが、それはまた別の機会にしたいと思います。

 

集中という意味では、僕らはあまり公言してきませんでしたがビジネスマンを対象にした異業種交流会を11年間で約600回やってきました。もっとですかね。

Webサイトから集客で、広告も使わずに毎回20~30人ほどコンスタントに集まっていただけています。それは今でも変わらずずっと同じやり方で続けてきました。その交流会も今回を機にきっぱり辞めることにしました。

年間数百万くらいの売上ですが無いよりは有った方がいい。でもそれももういいです。

(こうやって書くと10年以上やってきた異業種交流会はそれだけでも数千万円は売り上げたことになるんですね…。やっぱりやろうかな。なんてね。)

 

そんなことをしている時間も人も今の僕らにはありません。やらなければならないもっと大事なことがありますから。

これから動かす仙台営業所も僕の考え方では「集中」の施策です。

 

また、信頼できるシステムエンジニアパートナーも迎え入れることにしました。社員形態ではありませんが、それに近い関係をつくって今までサポートしきれなかったシステム面の強化を図っていきます。

老舗さんが必要だと思うことを対応できるようにすることと、潜在ニーズにも先手を打てるようにフォローしていきます。僕らは退路を断って覚悟をもって取り組んでいきます。

老舗と聞くと思い浮かぶのは「暖簾(のれん)」ではないでしょうか。

 

跡継ぎさんに大きな影響をあたえる暖簾。これを守るというは一体どういうことなんでしょうか。

僕は老舗学者ではありませんので、読んだ本の内容をかじった程度しか理解していませんが、140年以上続いている浅草のあるお店の、当時の会長さんからこんなお話を聞いたことがあります。

 

「暖簾は先祖が苦労して守ってきているものだから。暖簾にはこだわってるんだ。それがね、お客様に良い物を提供する心構えにつながっているんだよ。」

 

このお店も東京大空襲の被害を受けて戦後の荒波に揉まれ耐えてきたのは例外ではありません。

原料の仕入れが難しくなったときには手を変え品を変えながらも出来ることの中で技術だけは継承をしてきたとおっしゃっておりました。

 

女将、若女将も同席していただいて一緒にお話を聞いていましたが、知らなかった話がとても多くてびっくりしたとおっしゃってました。

血縁の跡継ぎには経営や技術を伝えていくのは商売をしていたら必然になるでしょう。しかし、昔話というのはどこまで話したか伝えたか分からないものなんだと思います。

 

本来は何日もかけてインタビューなど出来ればよいのですが、お忙しい中に2時間ほど語っていただいたお話は今も僕の胸に刻まれています。

 

暖簾には、商売の原点からやり方、お客様、取引先、そして歴史や思い出話などがまとめて詰まっているのかもしれませんね。そして、それぞれが思う暖簾がそこにはあるのだなと感じた訳です。

 

僕らは、そんな暖簾を守って商売をしっかり続けていくつもりのある方のサポーターになっていきたいと思っています。

本日はもう一つご報告があります。

 

どういうわけか、仙台に営業所を出すことになりました。

それも11月から始動開始の予定です。

 

どうなるのかわかりませんが、やるからにはしっかりしなければなりません。

向こうでも顧客対象はもちろん老舗さんです。

職人工芸、旅館、酒蔵など東京にいては出会えない老舗とめぐり逢いたいです。

仙台に明るくないので詳しい方がいましたら宮城のことを教えてください。

 

でもまあ僕は時々様子を見に行く程度でほぼ東京にいます。

社員が自らが前に出てやるというのだから、その言葉を信じてがんばってもらおうと思っています。

 

とりあえず牛たんでも食べながらミーティングでしょうか。

 

仙台営業所を今年立ち上げるなんて一年前は考えていませんでしたし、自分の思ったとおりには進みませんが、だから商売ってやってて楽しんだと思います。

 

仙台どなたか案内してほしいです!切実に!

今日はこれから社員と親睦会です(18時からなのでもう始まってますね……)。

 

昨日は老舗だ老舗だと書いた訳ですが、僕自身がまだまだ勉強不足なところも沢山あります。まずは、お客様の話をいろいろ聞かせてもらってご意見なども頂戴するところから始めるようになりますかね。

 

楽して商売がうまくいくなんてことはありませんので、心してお客様の声を拾っていきたいと考えています。また、お客様のお客様にあたるユーザーさんの声も同時に拾っていければとも思っていますので、焦らずコツコツやってまいります。

 

何か売りつけることはないので、顔を出しても嫌な顔しないで迎え入れて貰えたら嬉しいです。

 

イザ、親睦会へ。