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『イブログ』 全国の老舗に新しい可能性を。

世間から老舗と呼ばれている会社/お店/その経営者/伝統文化を扱っている職人に。

老舗の課題をネットで検索すると様々な情報が出てきます。
書いてあることは本当のことなんでしょうが、僕の周辺の方々にはうまく当てはまらないのも多々ありました。

ただその中でも興味深い課題やリスクがあり、一つピックアップすると「伝統・既存事業への過度な依存」というのがありました。

この一文のポイントは過度とついている点です。

どんなに素晴らしい事業などでもいつか状況が変わる可能性があることを念頭に置かなければなりませんよね。
しかし、生まれるずっと前から存続してきた事業で売上の柱になっていてそこに誇りもあり、仕入先、納品先、お客様が昔からからあり、それに頼ってしまうのは悪いことではありません。
むしろ依存するのが受け継ぐこととも言えます。

でもやはり過度にそうしてしまうことで状況判断が鈍ってしまい、いつ来るかわからないここぞの場面でタイミングを逃してしまうかもしれません。また、過度の依存が新しいアイデアの発想を妨げる恐れもありそうです。

実際にそこを見誤ってダメになってしまった企業もあるのでしょう。リスクとして挙げられてるには理由があるとして、誰に言うわけでもなくここに記しておきました。

ブログもちょっとサボると癖になってしまいます。

サボろうと思っている訳ではありませんが、どうしても時間が作れない日が増えてきて四苦八苦しています。

 

技術を売っている職人さんなどで情報発信も必要な時代だと感じている方もきっと多いと思うのです。しかし、自分の手を止めて情報発信をするということは生産数が減ってしまいます。それでもやることにしても、その手伝いを始めはしてくれる人も周囲に中々見つかりません。手探りでやるわけですからそこに人件費などを掛けることも難しいとも思うのです。

 

ブログなどは出来る状況にある方しかできなく、家族で経営している場合はそれどころではありません。他にやらなければならないことが山ほどあるわけです。

 

SNSのチェックや発信も同様です。時間をそこに割くことがかえって売上減になってしまうかもしれないのですよね。

 

そこで社内で考えました。

 

マーケティング支援も大事だしそれも従来どおりやるんですが、もっと裏側の部分でサポートして職人さんには生産に集中できる時間を増やして、旅館などのサービス業や小売店など接客業の場合にはお客様からのご予約やご注文が今よりもスムーズに流れるような状況を作っていくお手伝いをいていこうと決めました。

 

従来のことももちろんやりますが、僕らが前に出たり肩をならべるなんておこがましいので、もっと縁の下に潜り込んで見えないところでお力になっていきたいとそう考えています。

 

そのためのサービスもテスト的に今日から動かし始めました。

老舗のお店・職人さんに喜んでもらえるかまだまだ不安ですが突き進んでいきたいと思います。

85周年創業祭をいつもお世話になっている和菓子屋さんが行っていました。

お祝いというお祝いは出来ませんが和菓子を買うくらいならなんてことありません。その日限定の菓子をいくつか買って気持ちばかりのお祝いをお伝え申し上げてきました。

 

長く続けているとどんな商売でも浮き沈みは多少はあります。浮き沈みなので経営が偏っていく訳ではありません。そういう経験を何度してきたかが継続力に影響していくのではと感じる訳です。

 

そしてキリのよい周年を迎えられたというのはやっぱり凄いことで、そこに同調しやすく自分ごとのように嬉しく思います。今に至るまで続けるのがどれだけ大変なことか僕なんかでは計れませんが、一件でも多くそういう機会に携わっていきたいと思いました。

 

先輩企業に僕らのひよっこ会社が仕事以外で何かして差し上げられることは本当に少ないんですが、近くでこれからも良い関係を続けていけるようにと思う次第です。

 

この度はおめでとうございました。

まだ何も明かせませんが、老舗向けの新サービスを近日中にリリースします。

老舗に特化させたもので業種などには影響しません。しかし、サービス業の方が効果てきめんかも知れません。

 

僕自身もぼんやりしか輪郭を描けていませんでしたがここ数日でかなり具体的になってきました。

これでようやくWebサイトのリニューアルに手が付けられそうです。

 

どんな事をすれば喜んでいただけるのかを毎日、今日もずっと考え続けています。

また逆に、こんなことをしたら煙たがられるかもしれないというのも考えています。

 

お客様の性格にもあわせてサービスを選んでご利用いただけるようにしていくつもりです。

 

そのためには都合のいい考え方だけでは足りないんです。

考え過ぎじゃない?って老舗の方々から言われるくらい配慮もしないといけません。

「おこがましい」という言葉を頭の隅に置いて謙虚な気持ちで接していきたいと思っています。

 

謙虚さを持ちあわせず跳ね除けてきた僕に謙虚さが身につくのか、それこそ身の程知らずのことかも知れませんね……。

使い方を新しく伝え直すことで商品価値を変えることができるのではないかと当社は考えています。すべての商品に当て嵌まるわけでは当然ありません。

 

しかし昔ながらの物って事実としてはそうなのかもしれませんが、その昔を知っている人以外は初めて出会う商品かもしれないのです。それが昔のままの使い方では現代の価値観とはズレてきても仕方ありません。

今なら今なりに違う使い方(価値)を提供するくらいの気持ちで考えても良いのではないでしょうか。

 

商品も変えず、作り方も変えず、買った人の使い方も変わらないというのを美しい継承とするならばそれはそれで守りつつ、物も作り方も変えなくても今風にアレンジするのも商売人としては必要なことであります。

 

前に書いたかもしれませんが、曲げわっぱ弁当箱を買いました。5ヶ月待ちくらいで忘れた頃に手元に届いたのですが作り方の工法は恐らく昔と変わっていないのでしょう。20数工程を経て作られているようでした。ただそれを買う決定打になったのは意外にも「レンジ可」の一言だったのです。

今の時代では電子レンジでお弁当を温めるのは当たり前です。むしろお弁当に詰める段階で一旦粗熱を取っていますので冷めていることが前提なのです。通常のわっぱはレンジに弱いものが多くそのまま温めることができません。また、洗い方にも注意しなければならないものが多いのです。ただそれが良いという人も世の中おりますので決して駄目な訳ではありません。

 

その点僕にとってはそれが結構面倒でそこに買いづらさがありました。「中性洗剤可」「レンジ可」それでいて昔ながらの作り方をしている伝統的な曲げわっぱと書いてあればそれを選ばない手はありません。

 

洗剤もレンジも今の時代にとっては当たり前ものです。その現代に昔ながらのわっぱを知らない人から見たら過去からタイムスリップしてきているようなものなんですよね。

だから買いづらいし使いづらい。でもそこがいいという人もいますが「いいと言う人が買うとは限らない」「いいと言う人の絶対数が少ない」という事実があります。

だからこそ使い方を新しく伝え直すことが商売にとって必要なことなんじゃないかと僕らは考えているのです。

前にブログで伝えた協力体制を作ったエンジニアさんですが、紆余曲折いろいろあり僕らと正式に一緒に働いてもらえることになりました。

 

これで、ディレクター、デザイナー、プログラマー、プロモーション運用プランナー、そして僕の5人体制になりました。

 

現在は新卒デザイナーを採用しようと行動を起こしています。それも前回のブログに書いたとおり将来のためです。

 

単に制作会社を作るだけならコンペに参加したり大手代理店のお仕事を中心にしていきますが、僕らはそうではありません。あくまでも僕が信念に置いている「老舗」をもっともっと良くしたいという思いを伝えた中でこれからを見据えている仲間で構成されています。

 

今回加わってくれた仲間にもそういう思いを伝えていて、打ち合わせするときには今まで出来なかったプログラミングも一旦心配せずに話合っていて考え方がとても広がっていっています。

 

先輩企業、老舗をどうするというは「おこがましい」という気持ちは忘れずに、それでも出来ることをしていくしかありません。

老舗が受け入れられなくなった時代が来たら僕らも一緒に倒れる覚悟です。しかし協力しあってそうならない時代を作っていくのが僕らの役目でもあると思っています。

100年続く会社というのは事業承継を何度かされてきているから存続しています。

ハタチで商売を始めて、120歳でもまだ元気に社長をしているというのはあり得ませんから。

 

会社を残して継続させたいと思うかどうかを僕も聞かれたことがありました。

残せるものなら残していきたいと返事しましたが全く具体的ではありません。これは業歴の浅い会社だけでなく何となく事業を継いでしまった老舗も重なる話ではないかと思うのです。

 

経営者が入れ替わるのが当然であれば従業員も入れ替わっていっているはずです。

そこには属人的になっている仕事もきっと含まれていることでしょう。職人が必要なお仕事は特にそういうことです。

続けていきたいなら未来から逆算して今の内から出来ることをし始めないといけませんよね。

 

技術を残すにはヒトからヒトなのか、機械やITを使うのか、それも経営者の考え方一つです。

次の経営者を育てるには人を採用するのか親族でいくのか、それとも社員に会社を続けてもらうのか。

そこにはある程度の年齢差も必要です。

 

50歳の経営者が45歳の親族または社員に会社を任せたところでここでいう継続低減リスクは変わりません。やはり20代かせめて30代の若手に意思をつないでもらいたいとこです。

 

入社したばかりの者にすぐに経営を受け渡す人はまずいません。22歳で入社してせめて10年。32歳。そこで仕事で開花しているかどうかを見極めていくことも必要でしょう。

 

30代をやとったらそれこそ40代~50代で見極める時期になってしまいます。そこで渡せない判断をとったら事業は無くなってしまうかもしれませんよね。

採用したら若手は来ませんか?来ないならその場合は何が原因だと思いますか?

別に継続なんて関係ないと思っている方は何にも考えて済みますが、すこしでも会社を残していこうと思うならば日常業務だけではなく次の行動も取って行かないとですね。

 

のれん分けという形を取っていたお店が昔はありましたが、今はあまり聞くことはありません。

 

今でいえば、分社や子会社化としてそのブランドを受け継ぐことはありますが、そこはグループ企業として経営財務も最後は一緒になる傾向が高いのではないでしょうか。

 

のれんを分け与えるというのは同じ名前で独立を許すことです。同じことをして良いという証です。需要がたくさんあれば行き届かないお客様にのれん分けしたお店が同じものを提供することができます。そしてそこで気に入ってもらえたら幅広いファンを作ることができますが、今では需要を食いつぶしてしまうのでしょうか、まったく同じこと同じやり方、同じ名前で独立をするなんて考えられない時代になっています。

 

しかし、ある老舗の職人さんと先日お話をしていた時に、弟子を入れても一生養っていくのはやっぱり大変だと思う。だけど、最後は独立して同じことをやってもらっても構わないと言っていたのを覚えています。そのときに同じ名称にさせるかどうかは僕にはわかりませんが、技術を継承するという視点で物事を捉えていました。

 

自分が食べていくことだけを考えて商売をすると広がりが持てなくむしろスモール化していくと僕は考えています。また自分だけが出来る事というのも供給に限界がすぐきてしまい、少ない消費者の中での評価にしかなりません。当然口コミも増えていかないわけです。

 

のれん分けというのを考える権利があるのはある意味信用のある老舗だけです。

それについてもいろんな考えがあると思いますので、そういうところからお話を聞いて気持ちに寄り添っていけたらなと思っています。

 

今の時代でいえば、同じ社名とロゴマークを使わせて同じことをさせるってことですから中々難しいですし、差別化の時代でそれを好んでやりたがる人がどこまでいるかというのも当然あります。当時の商売人とは違うのは承知でそれを今風にアレンジするとどうなるのかというのを話してみたいです。

こないだはブログの更新をサボってしまいました。

ただこれだけ毎日書いてきただけに気にかからない訳はありません。

ルーティンになっているブログを今後どう捉えていくのか自分で決めていく必要が出てきました。

 

ブログ自体を辞めるということではなく、ルーティンをルーティンのままにしておいていいのかと今まで当たり前にしてきた行為に一度疑問も持たないといけないと思った次第です。

 

何事もなく毎日ブログを更新していたら気づかないことだったかもしれませんが、時々更新できない日があるとそこで視野が広がり気づくこともちょいちょいと出てきます。

 

これって経営も同じかもしれませんよね。

毎日同じことを繰り返すことも大事で必要なことですが、その繰り返しは本当に明日も必要かどうかを疑う目を持っておくのも大切なことなんじゃないかと思った訳です。

 

経営をある時に突然時代に合わせて変えることはなかなか出来ません。

しかし、このままでいいのかなという気持ちが変化の行動に繋がっている以上、その先をみる視点は外せないと言えそうですね。

 

ブログの更新ができなくてもそこで見えたことが一つでもあったので、それは結果として良かったです。なるべく更新していきますが、一年前までと比べて圧倒的に時間が少なくなっているので無理せずに、また違う方法のアウトプットを検討しつつ記事の更新をしていきたいと思います。

日本の伝統工芸、文化や食事など古くから現代まで残っているものは一括りでは言い表せません。

 

しかし、例えば京都や奈良、鎌倉、浅草などそれらが集中している町が日本各所にあります。日本人でも中々お目に掛かれない製品を作っている会社や誰知れずひっそりと文化を支えている職人工房など探し始めたらきっときりがないでしょう。

人目に触れたくないという方にはそっとして置くのも僕らの役目だと思っていますが、その存在は知りたいですしお話も聞いてみたいです。

 

職人が作る工芸品・製品などは昔からあるというだけあって天然素材と密接している訳です。技術があれば受け継げるのではなく技量を活かせる素材もなければ文化はそこで変わってしまいます。素材を変えて新しい方法で日本の文化となっていけば良いのでそれがどうこうの気持ちは僕にはありません。

 

天然素材というのは自然の恩恵のことです。木や水やといった材料として直接使用するものから、天日や友禅流しといった自然の活用工法まで様々なことと関係しています。

 

天日や流水などは工場の中で類似した環境を作り出して工法を再現している会社もありますよね。昔ながらのやり方にこだわった考えをもつ職人もいれば、変化を取り入れていく経営者もいます。

 

冒頭に書いたとおり様々な業種や取り扱い品目があり、色んな仕事の仕方をする老舗が日本にはたくさんあります。僕はまだまだ知らないことばかりなのでその中の一部でも短い人生の中で関わっていけたら幸せだなと感じます。

 

あっという間に年齢を重ねていくのは、自分だけでなく周囲の方も、会社や法人そして文化・技術もまた同じということでしょう。

一日一善ではありませんが、毎日の積み重ねで最後には大きくお役に立っていきたいと思っています。

コツコツが今の日本文化を支えているように。