ここまで、4回にわたって原因不明の肌トラブル「酒さ」になって回復するまでを書いてきました。
酒さの発症で「また発症したら、会社で働くのムリかも」という思いもあって、フリーランスを選んだ側面もあります。
そう思うと、人生変わったかも!
今回で、ひとまず最終回となります。
酒さの発症は突然に思えましたが、後から考えるとずっと前から予兆はあったのかも…。思い当たる節がいくつもあります。
私の場合はもともと酒さを引き起こしやすい体質だったのに加え、過剰な肌のケアも悪化の原因だったのでは?と思っています。
今回は後から考えたら、NGだったかも?と思う点を挙げていきたいと思います!
発症の予兆
✓ 子どものころから顔が赤くなりやすい
✓ 頬・鼻の血管が透けて見える(皮ふが薄い)
✓ 紫外線予防をしなかった、日焼けしたことがある
✓ 寒暖差の激しい地域で育った、住んでいる
過剰な肌ケア
✓ 超音波スチームを高頻度で使用した
✓ 角質ピーリングをした
✓ ステロイド剤を使用した
✓ ヘパリン類似物質の保湿剤を使用した
※当てはまるから発症するという意味ではありません。
パッと思いつくのでもこのくらいありました。
とくにアレルギーなどがないので、自分では肌が弱いという自覚はありませんでした。でも、改めて考えると酒さに悪いことをしてきたかも…と思い当たります。
もともと、皮膚が薄い体質のところ過剰なケアをしたのも悪かったのかな・・・と思います。
肌トラブルを起こした立場からアドバイスするとしたら「十分キレイな人はあまり過剰なケアはしないで!」ということ。
もっと!もっと!と過剰なケアは肌のダメージになるほうが多いかも…。
そもそも肌にトラブルが起きていない方は欲張らず現状維持に留めて!
その他の肌トラブルが起きている人は、まずはお医者さんに相談して!
と、強くいいたい。過去の私にガツンと言いたい(笑)
今はいろいろな美容情報が簡単に手に入ります。でも、あまり惑わされず自分の肌と相談して肌をいたわってください。
ドラクエ的にいうなら「おはだだいじに!」のひとことに尽きます。
わたし、ハーブ系はダメなのよ。なんで?
人気のヒルドイドは酒さには逆効果
酒さのはじまりは、顔の乾燥や赤味。一見、ひどい乾燥肌なのかな?とも思えます。最初に受診した皮膚科では乾燥肌対策として「ヒルドイド」を処方されました。
酒さで顔が赤くなるのは毛細血管が広がり、通常よりも血液が多く流れるのが原因です。
「ヒルドイド」は血行促進をする薬。
過剰な血流を抑えたい酒さには逆効果でした。
乾燥肌だと思って、ケアしていたら悪化してきた…という人は、もしかしたら酒さの初期症状ということもあるので、症状がひどくなる前に皮膚科を受診してください。
できれば治療法の選択しが多い、美容皮膚科を併設したクリニックをおススメします。
一皮も二皮もむけた
酒さになって、文字通り「一皮も二皮もむけた」私。
ターンオーバーを強制的に繰り返したため、気になっていたソバカスが薄くなったという副産物もあります。(うれしい反面、犠牲になった角質たちに合掌)
「最悪死に至る」といわれる酒さになり、実際にうつ病一歩手前まではメンタルも悪化しました。
でも、今は「面の皮が厚い(物理的)」に憧れつつも元気で生きています!
「あのとき、あの人(袖がない人)と結婚しなくてよかった」 詳しくはこちら と思うことはあっても「酒さになってよかった」と思うことは1度もありません。
でも、諦めないで!
解決策や改善策を見つける行動を続けた結果、診断名がわかり、回復に役立つお薬やコスメに出会いました。
酒さの症状が重いときは落ち込むし、何もしたくないけど、情報を集めて自分にあった治療法を見つけてください。
発症の原因は不明なので「一生治らない」は真実です。(何をもって完治かわからないから)
でも、症状を緩和し抑える方法はきっと見つかります!
諦めないで行動し続けてください。
そして、私の体験や経験談が少しでもお役に立てればうれしいです。
おわり
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