前回は、肌トラブル前ののんきだった過去を振り返ってみました。
今回はいよいよ、発症編です。
書きながら思い出してツライけど、がんばる!
いっきに悪化、治らない!
症状が出たのは、5年前の春。
過去にも出ていた、まぶたや額の赤味がこめかみや、ほほの一部に広がりはじめました。
当初は「またカサカサしてきた。保湿しておこう」程度でしたが、しばらくしても治らない。
それどころか、どんどん範囲が広がっていく? と心配な日々を1週間ほど過ごしていたある日。
顔だけが、かゆい・熱い・赤くなるという症状に襲われました。
それからは悪化の一途をたどるのみ。
- フェイスラインから上が真っ赤にただれる
- 顔全体がむくむ
- 顔全体が細かいブツブツに覆われる
- そのブツブツの一粒一粒が化膿する
- 顔の皮膚がウロコ状(びらん性皮膚炎)になる
- 顔の皮膚が剥がれてヒラヒラまといつく(日焼けしたみたい)
- 顔が常に熱い、体温も微熱が続く
顔に熱がこもっていてかゆい!
それなのに、上下のまぶたの毛穴のひとつひとつが化膿するんです。
このまま顔が腐って死んでしまうと思いました…。
どこを受診しても原因不明
皮ふ科
むしろ、赤味が増す一方でヒリヒリ痛くてつけられない。
アレルギー内科
しかし、他には原因が見つからず納得できないままの治療へ。
内科
症状は一進一退、いや一進二退
4月に発症して、5月のゴールデンウイークは寝たきりで過ごしましたね。
顔の症状がひどくて外出したくないのもありますが、ほんとうに体調が悪かったのです。熱が上がってくると、顔がかゆくなるのでずっと水枕をして寝ていました。
他には、アレルギー科の先生にいわれて「小麦断食」もしていました。
当時は食欲もないし、顔が治るなら小麦なんて食べなくていい!と思ってた。(←小麦を食べたから悪化するとかはなかったけど)
顔だけでなく生活自体がゾンビのような毎日でした。
何も楽しいことはないし、仕事にも行けない、原因も治療法も不明で、ふさぎ込むだけ。
友だちも家族もかける言葉が見つからないようでした。
それでも6月の下旬くらいから、徐々に赤味が引き回復の兆しが訪れました。赤白の陣地の取り合いみたいな状態が続きましたが、次第に白い方が優勢に!
点滴が1日おきになり、点滴から太い注射になり、7月にはようやく毎日会社に行けるようになりました。
赤味は引いたけど、むくみはその後もしばらく継続。
そして一番変わったのは肌のハリ。
指で押しても弾力がない!熟れたトマトのようにどこまでも沈みこむような感じ。シオシオの水風船みたいになってしまいました…
むくみをとるマッサージをしたいけど、強く触れたら皮膚が破れそう!
皮膚を清潔に保つ、保湿する以外のことはできなかったなぁ…
ひとまず治まったものの
7月には小康状態へと落ち着いたものの、不安は依然と残ったまま。
とにかく発症した理由が原因不明。
治まったのも原因不明。
どの薬が効いたのか、食事療法が効いたのかもわかりません。何も解決していないのです。
とりあえず「顔が腐って死ぬ前に治まってよかった」と安心したのも束の間。
ほんの1月後、夏場を迎えてさらにひどい状態で再発するのを、当時の私は知る由もありませんでした…
つづく
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