リアル小説。メモ。手帖。
職業はライター。
書くことを、職とします。
ただしココは、リアル小説。メモ。手帖。
ほんとさ さいな、ほんの1分の出来事
駅の改札口で、彼の帰りを待っている。
ドラマみたいなシチュエーションに照れながら、
「東北へ行こう!」なるポスターを眺めている。
ホームから改札に向かって人が一斉に降りてくるのを確認して、
「あたしならすぐに彼を発見できる」と、
ぼんやりと、しかし強く確信して、曖昧な気持ちで人の流れを目で追う。
「いたっ。発見」と思う。
予想より背の高かった彼のことがうれしくて、
おもわずゆるむ顔を引き締めようと
一瞬うつむいて顔をあげる。
彼に向かって一歩踏む出し、
強がりな私は、何事もなかったみたいに片手を上げる。
傘
何もない夜にあなたのことを考えてみる。
高いビルから見た高円寺駅、人気のないマクドナルド、冷えたコーヒー。
これからどこにいこうか。
ジャカジャカと弾き語りをする男が五月蠅。
明日も私はオレンジ色の電車に詰め込まれるんだ。
寂しいなんて口にしないから、神様もう少しだけ私を幸せにして。
高いビルから見た高円寺駅、人気のないマクドナルド、冷えたコーヒー。
これからどこにいこうか。
ジャカジャカと弾き語りをする男が五月蠅。
明日も私はオレンジ色の電車に詰め込まれるんだ。
寂しいなんて口にしないから、神様もう少しだけ私を幸せにして。
